2005年発売
〈神殺しの一族〉の血を最も濃く引く名護屋河鈴蘭。いよいよ本流を継ぐことになるが、それに異を唱えたのは妹・睡蓮。新しい家族の登場に喜ぶ鈴蘭だったが、睡蓮は姉の命を狙う。
彩雲国初の女性州牧(=知事)紅秀麗の今度のお仕事は、王都・貴陽への新年の挨拶。州牧の仕事は同僚の影月に任せ、貴陽で久々に、王としての劉輝と対面する秀麗だったが…!? 一方、茶州の影月にも異変が起こり…
たっぴん、たっぴん。はやる気持ちをおさえ、博多からかえってきたぺと子を迎えたのは…「どっかいけ」シンゴの辛辣なひと言だった!きれいな智恵はドロシー謝花に「呪われているッ!」と断言され、明日香のマブイは消滅。ヨルヒトは名を授かり、ぺと子といっしょにマガ校へ!ピィを救うのは、クラスメイト?それともー!?かわいい妖怪と人間たちの、ほのぼの不思議な学園物語。そのに。
「あいす、たべたいー」すべては少女の一言から始まった。ここは、ナゾの物質・デイストーンを力ずくで集める悪の組織BB団の地下基地。こんな所になぜか子どもが!?迷子係を押しつけられた生活課課長のQ三郎達は、大迷惑!首にバーコードをつけた不思議なパワーの女の子・コッペに翻弄されまくる。やがて親探しを始めたQ三郎と部下1号・2号&秘書のP子はコッペに関する驚愕の事実に直面してー!?少女と悪者達のほのぼの熱血コメディ登場。
『極力身辺を整理され、当学より派遣の使者をお待ち下さい』天涯孤独の少女、すみれに届いたのは、不穏な言葉で結ばれた“入学許可証”だった。有無を言わさず放り込まれたそこは、多種多才な生徒達が集う、奇妙な学舎だった。傲岸不遜な“教授”、姿の見えない上級生達、不可思議に囁かれる理事長“シャルロット・ホームズ”の名前ー。そして第一の事件が起こる!!“弱肉強食”の学園ミステリー開幕!!巻末にはあの短編「T・レックスの瞳」を特別収録。
毎度おなじみ大騒ぎの『学園』では、なんと鈴穂から「蒼髪の鈴穂」が分裂!「鈴果」という名と念願の身体を手に入れた「蒼髪の鈴穂」は恋に喧嘩に大ハシャギ!!だが逆に、心の拠り所を失った鈴穂は落ち込んでしまう。そんな鈴穂への接し方に悩む拓人、そして鈴穂の処遇を巡り意見が割れる『学園』上層部をよそに神界魔界の大物はやってくるわ、『連盟』は本格的に蠢きだすわで、何やら事態は拓人達の想像を遙かに超えていてー!?波乱必至のハイブリッド学園ラブコメ第6弾。
ゴルドバの月が輝く時、アガーテ女王の行なった儀式により『聖なる王』は甦ったがーそれはヒューマを殲滅させようとする聖獣王ゲオルギアスの復活であった。なんとか倒すヴェイグたちだったが、アガーテは行方不明となり…。好評『テイルズオブリバース』ノベライズシリーズ、いよいよ第二話の登場です。
ヴェリア王国を中心としたベルウィック同盟は、迫りくるラーズ帝国の軍勢を前にして、劣勢に立たされていた。シノン公国の公子リースは、同盟に参加するため盟主ウォルケンス王の元へと馳せ参じたのだったが、待っていたのは王の無理解と無謀な作戦だった。しだいに苛烈さを増す戦いに、リースはシノン騎士団や彼を助ける人たちとともに果敢に立ち向かう…。人気ゲーム「ベルウィックサーガ」の小説版がついに登場。
黒川謙の軍勢は、合理的かつ合法的にNCT研究所へ侵攻していく。 逃げ場を失った闘真が焦りを感じた時、奇蹟が起こった。あの超越者が闘真の許に降臨したのだーー。 一方、由宇は高々度上空に存在する飛行要塞・フリーダムにいた。黒川は遺産の情報を求め、由宇へ迫るが……。 世界最高峰の頭脳 VS 冷酷な悪魔の息詰まる攻防戦の結末は!? はたして囚われの由宇と、孤独な戦いを続ける闘真に再会のチャンスは訪れるのか?
