2014年5月発売
東京聖塔ーー攻略者の如何なる願いも叶えてくれる人知を超えた、RPGのような世界。千畳敷一護は、致死の病から妹を救うため、塔へと挑む。最弱パラメーターを宿した彼はとある最強のスキルを取得するのだが……?
全感覚投影型VRバトルゲーム『BLADE-LINK』。その大ヒットゲームの元最強プレイヤー《不敗の王剣》・千宮蓮也は、謎の銀髪美少女が現実で戦っている姿を目撃し、再びバトルに巻き込まれていくーー!
学園都市「リズワディア」でアンデットの軍団をしりぞけ、異世界スローライフを堪能するべく再び旅立った「先代勇者」の社勇(やしろ・ゆう)。 商人の護衛をしながら自由都市「ガラリエ」へ向かう途中ーー子供を狙った誘拐事件の犯人と間違われケンタウロスの夜襲を受ける! ケンタウロスの女リーダー(やっぱり巨乳)から誘拐事件解決の手伝いを請われた勇は、港町「ベ・イオ」へと向かう。 そこで旧友の吟遊詩人と再会したり、武闘大会へ出ることになったり、ヤ○ザの親分の子供に弟子入り志願されたり……やっぱり勇に異世界スローライフは無理なのか!? 二回目の異世界召喚物語、緊迫の第三弾登場!
「私、死んじゃったんですね…」アイは、土曜の朝に死んだ。ユリーも、傷持ちも、ディーも、ウッラも、それぞれがアイの死を受け止めた。そして、皆が思った。「アイ、キミは、これからどうするの?」死者として埋葬されるのか、このまま在り続けるのか…。アイは待っていた。脅威なき世界の魔弾となったアリスと、悪なき世界に舞い降りた魔女の娘をー。世界の終わりに出逢った少年と少女。ふたりは奇跡を起こせるのかー?墓守アイの願いの物語、ついに完結。
投票で、ルール違反で、あるいは魔女による殺害でーー魔法少女が次々と命を落とす。そんな中、昼の予備投票で最多票を集めたリリィが「ゲームを終わらせる良い方法を思いついた」と言い出して……!?
冒険者育成機関ユースタシア学園に通う伝記士課程の少年カイ。未だ勇者になる夢を諦めきれない彼に、幾度目かの勇者転向のチャンスが訪れる。それは、学年末テスト。優秀な成績を修めて課程変更を狙うカイだが、結果はまさかの赤点で…!?「過去に飛べる魔法とかねえかなぁ…」「ありますよ?」追い詰められたカイの呟きがきっかけで、時間移動をすることに。赤点を回避しようと過去を改変する度に、ジルがアイドルになったり、ニーナが神を崇め始めたりと、大騒動。ついには、リンとカイの関係にまで影響が…!?これは傍迷惑なパーティーによる、時空をも股にかけた伝説の記録である。
勇者召喚されたクラスのリア充たちに“巻き込まれ”異世界に連れてこられた高校生の丘村ヒイロ。浮かれるリア充たちに背を向け、ひとり旅立つ彼はまだ知らない。やがて“ヒーロー”と呼ばれることになる未来を……。
海外転勤となった両親と離れ、ライトノベル作家になるという夢を抱えたまま、高校入学と同時に一人暮らしをはじめた久坂縁。そんな彼が引っ越し当日に出会った美少女は、辞書と正しい日本語を愛しすぎる変人で!?
「さあ、私とーーキスをしてくれ!」精霊たちからキスをねだられる士道の一日から、温泉旅行に、文化祭。さらには「休暇……ですか」エレンのプライベートで最強の休日など「デート」の日常が再び登場!!
『絶対正義』率いるヒーロー軍団の活躍で、暇……もとい平和な日々を送る隆良たち。だが突如としてヒーロー軍団が政府に牙を剥く。困惑する隆良は、『絶対正義』の真意を知るべく、とある少女を訪ねることに……。
電子機器が廃れ、新たに心空子文明が発展した世界。“レトロアクタ”の残滓をその身に宿す少年クウゴは、心空機士として新たな一歩を踏み出したのだがー。「機士団に裏切り者がいるかもしれない」メリナと共に内密に調査を進めるクウゴ。しかし、ふたりの距離が縮まっていくのを見つめるツグミの胸中は複雑で…。そんな中、心空管大手フラーム社の工場に邪禍が発生。そこには十三貴族直下組織・夜葬機士団がいてー。クウゴは再び“レトロアクタ”を起動させることができるのか!?加速するガジェット・ファンタジー!
ペルデの陰謀を打ち破り、救国の英雄となったシュン。しかし、救出したはずのモニカは何者かにさらわれてしまう。激昂するシュンは再び剣をとり彼女を追うが、その行く手を阻んだのはーーなんと恩師・ミュスカ!?
母の一周忌のために、実家である真霜の家に帰ることになった八千代。御城学園の逆〈トップ3〉と呼ばれる藤倉冬麻も八千代に同行するが、そこで彼は真霜の異能の力をめぐる宿命へと巻き込まれていくーー。
妹を守るため「悪魔」となったルシルと、そんな兄を心配していたフェリス。二人を長年にわたるわだかまりから解放したライナだったが、その目の前で、フェリスがフロワードの凶行に遭いーー!?
