2011年1月18日発売
王道スカイ・オペラ、堂々完結! 「行きましょう。我々の戦場へ」 空の一族との交渉権、全権を委任され、空族飛空要塞に赴いたイスラ外務長アメリア・セルバンテス。神聖レヴァーム王国からもたらされた情報では、聖泉への侵入者を例外なく排除してきた空の一族自ら交渉を求めてくることは、至極稀なことだという。双方共に多くの犠牲を出し、戦力を失い、結果要求されたのはただひとつ。風呼びの少女ニナ・ヴィエントの身柄だった。 そんな情報を得つつも、無力に夜空を見あげることしかできないカルエル。彼女はイスラの管区長、代表であり、カルエルは一介の飛空科生徒。この大事な時期に会うことなど不可能に思われた。しかし、休戦協定案がまとまったその日、ある人物のおかげで、カルエルは千載一遇の機会を得る。30分後に出立する彼女に、カルエルは告げる。 「このまま逃げよう、ふたりで。空の果てまで」 かつての力を取り戻し、愛すべき人を救った風呼びの少女。革命によりすべてを失い、かけがえのない生を得た元皇子。ふたりの選ぶ道、未来は……。 そしてイスラは、空の果てにたどり着く。 王道スカイ・オペラ「飛空士」シリーズ最新作「恋歌」、堂々の完結!! 【編集担当からのおすすめ情報】 『新世紀エンタメ白書2009』ブックランキング1位、2008年 Amazonエディターランキング1位、2008年Amazon売り上げランキング6位、2009大学読書人大賞2位。アニメ映画制作進行中の『とある飛空士への追憶』と世界観を同一にする「飛空士」シリーズ最新作「恋歌」、ついに完結。いまだかつてない感動をあなたに!
待望のブラック・ラグーン、外伝が登場! ロアナプラにふらりと現れた、場違いな米・大富豪の娘・トリシア…彼女が運命に導かれるように「イエロー・フラッグ」へと足を踏み入れてしまったから、さあ大変! トリシアを巡って、米CIAや中国マフィアが動きだし、ラグーン商会の面々も、首を突っ込む事態に。さらには、ロアナプラの謎男・ロットンの怪行動によって、事件は複雑化の一途。 それぞれの陣営の思惑が絡み合い、ロアナプラの街に血煙が舞う! 果たして、シェンホアの刀はうなり、ソーヤーのチェーンソーを振りかざされ、レヴィのソード・カトラスも轟音を響かせる! そして、ロックは…なんと、暴力教会のCIA工作員・エダと、マジで命のやりとりをせざるをえない事態に!? 混沌とする状況を打破できるのは、果たして一体誰なのか?