2009年9月発売
聖地の地下神殿での試練を乗り越え、宰相だったカノンは王に、巫女“見習”だったノトは王巫女となった。シリウス王国に戻った二人は華やかな儀式や舞踏会で迎えられるが、カノンが王となったことに不満を持つ大貴族もいて…。一方ノトは立派な王巫女になろうと頑張るが、相変わらずの不器用ぶりから横柄だと誤解されいじめられてしまう。そんな中、王を狙う陰謀にノトが巻き込まれ…!!カノン、ノトを守れるか。
ツファイ帝国の東の地で、混乱を事前に収めた蓮祥達。しかし、帝都では賀杖がある方法によって、かつての力を取り戻しつつあった。帝都に溢れる陰の気に不安を感じながらも、蓮祥達は最終決戦に向けて動き出す。一方で龍牙は、賀杖との決着を前に幡国嫡子として一つの決意を固めていた。閉ざされた帝土では邪神復活の儀式が進み、賀杖の罠が一行を待ち受ける。ついに最後の決戦の幕が上がる!シリーズ完結編。
幼なじみのルイが失踪した。生きていることを信じ彼を追う旅に出たリーザ。途中、危機を救ってくれた騎士テリウスと同行することに。そして、彼からリーザは母がかつて国を繁栄させる「影使い」だったことを知らされた。「影使い」は人の影を操ることで、その人の能力を高める力を持つらしいのだが…?!人気漫画家、篠原千絵が描いた『セルゲイ王国の影使い』の原作となった作品。期待の新人デビュー。第2回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門佳作受賞作。
ある日めざめると、クローバーの国に引っ越していたアリス=リデル。帽子屋ファミリーに居候しているのだが、ひょんなことから紅茶の仕入れをまかされることになり、大いそがしに。そんななか、エリオットに癒しを感じるようになるアリス。第一印象は最悪だったが、いつのまにか気安い関係に…。この愛おしさは、友情!?それとも恋情!?Quin Rose原作の人気ノベライズシリーズ最新刊。
『大命』を目指す“蛇”坂井悠二を追い、『詣道』に突入したシャナ。先代『炎髪灼眼』に優るとも劣らない力を覚醒させた彼女は、カムシン、ヴィルヘルミナ、レベッカら強大なフレイムヘイズと共に、決戦に備え突き進む。-そこに突如、茜色の炎が立ちはだかった。それは、最強の“殺し屋”サブラクによる開戦の烽火。一方、ゾフィー率いる兵団の活躍により、『星黎殿』はついに陥落寸前にまで達していた。その異常事態に自軍の危機を察した“仮装舞踏会”総司令官デカラビアは、意外な方策を採り…。フレイムヘイズと“徒”の一大決戦、その決着の行方は…。
初雪さんを自身の妄想から護りつづけ、ようやくそれに慣れ始めてきた、主人公・森口織人。そんなさなか、彼の前に最強の新キャラ妖怪・オバリヨンが現れた!?織人の味方である河童妖怪・一ノ瀬さんや、猫又妖怪・野上さん共々、その圧倒的な能力で追い詰めていくオバリヨン。降伏しかけた織人たちだったが、遙奈原家の巫女・勒天舞耶の助太刀を受け、どうにか窮地を脱するのだった。オバリヨンを倒すため、修行に精を出す織人。そして目の前に現れるのは、先生役だけど微妙にエロい勒天さんと、意味深なピンクなベッド!?こ、これは一体…!?僕には初雪さんという人がいるのに的な展開を見せる最新巻登場。
由緒正しき超名門校の女子寮で、『お手伝いさん』のバイトをしている庶民派学生水田マシロ。寮に住む美少女なお嬢様たちが、実は“全員男の子”という秘密を知ってしまったせいで、いろんな事件に巻き込まれ中。とはいえ、おかげで寮生のみんなとも打ち解けつつある今日この頃だった。だけど真っ黒な瞳が印象的な寮生・萌流は、マシロのことがまだ苦手な様子。そんな二人を接近させるため、トラブルメーカー忍がひと肌脱ぐと言い出した!ってか、仲良しになる秘訣が『猫耳』にあるって、どーゆーことなの!?マシロの“みずたま”な日々、いよいよ第4弾登場。
荒れ狂う吹雪に遭難した秋晴と「彼女」は、なんとか小さな山小屋へと辿り着く。密室で、二人きり。そんな状況でランプの灯りがほのかに照らし出すのは、全てを脱ぎ去った白い背中だった。…そして、彼女は囁く。「さあー早く、日野さんも…」-そのお誘いに秋晴は…っ!?いきなりなんだか窮地っぽい秋晴をこれでもかと立て続けに襲うのは、二人揃って『色々超やる気』の四季鏡姉妹と、セルニアに『してあげる』展開!?全方向に超オオゴト事件連続勃発の第9巻。
繰り返しの日々の果てに、再び星野一輝の前に現れた音無麻理亜。しかし、ふたりで過ごす穏やかな時間は長くは続かない。一輝の周辺で不思議な事が起き始めたのだ。送った記憶のない告白メール、断絶する記憶、「自分ではない自分」が引き起こす事件、死体。そして、携帯電話に残された宣戦布告ー『ボクはアンタを壊す。アンタが大切にしているものを全部壊す。“箱”を手にしたボクは、アンタから全てを奪える』“所有者”が一輝に向ける“悪意の理由”と“願い”とは…?緊迫の第二巻。
最果ての地シベリアで遺産汚染が発生。かつて人類が経験したことがない最悪の事態が起こりつつあった。 その頃、由宇は地下深くの牢獄に自ら閉じこもっていた。闘真との決別は彼女から全てを奪い、かつての孤高の天才に戻してしまう。 己を知るため真目家に戻った闘真。そこに「ロシアにいるクレールの母に会え」との要請がくる。 クレールのため、そして禍神の血の本質を知る者に会うため。闘真とクレールは恐るべき未来が待つとも知らず、ロシアへと旅立つのだった。 二人の再会はいつ!? 驚展開の新章突入!
