2012年9月19日発売
ガユスたちの青春時代を描いた始まりの物語 「最高で最低な恋人と、不敵不遜の仲間たち。俺は黄金時代の真っ只中だったーー」 皇暦494年11月、流浪の攻性咒式士、ガユスはエリダナの街にたどり着く。そこで出会ったのは、荒々しき剣士、雷の女、絶望する少年。エリダナ四大咒式士である師のもとで、若き仲間たちが生きていた。街角を駆け、互いに背中を預け、血を流した。笑い涙し、苦悩し憤慨し、憎み愛した。誰にでもあり誰にも存在しない青春時代。美しくも残酷な始まりと崩壊の記録ーー。 始まりの記録「Assault」に大幅な加筆改稿・書き下ろし新章を加え、シリーズ最厚のボリュームで新生! ガユスのジオルグ事務所時代ーー恋人のクエロ、師である在りし日の事務所長ジオルグ・ダラハイド、日がな自殺のことを考えている少年ストラトス、そして、後の相棒となるギギナ。彼ら仲間たちと過ごしたガユスの秘められた過去を描く『されど罪人は竜と踊る』始まりの物語。
七人の主人公が織りなす、恋と空戦の物語! 四千もの島嶼が大瀑布を挟んで存在する「多島海」。 ハイデラバード連合共同体、セントヴォルト帝国、秋津連邦、三つの大国が覇権を争うこの海を、七人の少年少女の操縦する大型飛空艇が親善飛行していた。 その、「エリアドール飛空艇」に集ったのはーー 河南士官学校三回生、坂上清顕(さかがみ・きよあき)。 河南士官学校三回生、ミオ・セイラ。 箕士官学校四回生、紫かぐら。 エアハント士官学校四回生、バルタザール・グリム。 エアハント士官学校三回生、ライナ・ベック。 エアハント士官学校三回生、イリア・クライシュミット。 エアハント士官学校二回生、セシル・ハウアー。 いずれも、その突出した才を認められた士官候補生たちだったが、「空の一族」の強襲を受け、名も知れぬ島への不時着を余儀なくされる。脱出のために協力する七人だったがーー。 2008年『とある飛空士への追憶』 2009年〜2011年『とある飛空士への恋歌』(全5巻) 2011年『とある飛空士への夜想曲』(全2巻) そして、2012年『とある飛空士への誓約』。史上空前の規模でついに始動!! 【編集担当からのおすすめ情報】 2011年公開、映画『とある飛空士への追憶』公式サイト。 http://www.hikuushi-tsuioku.com/ 小川麻衣子先生が描くもうひとつの「追憶」。コミックス全4巻。 http://www.shogakukan.co.jp/yomi/author/_author_1424