2016年12月23日発売
「ふふふふ。どうにか我ー雪風の前に立つ資格を得たようだな、春臣よ」辛くもパヴェル・ガラドを討ったハルたちの前に宿敵、雪風の姫が再び立ちはだかる。どうにか勝機を見出すための時間稼ぎに休む時間がほしいと嘯いたハルは、雪風から三日間の猶予を得る。願いを聞き入れた雪風に、アーシャ、織姫の二人と共に連れてこられたのは彼女の領土、なんと月面上だった。刻一刻とタイムリミットが迫るなか、最終決戦への切り札を模索するハルたちだったがー。シリーズ最大級のスケールにしてクライマックス!至高のドラゴン・エンタテイメント、堂々完結の第8弾!!
第一話『半舷上陸の日・左舷編』待ちに待った休暇!オーシャンモール四国沖店にやってきた左舷班。ショッピングやボウリングと、思い思いに過ごしていたが、黒木洋美は何かを悩んでいるようで?第三話『みなみさんと晴風の仲間たち』飛び級ちびっこでありながらみんなの頼れる相談役、医務室の美波さん。どんな悩みも博識な美波さんがずばっと解決!今日も医務室には晴風中のお悩みが集まります。晴風航行中に実は起きていたゆる〜い五つの日常ストーリー。原案・鈴木貴昭による大人気アニメ『ハイスクール・フリート』公式スピンオフ小説第二弾、よーそろー!
ゲームで全てが決まる世界“ディスボード”-が創られる以前。星を引き裂き永遠に続く『大戦』をゲームと断じ、終わせようとしたのは何も“人間”だけではない。多少ルールが異なっただけで、たとえばそれは、とある森精種が思い描いた未来ー『星ごと皆殺しにして立っていれば勝ち』と。すなわちー“なんでもあり”とッ!森精種シンク・ニルヴァレンが見た『もう一つの終戦』を描く書き下ろし中編に加えアニメ特典に収録されたユルくアツき短編をまとめ盛大にはっちゃけた豪華特別編!
阿部久真は、興奮するとクマになる高校生。ある日、ぼっちのクラスメイト・天海桜の“ハチミツの汗をかく”秘密を知った彼は、欲望に負けて桜を押し倒し、しかも美味しくいただいてしまった!?その極上の味に惚れ込んだ久真は桜に迫るがー「何が何でも(桜のハチミツと)離れたくないんだよ!」「そ、そんな手にはにょり…乗りませんよっ!」。それでも久真は「最高のハチミツライフ」の実現に向け、学校内のクマ(=自分)出没騒動も、クラス委員長・鈴木(猟銃持ち)率いるクマ討伐隊の襲撃も私欲のために利用。すると、ドタバタのなかで桜からなぜかペットとして気に入られてしまって…!?私欲まみれのほんわかラブコメ、出没!
鬼柳怜生・享年17歳。彼の生涯は双子の姪をかばって儚く幕を閉じた…はずだった。何故か生き返った怜生の前には、長い紅髪に豊かな胸の、見目麗しい蛇女…蛇女!?さらに、彼女は怜生の「妻」を名乗り、彼は「神霊と結ばれ、世に新たな魔法技術を生み出す“王”になったのだ」と告げられる。司るはー無から有を生み出し、死者蘇生すら可能な「命」の魔法則。かくして、世界を一変させる力を手に入れた少年の、全世界と数多の“王”を相手にした覇道が幕を開ける!第12回MF文庫Jライトノベル新人賞・最優秀賞受賞作。最強・最速・極悪の三拍子揃った凄絶過激な魔王の狂宴、堂々開幕!
東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵ー通称『武偵』を育成する特殊な学校。強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジ。リサを連れてイタリアに入国したキンジは、『死の商人』とアダ名される天才拳銃技師ベレッタ=ベレッタに捕らわれてしまう。借金返済を迫られ、保険金のためにと命まで狙われたキンジ。レキとセーラに狙撃拘禁されながら、どうにかローマ武偵高での危険な留学生活をスタートさせたその裏では…イ・ウー同窓会の時が迫り、世界を揺るがす最悪の敵『N』との死闘の火蓋が切って落とされようとしていた!大スケールアクション&ラブコメディー第24弾!
超お金持ちの美少女小学生・二条藤花のヒモになった俺・天堂ハルは、今日も気ままに惰眠をむさぼり、藤花のお金で日々を満喫していた。どうやら世間は夏休みみたいだけど、俺には関係ない。だって毎日が夏休みだから!本職(?)の漫画も描こうとは思うけど、うん、なかなか良いアイデアって浮かばないよね!それでも藤花やその友達の丹沢千鶴、小森紗奈も俺を慕ってくれるし、やっぱりロリのヒモって最高だ。そんなことを考えながら過ごしている時、俺は思った。キャバクラに行ってみたいって。ということで藤花たちにお願いして「ロリキャバクラ」の開店だ!これも漫画の糧になる、ハズ!立派なインプット…だよね?激甘注意のヒモ生活!
“神霊魔剣”を操る貴族の乙女のみが通うグランディスレイン魔法学園。そこに入学した魔力ゼロにして唯一の男・ユーベルは、元序列一位の最強魔法剣姫・現使用人のティリ、病的なまでの兄愛を示す妹のリリアと同棲し、敵対していたツンデレ魔法剣姫アディリシアまで落として順調にハーレムー“王閥”を形成していた。次なる目的を見定めていた彼の元に現れたのは、学園最大姫閥『桜花夜会』の主にして絶対秘密主義のアンリエットでー「ユーベルさま…アンリとーお付き合いいただけませんか?」「よろこんで!」“愛は偉大、超便利、マジ効率いい”を標榜し、魔法剣姫を次々落とす!魔法以外なんでも使う元王子の規格外英雄譚、非常識な第二弾!
“人狼”、彼らは一年間に一人、人間を喰らわなくては、その命を保てない。カナガワ3区の新人討伐官・連野壮真は、人に化けて人を喰らう人狼を討伐するため、自らを天使と名乗る同僚の討伐官・篠崎樫乃と任務に励んでいる。共に両親を人狼の手によって失った二人。だが、二人は初めての囮捜査で偶然にも、樫乃の両親の仇である、遺体にV字の傷跡を残す・侵才の人狼“VOLF”の犯行の痕跡を発見する。しかし、樫乃が人狼の正体を見破ることができる“暴きの目”を発現させてしまったことで、二人の運命は大きく変わってゆくこととなりー!?第12回MF文庫J新人賞受賞、鮮烈の小説デビュー作。これはー決して暴いてはならない真実の物語。
私の名前はクリスティーナ・ノワール。天才だ。大天使な妹ミシュリーとあははうふふのめくるめく未来と決別し、悪役令嬢の道を歩むと決意してから早二年。私も十六歳になり、学園では悪役令嬢として確固たる地位を築いていた。時間は歩みを止めることなく流れ続け、やがてミシュリーも入学の時を迎えた。そして私が愛すべき運命が始まるー。来たるべき宿命に向き合い、抗い、受け入れた暴走悪役令嬢物語、ついにフィナーレ!!