2013年発売
六六六万の魔族の頂点に君臨する魔王軍最高戦力ー四天王。四天王選手権を制し、名実ともに『魔公四天王』となり念願の魔王との邂逅を果たした山田はあっさりと四天王をクビになった。三日後に元の世界へ帰れと言われるもアディ、ユキ、イグナレスの三人は何とか山田を残留させるため、魔王を説得する会議を開くことになるのだが…。大喜利したり、デートしたり、ゲームしたりと予想を裏切らない、いつも通りの展開に!?果たしてどうなる残念系日常ファンタジー。
幼なじみとして接してきた美菜からの告白に戸惑い、逃げる良介。また、リサラも美菜の「リサラも良介くんに告白すればいい」という言葉に戸惑っていた。レストール家の次期当主としては、“イレギュラー”である美菜の魂の解放ーつまり、恋の成就を望まなければならないのだ。しかし、胸の内にくすぶる想いは消えなくて…。そんなぎくしゃくする3人を見て、キュール、ライファン、イリアも積極的に良介にアピールを開始。また、死神界も“四雷斧”からの護衛に動き出してー?抑圧系エロコメディ、いよいよ恋もバトルも佳境に突入。
「…さようなら、隆良くんー」別れの言葉を残し、アリア・来武・エリノア・ヴァルターは蹶起した。暴虐の限りを尽くす、アウトローたちを率いて。(っ…アリア、一体何を考えてやがんだっ)『残念異能』下野根隆良と『最強異能』雷轟魅神は、導き手だったアリアの叛乱に疑問を感じながら、5人VS無数のアウトローという圧倒的不利の前に絶望する。-と、そのとき。「下野根くんは、わたしたちが助けます!絶対に、です!」超絶ピンチなシチュエーションから隆良を救い出したのは、何の『異能』も持たない、普通過ぎる女の子だった!?-。
数十年前、バーガント大陸に魔族を率いて侵攻し、人類を敗北寸前に追い込んだ“魔王”。だが、“魔王”は“天聖騎士”と呼ばれる英雄によって滅ぼされ、大陸には平和が訪れた。世間では、そういうことになっていた。だが、真実は違う。だって、ジュヴレーヌ騎士学校の劣等生・シュンには、“天聖騎士”の父、“魔王”の母、そして物騒な野望と強大な力を持つ姉妹がいるのだから…。やがて世界を巻き込んで殺し合いを始めた姉妹の姿に、シュンは誓う。「ボクが元の平和な家族に戻すんだ」と。大切なものを守るため、最弱の落ちこぼれは英雄を目指す。
これは、世界線変動率0.571046%の世界線で語られる牧瀬紅莉栖の物語。天才少女科学者・牧瀬紅莉栖は、ある“事実”を突きつけられ、秋葉原の街をさまよう。そこで出会ったメイド少女・フェイリスの行動が、秘められた過去や想いの数々を浮かび上がらせて行く。伝えられなかった言葉は、いつか、未来へと届くのだろうかー。
スナッチャーとの死闘に勝利した瑠璃達の前に降り立ったのは、老賢者にして古代の賢王、ソロモン。彼の一言により強羅瑠璃の聖杯は強制的に起動し、世界を白く染め上げるー。賢王は高らかに謳う。新たな時代の幕開けを、恐るべき破壊の姿を。しかして再び夜は翔ぶ。世界の守護者として、幾多の傷と絶望を乗り越え、平穏なる夜明けを迎えるために。ゲームデザイナー・矢野俊策による珠玉のハード・リプレイシリーズ、ここに堂々完結。
刻ヶ峰学園から1人のUGNエージェントが失踪した。彼の送ったメールに記された最後のメッセージはー「この学園に、裏切り者がいる」事件解明のため学園に潜入したトップ(?)エージェント・緋蜂紅を、日常と隣り合わせの罠が待ち受ける!天然声優・佐藤有世をGM・中村やにお、声優・片岡あづさを筆頭に一癖も二癖もあるプレイヤーたちが翻弄する、疑心暗鬼の学園ダブルクロス・リプレイ。はたして彼女は真実に辿り着けるのか。
アキナがお見合い!?フェリタニア第一の騎士アキナに、さるレイウォールの貴族が婚姻を申し込んできたのだ。ふって湧いた縁談に、戸惑うアキナ。むげにもできず、赴いた先のノルドグラムでエンジェルファイヤーは邪悪な影を察知する。それは、亡きヒューバード王子を弔うため、バルムンク・ノヴァの幹部“仮面”のグリンダが巡らしたー凄絶なる策謀。互いに譲れぬものをかけ、アキナとグリンダの対決が始まる。『デスマーチ』のクライマックスここに開幕。
僕、天乃翔太は自称木星人である一片恋のお世話をする通称“いもうとがかり”を、恋の実姉である愛さんと共に担当していた。ある日、いつものメンバーを集めた恋はスポーツ新聞を僕らに掲げた。そこには来月に活発化するという“太陽風”の記事が。「実はその“太陽風”に乗って、木星のマザーシップが地球に降りるんだ」木星人を歓迎したいという恋のためにみんなでセレモニーをすることに!?けれど、そこには様々な障害が立ちはだかって…。お世話系ラブコメ、これにて終幕。「最後になったが、…ショータに会えてよかったぞ」自称木星人と平凡地球人、僕らの物語はー。
