1995年5月25日発売
五王戦国志(4)五王戦国志(4)
大国「征」の中原制覇を阻むため、「衛」と「容」が結ぶ盟約交渉の席で、二人は再会を果たした。「衛」王耿無影と無冠の謀士耿淑夜。かつて兄と慕い、やがて仇と憎んだ無影が明かす思いもかけぬ真実に堅くしこった淑夜の心は溶けていく。だが恩讐の歳月はもはや後戻りできぬほど二人を隔て、戦場へと風が漢(おとこ)たちを駆り立てる。
神狼記(4)神狼記(4)
神聖連合王国の北方軍が遂にシヴァート奪還へと乗りだした。南北両面からの攻撃にいよいよ窮地に追いこまれた帝国軍。しかし獅子王は不気味な沈黙を守っていた。順風満帆に見える戦いの裏で秘かに暗躍する反逆者たち。野望や思惑が交錯する中、アシュラウルが採った策とは。
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