1994年7月30日発売
サラマンダ-殲滅(上)サラマンダ-殲滅(上)
極悪非道のテロ集団、汎銀河聖解放戦線に夫と愛娘の命を奪われ、神鷹静香は精神的衝撃のどん底にあった。だがその中で、静香は自らが復讐の戦士となることを決意したのだ。厳しい戦闘訓練をかさねる静香。しかし、彼女が真の戦士となるためには、かけがえのない対価を払わねばならないのだった。第12回日本SF大賞受賞に輝く、不朽のエンタテイメント大作。
サラマンダ-殲滅(下)サラマンダ-殲滅(下)
汎銀河聖解放戦線の本部《サラマンダー》は、はるか彼方の灼熱の惑星にあった。しかも、汎銀戦は新たなるテロを画策しているのだ。ついに、静香を支え、全人類の平和を願う人々が結集し、常識を超えた〈マトリョーシカ〉戦法が実行に移されていく。一方、復讐に燃える静香の心に生じた空白も徐々に大きくなっていくのだった。「ランクを超越した傑作」、完結。第12回日本SF大賞受賞。
天に轟く神々の詩(うた)天に轟く神々の詩(うた)
ついに覚醒して“四大の王”の力を手に入れた愛するライブランゼとともに、一点の曇りもない信頼で結ばれた双子の姉ヴァラとともに、奇しき邂逅を果たした叔母シェプリカとともに、アドナは祖国復興を目指す最後の旅にのぼった。それは、〈時代に選ばれし者たち〉と、地上界への顕現をうかがう暗黒女神デュラナとの最終決戦の旅でもあった。《アドナ妖戦記》感動の完結。
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