2009年11月10日発売
学園都市の暗部で起きる事件を処理する『グループ』。最強の超能力者(レベル5)・一方通行(アクセラレータ)、魔術師でもあり能力者でもある土御門元春らで構成されたそのチームは、謎のキーワード『ドラゴン』について探っていた。それが、いまの“クソったれ”な現状を打破する唯一の手がかりであると信じて。一方、上層部に無断で行っていたその活動を煩わしく思う者がいた。その人物は、学園都市で最高の権力を持つ統括理事会メンバーの一人。彼の強大な勢力が、『グループ』に牙をむく。同じ時。元『アイテム』構成員の浜面と絹旗は、滝壺の見舞いにやってきていた。そこで突然巻き起こる、浜面の「バニーガール超好き疑惑」。どん引きする絹旗と滝壺を他所に、浜面は決死の釈明をするが……!?
えーと今度はなんなんだろう。とっても電波な女の子・藤和エリオの前に鎮座ましますは、宇宙服を着込んだ謎の少女(たぶん。声色で判断)。ヤシロと名乗るその宇宙服女は、「この星には観光ではなくビジネスで来た」とかなんとか言って、俺たちの行く先々に登場してくる。えー、前川さんと野球したり、リュウシさんのバスケ観たり、いろいろやることあるのになぁ……。エリオと過ごす今年の夏は、退屈なんて感じなさそうだな。宇宙人が見守る街でささやかにお届けする青春ラブコメ、なのかなぁ、これ?
アイムと共に街の悪魔召喚事件を解決した九罰。 しかし、彼の平穏はあらゆる面で未だ訪れない。再び天草国教庁からエクソシストが九罰のもとへ派遣されたのだ。そのエクソシストは、柴燐と名乗り、なぜか勝手に九罰家の風呂に入り、全裸のまま話をしようとする天然少女で……!? そんな破廉恥騒動で、妹・七罪の非難を受ける中、九罰は燐から驚愕の事実を知らされる。なんと今度の悪魔召喚事件の容疑者は、親友の羽堂征重郎だと言う。そして、その悪魔の被害が七罪にまで及び……!!
リュビンハイゲンでの金密輸騒動のあと、羊飼いをやめたノーラはエネクとともに旅に出ていた。服の仕立て職人になる夢を叶えるため、人手を必要とする町に向かっていたのだ。 その道中、ノーラは何者かに襲われる教会の司教を助けることになる。司教が向かう先もまた、ノーラと同じく「疫病で人口が減ってしまった町」で──!? ファン必読の、ノーラの後日談を描く書き下ろし中編「羊飼いと黒い騎士」を収録。 さらに、「電撃文庫MAGAZINE」、「電撃「マ)王」付録冊子に掲載されたホロとロレンスの短編3編も収録した、豪華4本立ての短編集第3弾!
5人の可愛い女の子に守られながら、吸血鬼の村で暮らすようになり、はや数ヶ月。いつ人間だってことがバレて血を吸われるんじゃないかって心配もあるけれど、これも悪くないよな?、な?んて思うようにもなってきたそんなある日。エリ子ちゃんから「センパイ……付き合って、くれませんか?」なんてお願いされちゃって!? そして僕は、彼女の悲しい過去を知ることになって……。果たして僕の人生は、幸せなのか不幸なのか!? イタイケナ男子に贈る、イヤウレ系コメディ第3弾!!
「クリスマス」と「サンタさん」の存在を初めて知ったフィア。 もちろんこんなおもしろイベントを見逃すはずもない黒絵と一緒に大はしゃぎで準備していると、商店街のケーキ屋さんから「ケーキ売りのバイトをして欲しい」という依頼が舞い込んできた。 ということで色々きわどいミニスカサンタ衣装に身を包み、ケーキ売りに勤しむフィアとこのはの前に現れたのは、褐色肌の足技得意なヘソ出しミニスカサンタさん!? 彼女の真意と目的は……? 意外なあの人もサンタコスプレで登場? の第8巻!!
霊感のある高校生・鰹屋広人は、ある日可愛い子猫を拾った。しかし翌朝。子猫は全裸の美少女になり、彼の上で正座して告げる。 「われは、ねこがみ。そなたの氏神です」 さらに少女は鰹屋家繁栄のため、広人に千人の嫁を授けると宣言!? 愛らしいけどなんかズレてるねこがみさまに加え、クール蛇幼女やエロ雪女や甘ロリ妖怪、セーラー服の女神様や俺様コスプレ美女、そして超勝気なお嬢様の幼馴染プラスその他大勢の妖怪たちが、広人の六畳一間のアパートに大集合。神様や妖怪たちのにぎやかハートフルライフ&ラブコメディ!
この春高校生となる少女・秋津島榛奈は、全国うっかりランキング10位以内にノミネートされる(弟・孝雄談)以外はごく普通の女の子。海辺で祖母の形見であるオカリナを吹いていた彼女は、急な高波にさらわれたところを「ある生き物」に助けられるのだが──? そしてその「出会い」から、榛奈の日常は少しずつ波乱を含み始め、そして──。 『ダブルブリッド』の中村恵里加が贈る、かなり奇抜なボーイミーツガール&ファーストコンタクト・ストーリー!
どういう訳か侘瑠徒の王ということになってしまった晴凛。晴凛を婿にするというミーネの策略(?)もあり、シャン族の族長イシルに挨拶に行くことに。折しも、シムールは全ての部族の長が集まる大族長会議の真っ最中。そこで、ミーネは晴凛を婿にすると宣言する。それに反応したのはタッケイ族の族長スンタタだった。スンタタは娶るならシャールにしろと言う。かくして晴凛を巡り女の戦いが勃発。ミーネとシャールはどちらが嫁にふさわしいか料理勝負をすることに。「晴凛はわしのもの」「晴凛様はわたしのもの」と火花を散らす二人の戦いの行方は!?
生徒会長アダマスとの試合に勝ち、一躍時の人となったジャン。だが、持ち前の負けん気が災いし、大きな失態を犯してしまう。ジャンは再び厄介者として、立場が危うくなってしまうのだった。 危難は続く。学院島にスパイが潜入している──。その噂が本物となったとき、ティアナが狙撃される。犯人はあろうことか、クリスだった。クリスこそスパイだと決めつけるアダマスに反発するジャン。クリスの無実を信じ、本物のスパイの捜索を始めるのだが……。全ての謎が明らかになった時、騎士学院に大きな危機が迫る!