2010年12月18日発売
進級試験に挑む、陰陽塾の若き闇鴉、春虎たち一年生。しかし落ちこぼれの春虎は、筆記試験は壊滅的、実技試験でも呪術をうまく使いこなせず夏目をはらはらさせるハメに。そんな中、都内各地で突如として霊災が発生。かつて霊災で後遺症を負った春虎の親友、冬児の身体にも異変が起き、同時に『オーガ・イーター』と呼ばれる『十二神将』最凶の陰陽師が現れー!「魔」に蝕まれる冬児、土御門次代当主として事態収拾に走る夏日。春虎は、親友を救うため、主である夏目のために、奔走するが!?-。
目覚めればそこに義妹アカリの美しい顔があった。「兄様。おはよう」彼女は四つん這いで、俺ートール・アキュラの上に跨っていた。枕には、アカリ愛用の鉄槌が深々と突き刺さっている。戦乱の後フェルビスト大陸を兄妹で放浪し、その日暮らしをしてきたが、とうとう食い詰めてアカリは俺に業を煮やしたのだ。「働いたら負けだ」とひとりごちながら、食料を探しに山林へ入ると、何かが草むらに潜んで動いている。凶暴な棄獣かと構えたが、現れたのは小柄な少女だった。「お…襲う?」黒い衣装をまとい、棺を背負った不思議な少女は、大きな紫の瞳で俺を見つめる。彼女ーチャイカと俺はこうして出会い、世界は再び動き出した。
バカでスケベな新米悪魔イッセーの初めての〈悪魔のお仕事〉は、依頼人の願いを叶えること。しかし待っていたのは甲冑に身を固めた女子大生だった? グレモリー眷属の日常は今日も大騒ぎ! シリーズ第8弾!
バカでスケベな新米悪魔イッセーの初めての〈悪魔のお仕事〉は、依頼人の願いを叶えること。しかし待っていたのは甲冑に身を固めた女子大生だった? グレモリー眷属の日常は今日も大騒ぎ! シリーズ第8弾!
ユミィ護衛任務中のシェルティスの前に現れた、最強の錬護士筆頭イシュタル。シェルティスは、かつて剣を交わした彼女に正体がばれることを心配するが、イシュタルは謎めいた笑みを浮かべるばかりで……