2011年4月26日発売
お茶々の初恋物語。切ない2人の結末は… 浅井三姉妹、お市の方の長女・お茶々の初恋物語。茶々がまだ7歳だったころ、信長の小姓・松千代と出会う。いつしか2人は互いに惹かれ合い恋に堕ちる。しかし、信長の姪である茶々と、一介の小姓にすぎない松千代とでは、あまりに立場が違い、なかなか周囲に2人の関係を打ち明けられないでいる。 さらに茶々には、大きな秘密があった。それは、浅井長政の遺児、茶々の弟である万寿丸を人知れず匿っているのだ。このことが信長に知れたら、万寿丸は、確実に消されてしまう。松千代が知ってしまった時、松千代は茶々を選ぶのか、それとも信長への忠誠を選ぶのか・・・。 茶々の激動の人生の幕開けに、1人の少年との恋があった。 感動の歴史大河ロマン。松千代の心は、茶々の中で永遠に輝き続ける・・・。 【編集担当からのおすすめ情報】 茶々というと、秀吉の側室・淀君として大変有名な人物ですが、まだ少女だった頃、本当に愛する人と大恋愛を経験しているかもしれない・・・そんなロマンをかき立てられる作品です。壮大な戦国時代を舞台に、等身大の女の子の気持ちを余すところなく描いたこの作品。歴史好きな女の子はもちろん、恋する女の子にも読んで欲しい小説です。
凛々しく純情な少女マリアーヌは、無自覚に令嬢を虜にしつつ可愛い乙女を目指す日々。ロベルト王子の特別扱いにトキメキながらも、過去のトラウマからそれを恋とは結びつけられずにいた。王宮ではローズウィークという祭が始まり、王子はレディ達に大人気。無意識に焼きもちをやくマリアーヌに、思わずロベルトは愛の告白を!しかし、告白はカイルによって曲解され思わぬ方向へ!?薔薇咲く王宮で、恋と陰謀の幕が開く。
紡葉を喰おうと夜這いをかけ続ける野生的男子の狛朧は、すっかり「インヤン・カフェ」生活に慣れてきた様子。そんなある日、蘇芳丸という名の太刀の九十九神がカフェで働くことになった。食べものに興味のない蘇芳丸といつも腹ぺこの狛朧は不思議なコンビに。そんな中、蘇芳丸にとんでもない事態が迫り…!?イケメン式鬼神と紡葉は、蘇芳丸を救うために動き出す!胸キュンのジャパネスクラブファンタジー。