2010年2月18日発売
羽月莉音、革命部はじめまーす! 『涼宮ハルヒの憂鬱』でハルヒがもし本当に有能で、本気で世界征服を目指したら?『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』、『女子大生会計士の事件簿』シリーズ、『ザ・ゴール』シリーズのようなエンターテインメント経済小説をライトノベル化したらどうなるか? 2009年のデビュー作『雷撃☆SSガール』が書評系アルファブロガーに絶賛された新鋭作家・至道流星(現在も会社経営者と兼業)による、言うなればハルヒmets経済小説!? ヒロイン羽月莉音の目標は建国! 独立国家樹立に向けて「革命部」なる部活動を立ち上げた莉音に巻き込まれる幼馴染みたち。高校生が会社をつくってゴミ拾いからコスプレ写真集づくりまで事業を展開! そんな会社創業期のドタバタから始まり、上場目指して金融商品取引法スレスレの手段を使った企業買収工作まで、超スピードで進みます! しかしこの1巻はシリーズの開幕にすぎません! 巻が進むごとにスケールはどんどんでかくなります! いったいどうやれば日本から独立できるのか……? この小説、本気です!! 【編集担当からのおすすめ情報】 経済ライトノベルの先駆にして金字塔『狼と香辛料』の支倉凍砂氏推薦!
長い夏休みが終わりに近づき、アリッサと由衣をつれて美傘市に帰ってきた。しかし訪れた友月家に未由の姿はない。留守を守る九棚香織さんは「九月になれば未由様は帰ってきます」と言うが、僕は胸騒ぎを感じる。ただ一つを選べない僕は、何一つ守れないのではないかーと。登校初日、やはり未由は帰ってこなかった。夕暮れ時、やっと出会えた未由は「私はもう未由じゃない」と宣言する。もうすぐ友月家当主、友月未永になるのだと。つい先月まで一緒に笑っていたのに、果たして未由に何が起こったのか!?緊迫の新展開。