剣の達人・一樹は召喚魔法を総べる神魔から謎痕“エニグマ”を授けられたことで国立騎士学院の魔技科へと進学することになった。剣技を磨き林崎流を継ぐはずだったのに、一樹は女子ばかりの魔技科でおぼつかない魔法の特訓を始めることになる。そんな一樹の妹で剣技科の生徒会長を務める鼎は、一樹の魔技科進学が不服。魔技科の生徒会長が一樹に馴れ馴れしいことも不愉快らしくー?対抗する二つの生徒会の狭間に立つことになった一樹!召喚魔法使いの証・聖痕“スティグマ”を目指して剣と魔法をデュアルに繰るスクールバトル・コロシアム、いま開幕。
平凡な女子高生・千鶴子は、鶴岡八幡宮付近の神社で不思議な声に呼ばれ、鎌倉時代にタイムスリップしてしまう。現代に帰りたいと望む千鶴子だったが、そこで護良親王と運命の出会いを果たしてしまう…。“第3回iらんど大賞”最優秀賞、読者人気投票第1位。胸はりさけるラブストーリーついに文庫化。
護良親王と一緒に生きる覚悟を決めた千鶴子。でも、帝の王子として使命を果たすため、護良は千鶴子を残して戦に出立する。一方、復讐に燃える弟・大和が、護良に近付いていた…。“第3回iらんど大賞”最優秀賞、読者人気投票第1位。胸はりさけるラブストーリーついに文庫化。
口先で騙り、金も力も愛も手に入れた少年フィッツラルド。ついに王座にまで手をかけたーと確信した刹那、気まぐれな運命は彼を嘲笑う。周辺諸国の謀略に巻き込まれ、その手から王座という宝が零れ落ちたとき、少年は再び死闘の海へと乗り出すことを決意する…。複雑に絡み合った罠、信じていた人間の裏切り、そして忍び寄る暗殺の手。フィッツラルドは果たして、自らを翻弄する運命に、打ち勝つことができるのかー?痛快な時代ロマン小説。
東勢大学文学部四号館四階、四十四番資料室。妖怪に関する膨大な資料を蒐集する長身色白やせぎすの青年・絶対城阿頼耶。彼の元には怪奇現象に悩む人々からの相談が後を絶たない。そして今日も一人の少女が扉を叩く。
お人好しの青年・波多野ゆかりくんは、あるとき謎の白うさぎと出会いました。いきなり喋ったその「うさぎさん」は、なんとその自慢の長い耳で人の『縁』の紐を結んだり、ハサミのようにちょきんとやったり出来るのだそうです。さらにうさぎさんは、ゆかりくんにもその『縁』を見る力があると言います。そうして一人と一匹は、恋人や親友、家族などの『縁』をめぐるトラブルに巻き込まれ…?人と人との“こころのつながり”を描いた、ハートウォーミング・ストーリー。
剣道界で神童と呼ばれながら、師である祖父の死をきっかけに竹刀を握れなくなった天智。彼の運命を変えたのは、一人の少女との出会いだった。高校に入学したある日、天智は体育館の前で不思議な音を耳にする。それは、木製の槍で突き合う競技、槍道の音だった。強引でマイペース、だけど向日葵のような同級生・里佳に巻きこまれ、天智は槍道部への入部を決める。剣を失った少年は今、夏の風を感じ、槍を手にするー。第19回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”受賞作。
半額弁当バトルに青春を賭ける佐藤洋は、節分の日限定の特別な弁当『鬼斬り弁当』に狙いを定めるが、そこへ新たな狼が現れる。『退魔師』という二つ名を有するその狼は弁当だけではなく、なんと白粉を標的として現れたのだった。さらに白粉につきまとう悪しき虫がついたと認識した白梅が介入し、状況はより混乱する一方に。そんな中、間近に迫ったバレンタインデーを前にそわそわする佐藤に、槍水は予定を空けておくように言うのだが…!?庶民派シリアスギャグアクション、狼たちの想いが交錯する第10巻。
『創作物規制法案』など、様々な性規制法案が施行された日本で、ある夏の暑い日、無剣鎖裏は道端に落ちていたエロ本を拾った。だがそれは学園一の美少女こと佐伯八雲の仕組んだ罠だったのである!ハメられてしまった鎖裏は、八雲の頼みごとを渋々承諾することに。約束の場所へ向かうと、突如姿を露にした異形の存在と八雲が激しくどんぱちを繰り広げる様子を目の当たりにする。遂に、なぜだかやり遂げた顔で倒されてしまう八雲。もちろん鎖裏も一撃でのされてしまう。次に目を覚ました佐伯家で、八雲の妹・出雲に助けられたこと、八雲が古来より健全なエロを広めてきた一族の末裔であることを知る。そして、昨今の異常とまで言われるエロ規制の裏には、“奇性虫”が関わっていることを聞かされる。あまりの出来事に頭痛がしてしまいそうな鎖裏だったが、またしても八雲にハメられ、神刀“ハレルユニコーン”と契約させられてしまうのであった…。