1993年11月5日発売
「ここに写っているのは…!」突然、私たちの前に現れたカイ。記憶喪失になっていて、まるで別人のよう。それだけでも驚いたのに、彼が持っていた写真を見て、私、ミキはまたびっくり。だってそこには、幼いころのゆーさんと女の人の姿が。もしかしてこの女の人、ゆーさんのお母さんかもしれない。でも、肝心のゆーさんは、あまりうれしくないみたい。どうしてなの-。
あなたの恋、かなえます-。わたし、羽生小鳥は、ある日、ふしぎな広告を見つけちゃったの。恋の相談にいってみると、現れたのは、なんと修業中の見習い天使のキューピッド。片想いしてる、フェンシング部キャプテンの氷室センパイに、恋の矢をうってくれるって。ところが、このキューピッドくん、意外とドジなコで、恋は大混線状態に。わたしの運命の矢は、だれに当たるの。
「N・Yペアでご招待」の1等賞を福引きで当てちゃった千晶とホシオ。で、でもエイリアンのホシオって、どうやってパスポート取るの。だけど、ホシオはニューヨークの叔父の子ってことになってるんだから、行くっきゃないのよネ。こんな時にジョナサンがいてくれたら…。あれ、あの人どうやって日本に入国できるの?ってわけで、ドジで元気な千晶たちご一行の、奇妙な一団は世界の摩天楼ニューヨークへ乱入だい。
大好きな彼が、わたしじゃない誰かと一緒にいるなんて。それも、ホテルから…。わたしのこと「大事にするよ」って言ってくれたセンパイが、どうしてなの。心でどんなに“好き”と思っても、それだけでは足りないのですか?男の人の“好き”と、女の子の“好き”は、どこかが違っているの?つき合い始めて3か月。わたし、どういうレンアイをしたらいいのか、わからない…。
あたし、横森衣織。高校1年生。あたしの中に眠っているはずの超能力を目覚めさせるため、あたしはクラスメイトの周防くんから、秘密の特訓を受けていたの。ところが、その決定的瞬間を、誰かに盗み撮りされてしまったんだ。やがて脅迫状が手元に舞い込み、時を経ずして、思いもよらなかったような事実が、ゆっくりとその姿を現しはじめる。制服のエスパー少女・イオの戦い。第3弾。
あたしのママの妹は、独身の34歳で、スタイリストなんてゆー商売してる。おかげで、オシャレ大好き高2の柴田夏実としては、服とかアクセとかクツとか、安く(ときにタダで)手に入るんだ。それに、まだなんとなくだけど、いつかはファッション関係の仕事してみたい気もするし。圭子おばちゃんとのつきあいって、あたしにとっちゃ、けっこー大事ってコト。そしたら、やっぱり、さすがギョーカイってチャンスが巡ってきて…。
横須賀のクラブでエイジと出会った瞬間、わたし、運命を感じたの。同じ瞳の、この世で、たったひとりの男のコ。そんなデジャ・ビュ。傷だらけになって、やっとつかんだ恋なのに、エイジは、突然、姿を消してしまった。まさか、あんな秘密があるなんて、こんな運命が待っているなんて、わたしひとり、何も知らなくて…。再会はステージの上。エイジはブラックのアイドルになって踊っていた…。お願い、エイジをわたしに返して-。
あたし、ミモザ。ただいま、男子校の銅院学園のなかにいます。もちろん、双子の兄貴・ケントに化けて、だけどね。なんであたしがこんなとこにいるかというと、あたしの“神様”を捜すため。泥棒から大事なバッグを取り返してくれた男のコ。唯一の手がかりは、銅院の生徒ってことなの。もう一度、彼に会いたくて、ここまで来たあたしを待ち受けていたのは、とんでもない大騒動だった-。