2006年7月発売
ハロウィーンの準備でてんてこ舞いの全寮制パブリック・スクール、セント・ラファエロの生徒たち。だが、そんな喧騒をよそに、霊廟跡地では精霊召喚の儀式を行う怪しい集団がいた。ベルジュ家の災難を解決して、フランスから戻るユウリとアシュレイは、濃い霧で寮に辿り着けない。「迷ったではなく、迷わされた」というアシュレイ。学園でいったい何が起こっているのか。
幽霊学校に取り込まれ、元の世界に戻るはずが、何の因果か風紀委員長として偽物の学校生活を取り仕切るアグニエシカ。気になる優樹には女子が群がり、素直になれない自分は優樹に悪態ばかり。美少女の転校生までやってきて、ますます優樹への距離が遠く感じられる日々。「私は…君の事がー」自分の気持ちに気付いているのに、あと一歩が踏み出せない。いつから自分はこんなに意気地なしになったのか!?偽物の世界で生まれたこの恋を本物にするのは自分の力!咲かせてみせましょう!?恋の花!!不器用娘アグニエシカの青春ストーリー。いよいよクライマックス。
「レイフォンに関係することだよ。君に災難が降りかかろうとしている」汚染された大地の上に点在する“自律型移動都市”のひとつ、槍殻都市グレンダン。そこでレイフォンの帰りを待つリーリンの前に突然銀髪の青年が現れた。彼の言葉に対し、リーリンは身体の震えを抑えることができなかった…。一方、学園都市ツェルニではレイフォンたち十七小隊が偵察隊を命じられ、廃都市に赴くことになる。同道する第五小隊長・ゴルネオはなぜかレイフォンに敵意ある視線を向ける。過去の事件に躓くレイフォン。しかし、それを支える存在となるのはー。最強学園ファンタジー激震の第三弾。
「お姉様!」箱を開けたら妹が出てきました!って誰の妹!?-「妹なんですけど。」“学園”の次期制服を決める“まゆこん”が五年ぶりに開催!超底抜け脱線ジェノサイドなコンペの行方は?-「ファッションショーなんですけど。」ファルチェがフリーマーケットで出会った、ある品とは…「骨董品なんですけど。」の三本立てでお贈りする『まじしゃんず・あかでみい』短編集第4巻。
街にはびこる麻薬組織の黒幕はなんと市長だった。度重なる裏切りに憤る魁や球らに対し、敵は“実験”という名の殺戮ゲームの開始を告げる。否応なしに闘争へと巻き込まれ、己の身を守る術を身に着けながらも、彼我の力の差に無力感に苛まれていく嬢。そして、事件は李と名乗る青年が現れたことにより急転していくー!互いの心の痛みと血とに惹かれあう嬢と彰の生きる世界は交わるのか?愛と狂気と暴力のセンチメンタル・ストーリーついに終幕。
アトルガン皇国の皇都アルザビの人民街区。ここに住むミスラのコンビ・パーシャとネリィの信条は、目指せ玉の輿。いつか必ず、贅沢な暮らしをしてやるぞ〜!!と、今日も今日とて、人様の懐やらお屋敷やらを狙う泥棒稼業に精を出す毎日。ところがある日、大変なモノを盗んでしまって…!?好評『ファイナルファンタジー11』ノベライズシリーズ最新刊は、シリーズ初の女性主人公が登場!!新しい冒険が、今、始まります。
駆け出しの揉め事処理屋・紅真九郎にきた一通の電話。それは、商売敵である悪宇商会からの勧誘だった。一度は応じた真九郎だが、最終課題に出されたのは、なんと暗殺計画への参加。標的となるのは、一人の病弱な少女。真九郎は当然のごとく拒否し、交渉は決裂。そして暗殺阻止へと動き出す。しかし、踏み込んだ闇はあまりに深かった。立ち塞がる悪宇商会の殺し屋・斬島切彦。その恐るべき刃は、真九郎と紫の仲までも引き裂き、さらなる窮地へと追い詰める…。