超真面目少女の地蔵さん。見た目おっさんの花咲さん。シリーズ中、隠れた人気を誇る(たぶん…)、変なカップルの変な日常がむずがゆくなるラブストーリーになって登場!すっかり通い妻状態の地蔵さん。いそいそと料理・洗濯に励み、花咲さんが「うまい」と言って自分の手料理を食べるのを、頬杖をついてにこにこと眺める…。おい!とシングルの皆さんの怒りを買いそうな毎日を、これでもかと堪能してください。まぁ、おかしなカップルなので、波乱万丈ありまくりですが。二人は最後までこのノリで突っ走れるのか!?要必見。
芦原真奈です。今年も音楽祭の季節がやってきたんだけど、この音楽祭は元々明治の頃にお偉方の嫁探しイベントとして始まったもので、今もその名残で、最後の表彰式で壇上に上がった生徒に花束を手渡して受け取ってもらえたら婚約成立なんて困った慣習があるのよね。んで、その音楽祭に法行君がまこたちと組んで出る事に。こりゃ法行君たちの最優秀賞は決まったも同然。つまりそこで花束を渡す事が出来れば法行君と婚約って事。他の連中の花束を確実に排除しつつ私だけが花束を渡せるようにしたいんだけど、保護者や来賓が花束を持ってきたら生徒会を利用しても妨害は難しい。さぁて、どうしたものかしら…。
魔法書横奪事件を解決した創也やリゼットたちドミナスフラワーの面々は、その功により新涼市に大きな影響力を持つという鵺原家へ招かれる。豪華な晩餐や混浴風呂などを堪能する一同。しかしその翌日、魔法書を取り仕切る蔵書殿の幹部を招いたパーティで、創也とリゼットは魔法書の中の魔法書と呼ばれる「究極聖典」をめぐるトラブルに巻き込まれる。難敵との戦いの中、リゼットとの絆が試される事態を前に創也の決断は!?巨大人型戦闘兵器の魔神と魔法書使いたちの戦いが交錯するバトルアクション、第2弾登場。
「私は本当の場所を探すことにするー」“プログラム”を勝ち残り天使となることを許された奈々。ある日、遼一たちは同好会の合宿で奈々の研修先「ユーロランド」を訪れるが、何故か遼一は奈々と会うことに消極的な態度を示す。お互いを想うが故に空回りする奈々と遼一。しかし、そんな二人をよそに“天使たちの楽園”で突如クーデターが起こってしまう。奪われた“姫”を救うため、アトラクションに用意された“ゲーム”に挑む遼一たち。三人一組でのチーム戦という制約の中、二人が組むことになった相手とは…?土橋真二郎が贈るノンストップゲームストーリー、第三幕。
ひなたやゆうひとともに『銀の箱舟』に身を寄せる宗太。そこで宗太は、7人目のかぐや姫アリサに出会う。そしてアリサやムーンチャイルドたちと触れあううち、宗太は月乃宮へと戻る決意を固めていく。その頃月乃宮では、アリサの能力により異常気象が起こっていた。『銀の箱舟』に立ち向かうつばめ・黒田・京を救うため、宗太たちは月乃宮高校へ向かうことに。杏奈までをも巻き込んだ戦いが激化する中、8月の満月と同じく、月がひなたたちを襲う。そして、とうとうひなたが月に連れ去られてしまいー!?宗太とひなたの物語はついにクライマックスへ向かう。
「-お兄ちゃん、ここにお父さんとお母さんのお墓があるの?」麦藁帽子で獣耳を隠しながら由衣が言った。「ああ、皆のお墓がある」僕はあえてそういう言い方をした。真新しい墓石に、三つの名前が刻まれている…父、母、そして、妹の由衣の名前。「あたし、やっぱりほんとは、こっちにいる人じゃないんだね」墓石の前で、呟く由衣。僕は何と答えていいのか分からず、彼女の頭に手をのせる。ひさしぶりに踏んだ故郷の地で、僕はいま、あの悲劇と、ようやく向き合おうとしている。大切な仲間たちに支えられながら…。
やりました!俺、兵藤一誠に二人目の後輩ができました!魔王サーゼクスさまの命により、リアス部長はもう一人の僧侶の封印を解くことになった。それがその能力が故に超ひきこもりになってしまった一年生、ギャスパー。俺は教育係を仰せつかり、ギャスパーの社会復帰のために一肌脱ぐことに!そんな中、駒王学園では授業参観を隠れ蓑に、敵対する三勢力の“三すくみトップ会談”が開催されることになる。小さい学園に大天使、魔王、堕天使が勢揃い。こりゃ一波乱ありそうだぜ。友情と熱血と男なら当然の煩悩たっぷりで贈る、学園ラブコメバトルファンタジー迷走。