2015年4月24日発売
イリナが「東のサン・キュロット蜂起事件」で負ったケガの療養の間、臥人のバディとなった迅早下風雅。風雅はイリナの幼馴染みで、イリナをライバル視していた。イリナが復帰を果たすと、風雅はどちらが臥人のバティにふさわしいかを決めるため、一日交代での『バディ交換週間』を提案する。そんな中、臥人とイリナが事件現場に居合わせた生島醍醐という男に職務質問すると、生島は隠していた巨大銃を発砲し、逃走する。調査を進めると、生島はアニメ媒体の裏ルート構築などの「メディア犯罪」を実行する組織に雇われていることが分かり…!?少女が舞い踊るとき、その美脚から電撃が迸る!スタイリッシュ・スパイアクション、第2幕!
祭りの最中、少女が炎の海に没した。密室かつ衆人環視、そのうえ千年前の伝説を模倣した形で。魔女の手によるこの事件に、新米騎士ウェルナーと『魔女狩り女伯』ことルドヴィカが挑む。だが二人は知らなかったー事件の裏に眠る超歴史的真実の存在を。さらに追い打ちをかけるかの如く、ルドヴィカの前に異端審問官の少女・エルシリアが立ちはだかる。旧友にして天敵同士の二人は、とある悲劇を共有していたー少女達の対立、魔法に彩られた事件、千年間解かれなかった謎。そして偽りの真実が牙を剥いた時、少年は己が正義の在処を知る。第1回集英社ライトノベル新人賞“優秀賞”。精妙にして峻烈なるファンタジー・バトル・ミステリ!!
いろいろな障壁を乗り越え付き合いはじめたミコと牧瀬。6ヵ月たった今も関係はキスどまり、平行線を辿ったまま…。そんな折り、バイト先で「元カノ」と話している牧瀬をミコの兄が目撃。不安でいっぱいになっていくミコだったけど、「牧瀬の家に二人きり」のシチュエーションをついに迎えて…!「…何もしないって、言ったけど。…ちょっと理性が圧勝とまではいかなかった」ミコの心臓はパニック寸前!舞と海藤のジレLOVEを描いた短編『恋はあせらず』も収録!ジリジリ★ドキドキなピュアきゅんLOVEいっぱい。
冷酷な旦那様の心を溶かすのは花嫁の笑顔! 父親の命令でルナリアが嫁ぐことになった相手は、冷酷な暴君とよばれる青年伯爵ヴォイド。天文学の研究に打ち込んでいたルナリアは、結婚したら天文学のことは忘れなさいと父親に言われ失意の底に沈むが、初めて顔を合わせたヴォイドは、意外にも、ルナリアの研究を許すと告げてきた。 伯爵家の使用人たちは何よりもヴォイドの機嫌を損ねることを恐れいつも怯えていたが、自分の夢をヴォイドが応援してくれていると考えたルナリアは、ヴォイドを「優しい旦那様」と呼び、使用人たちをびっくりさせる。 一方、独裁者と呼ばれた先代伯爵の影響で、人を愛することも愛されることも知らずに生きてきたヴォイドは、自分をちっとも怖がらずに屈託なく笑顔を向けてくるルナリアに困惑するが、やがて互いの間の距離を少しずつ縮めていくように。 ところが、ルナリアの旧知の天文学者たちが屋敷を出入りするようになったころ、ますます天文学熱があがるルナリアを見守るヴォイドの心に、ある疑惑が生じはじめて…!? とびきり甘くて胸にせつない、新婚ラブロマンス!