2016年2月18日発売
異世界を堪能しすぎの修学旅行は続く。 修学旅行の最中、突如中世ファンタジー風異世界に飛ばされたものの、特にこの世界でやることもないので修学旅行の続きをはじめた沢木浩介たち。彼らと旅のスポンサーであるプリシラ王女は修学旅行を楽しんでいた。 異世界であろうと、修学旅行の定番コースは変わらない。お土産ショッピングをし、名物を食べ、史跡を巡って歴史に思いを馳せる。 しかし旅のもうひとつの目的である、異世界に散らばったクラスメート捜しはあまり進展していなかった。 そんな道中、浩介たちはドラゴンの脅威に怯える村に辿り着く。 浩介たちは「討伐してあげたい」と思うが、プリシラの「どういう脳の構造してたらドラゴンさんに勝てると思えるんじゃ? それとも将来の夢がひき肉なのかな?」というマジレスで冷静になる。ドラゴンは軍隊に任せてスルーしようとしたが、村人から「二か月前に突然現れた少年がドラゴンを諫めようと山へ向かい帰ってきていない」と知らされる。 聞けば聞くほどその少年はクラスメートっぽいので、一行はドラゴンが棲むという山へと向かうのであったーー。 異世界を堪能しまくっている高校生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第二弾!
失われた全てを取り戻せーー最後の性戦!! 「そういえば“下”って漢字があるけど、あれって膣とクリトリスを同時に刺激するバイブみたいで素敵だよね! まさに下ネタの下にふさわしい漢字だよ」 「死ねだぜ」 藻女の企みを潰すために〈SOX〉が起こした戦いから、二年。 世界各地で卑猥な犯罪が多発する中、一切のヒワイが排除された極東のエデン。未曾有の大事件を無事に乗り越えた日本は、その底力を見せつけるように、世界をリードする健全ユートピアとして、健やかで美しい成長を続けていた。 ーー表面上は、そういうことに、なっている。 だが、この国ではもう数か月、子どもが生まれていない。 綻びは、そこかしこに存在する。それでも、ギリギリのバランスで成り立った、仮初めの「正しい」社会。 華城綾女(かじょう・あやめ)から〈雪原の青〉を引き継いだ奥間狸吉(おくま・たぬきち)。彼は藻女のつくりあげた完全なる性管理社会を打倒すべく、最後にして最大の下ネタテロ「エッチなABC」作戦を進めていた。 果たして、狸吉たち〈SOX〉は下ネタという概念を取り戻した「まちがった」未来を勝ちとれるのかーー! アニメ化もされた大人気Yトークコメディ、ついに完ケツ!! さよならパイパイまたいつか!
ゆる〜く『人生』かむばっく! 「ねえ、勇樹。日本が世界に誇るものってなんだと思う?」 それはクールジャパンの原動力、アニメーション! いつものように第二新聞部部長・彩香の思いつきで始まった特別企画、『アニメのお悩みにもお答えします』。声優さんや監督さん、アニメ業界で活躍する皆さんのリアルなお悩みにお答えしていく企画だが、今日も今日とて議論は明後日の方向に転がっていき……? 梨乃、ふみ、いくみのいつもの面々が、アニメ界のお悩みにゆるーくお答え☆ TVアニメシリーズの特典小説を加筆修正し、原作イラストレーター、ななせめるち先生のお悩み回答を付け加えたスペシャル版! 業界の裏側も知れるかもしれない、ゆるふわ☆人生相談コメディ最新刊! 『人生 えくすとら』、はっじまっるよ〜!
ウェアラブルデバイスとインターネットが、市民生活に深く根ざした未来計画特区・蜂原。この街では電波にまつわる怪異「ジャム」の存在が囁かれていた。しかし、ただの都市伝説に過ぎなかった噂が、事件となって徐々に現実味を帯びていく中、“視聴覚準備室”メンバーたちは通信インフラを支配する企業「リンクス」に勤める舞羽の父親・清文にことの真相を問いただす。悪意が悪意を生む泥沼の中で、奏矢たちは各々が戦う理由を導き出そうと苦悩するー物語は最終局面へと突き進む。待ち受ける未来はユートピアか、ディストピアか。