その「指」は願望を具現化する。そして数奇なる運命の車輪は回り始めた…。街を襲う潰殺事件。街の片隅で探偵稼業を営む芥宗佑は潰殺魔に家族を殺された後輩・栂貴織をかくまうことになった。貴織に依頼された人捜しを進めるなか、宗佑は蠢く「指」の因縁に絡め取られていく。息の合わない相棒・神楽ヰ音耶との調査が難航しつつも、宗佑は事件の真相に辿り着くが…。かくして、銀の鉄槌は下り、紅き執行者が断罪を司る。繰り広げられるは「指」に魅入られた愚者達の輪舞曲ー。第8回小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞受賞作!!
お笑い芸人のリアルがここに!? 僕……鳴雲俊史は芸人をやっている。芸歴十年の元漫才師。俗に言う、お笑い芸人だ。ずっとコンビで漫才をやっていたのだが、まあいろいろあって解散。今はピン芸人。営業でのMCなどをメインに仕事をして、なんとかこのお笑いの世界で十年飯を食べている。 最近いろいろ言われるんだ。「もう十年やって売れてないんだぜ?」とかね。僕からすれば『たった』十年しかやってないお笑いの収入だけで生活出来ている芸人』だけど、世間からすれば『もう』十年やっているテレビに出 ていない芸人=売れていない芸人なのである。 「三十年やったとてまだまだ前座です」なんて、どこぞの師匠が言っていたのだが、それはやっぱりその師匠の求道者な部分が大きい訳で、実際は 十年もやると、新人の中の古参組になってしまう。そして十年やって自分はまだ売れてないと、ある事実を残酷なまでに見せつけられてしまうのだ。 ああ、僕は芸人として売れないんだ、と。 この世界は僕を十年求めなかったんだ、ということをーー。 よしもと所属のお笑いコンビ『天津』の向が綴る、芸歴10年の売れないお笑い芸人と芸人養成所1年生の美少女が巻き起こす、リアルなお笑い物 語が開演!
エッチなのは素晴らしいことだと思います。 「とりあえず、明日は《ラブホスピタル》にカップルとして潜入しようと思うのだけれど、なにか意見はあるかしら、そこの《妖怪乳転がし》さん?」 …………これって僕が指名されてるってことで間違いないよね? 卑猥に関わる全てのものが取り締まられて16年。政府の圧力は常軌を逸し、人々を洗脳するかの如き偽りの事実をブチ撒けていた。卑猥な知識を身につけることで発症し、子供を作れなくなる病気《こうのとりインフルエンザ》。そして、その検査・治療施設《ラブホスピタル》……。 って、そんなアホな!? 華城綾女(かじょう・あやめ)率いる《SOX》の面々は、敵情視察と攪乱のため、連続不倫作戦やエロ本押し売り作戦を敢行する。エロにまつわる全てを守るため、政府に反旗を翻す。 しかし、駆け巡るリビドーの奔流にのまれ、いきり勃つ奥間狸吉(おくま・たぬきち)と冷静な綾女の間には、大きな割れ目が生じてしまって……。《SOX》そしてこの国の行く末はどうなってしまうのか? 善導課、PTA、《SOX》。あらゆる勢力の思惑がエロを巡って交合する! 受精の真相を覆す6発目。 よろちくび!
クリスマスの告白から数日。俺・日向明日太と凛世は晴れて恋人同士となったのだが、恋愛初心者の俺たちは付き合い方がわからない。ただの友達だったころは、こんなにギクシャクしてなかったのに…。進展しない俺たちを心配して妹・今日子たちがあれこれアドバイスしてくるが、斜め上すぎて余計にこじれる予感しかしないんだが!そして3年生になった俺に、大学進学と、高校生活との別れの日が近づいて…?ハイテンションラブコメついに完結!俺と凛世の関係、そして妹との関係は!?感動のハッピーエンドを見逃すな!!
人間に寄生し成長する妖花が存在する世界。『宿主』となった者は頭に仮花を咲かせ、今まで生きてきた記憶を失う。そして花のために生き、花のために死ぬのだ。青年・ルッカは、かつて『宿主』となった家族を殺した事件以来、『宿主』を狩り続ける中で自分を認めてくれる存在を探していた。そんなある日、ルッカは街を訪れた少女『宿主』のリティと出会う。またいつもどおり殺すだけ、彼女がただの『宿主』でないと気づくまではそう思っていたー。第8回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作。
その夏、彼女は記憶を失ったーー。 夏休み。桜間さんが事故で記憶を失った。 桜間さんといえば、完全無欠の「正義の人」にして、クラスの誰もが認める超美人。そしてなんの間違いか、僕、峰康の“カノジョ”でもあるーー。そんな桜間さんが、記憶喪失。 ゴシップに飢えた高校生たちにとっては、格好のエサだ。安いメロドラマを求めて僕にまで群がってくるやつらに愛想笑いを返しながら、僕はお見舞いにも行かなかった。行けなかった。好奇の目から逃げるように桜間さんを避けまくっていた僕は、2学期早々、彼女と気まずい再会を果たす。彼女は僕のことも完全に忘れていたわけだけどーー「あなたは、私が一番嫌いなタイプの人間だと思います」--うん、まあ、全力で嫌われました。僕としてはそれでよかったのだけど、何故かとんでもなくお節介な先生のはからいで、僕は風紀委員である彼女の補佐を拝命することになってしまう。数少ない友だちの水井や、桜間さんの友人・宮井さんにも後押しされながら、僕らはもう一度、一から関係を築いていこうとするがーー。小学館ライトノベル大賞にて優秀賞を受賞、ゼロどころかマイナスからはじまる等身大青春グラフィティ!