人ってどうして苦労するのかなあ?辛いこととか苦しいことって、何が理由なんだろうー私、浅倉朝子は普通の女子高生だったんだけど、でも私の人生は、奇妙な男の子と出会ってすっかり変わってしまった。統和機構とか、合成人間とか、特殊能力とかー得体の知れないものが殺し合ってる、こんな殺伐とした世界なんて、私は全然知らなかった。でも知ったからって、それが答って気もあまりしなくて…彼はどうなんだろう。謎の“カーメン”の正体を見つけられたら、そこで彼の旅って終わるのかなー強敵たちとの死闘、理不尽な混迷、そして過去との再会を経て、遂に少年は目的の地に辿り着く。厳しい試練の果てに、ピート・ビートが見つけた答とは…。
何処かで鈴の音が聴こえて、ふわりと咲く風になりました。風は真っ白い花をたずさえて、空に浮かびます。真っ白な花だと思われていたそれは、真っ白な少女でした。少女で、そしてーー死神でした。そのまわりを、黒猫が、ぱたぱたとコウモリのような羽根で飛んでいました。少女はやさしく微笑み、黒猫をそっと抱えて、ラララ、と唄いはじめました。--空には、雨あがりの虹が架かっていました。これは、白い死神と黒猫の、哀しくてやさしい物語。
酒好きで、なぜかセーラー服姿で、学園にもついてくる座敷童なんて聞いたことない。僕・守屋克喜は、ちょっとヘンな女の子…にしか見えない座敷童・未麟にあいかわらず振り回され続ける毎日だった。それだけでも大変なのに、豊葦学園名物の“あの3人”にも興味を持たれてて、そのひとり、柏木よう子から、「だって、あたし、守屋くんの彼女だよ?」なんて交際宣言までされて…!? しかも、座敷童の“敵”まで襲いかかってきた! いったいこれから僕はどうなるんだろう…。 第11回電撃大賞“大賞”コンビが贈る、イマドキな座敷童の物語。
黒川謙の軍勢は、合理的かつ合法的にNCT研究所へ侵攻していく。 逃げ場を失った闘真が焦りを感じた時、奇蹟が起こった。あの超越者が闘真の許に降臨したのだーー。 一方、由宇は高々度上空に存在する飛行要塞・フリーダムにいた。黒川は遺産の情報を求め、由宇へ迫るが……。 世界最高峰の頭脳 VS 冷酷な悪魔の息詰まる攻防戦の結末は!? はたして囚われの由宇と、孤独な戦いを続ける闘真に再会のチャンスは訪れるのか?
キーリとハーヴェイとラジオの兵長は、行方不明のままのベアトリクスの手がかりを探すため、教区境のバーに滞在していた。ある日、ラジオの様子がおかしい事に気づき、修理屋に持ちこむと「そろそろ寿命かもしれない」と言われる。とにかくラジオを直すため、キーリ達は古い部品が残るという鉱山区に向け、旅立つ。ハーヴェイの“核”にも異変が起きており、今までに手に入れてきた大切なものが一つずつ剥がれ落ちていく不安をキーリは拭えずにいた。『もう何もいらないからずっとこのままでいたい』そう願うキーリ。しかし…。
悪魔っ娘たまの漏らした妖気の犠牲になった人たちの墓参りに行こうと、夏休みを利用して出かけた賀茂一行。とある町の墓地に来た時、すぐ隣に怪しい気配漂う朽ち果てた洋館を見つける。賀茂たちが調べてみようと近づくと、無人だと思っていた廃屋の中からメイド服に身を包んだ少女が現れてー!?「お蘭」と名乗った彼女はこの屋敷の女中で、留守を一人で預っているという。主人の客だと誤解された賀茂たちは泊まっていくよう執拗に引き留められるが、実はお蘭の正体は人形で…!?遂に登場メイドさん。でもただのメイドさんじゃないよ。
【2ヶ月ぶりだね、日本の紳士淑女諸君! 今日は少々血生臭い話をするとしよう】 【復讐ーーそう、復讐の話だ。活劇から悲劇に至るまで、様々な物語に取り入れられる王道とも言うべき要素だよ】 【復讐は常に新たな復讐の芽を生む。様々な物語でよくそう言われるものだが……仮に、相手の親類縁者全て、さらにはそのまた縁者をも復讐の対象とし、全てを滅ぼし尽くす覚悟だとしたら? おそらく復讐の連鎖は止まるだろうが、その者に安らぎが訪れる事は無いだろう】 【そんな覚悟をしてしまった者は、この世界とーー己自身にこそ復讐をしたいのだろうからね】
300年の時を経て、ヘンタイ大魔道師・赤道斎が現世に蘇った!さらに、犬神たちが施した封印が破れ、ついに大妖狐復活の日が…!そして、迎えた運命のクリスマス。聖なる日にすべて人々の密やかな想いが盗まれる。お互いの想いを交差させる啓太とようこ、途方に暮れて街を探し回るともはね、暗闇で穏やかに微笑むなでしこ。彼らの運命は…!?すべて書き下ろしの充実全5話+Short Break。カラーコミック、4コママンガ、ともはねの日記も付いた、ハイテンション・ラブコメディ第7弾。いよいよ山場を迎えます。
『院』からの命を受け、霊力の戻らない“黒麒麟”遙と、その“伴侶”麻由を警護する任に就いた直純と由花。しかし実戦から離れて久しい由花は、戦士としての“覚悟”を失っていた。激しさを増す敵“星獣”たちの襲撃の中、直純はそんな由花を責めてしまう。 一方、華音の潜伏先を突き止めた亮は、先制攻撃を立案する。防戦一方だった今までの状況を覆すべく、遙たちは少ない戦力を結集するが……。