2016年3月4日発売
スモンの姫君、ロザリーアは、まだ恋を知らない。一方、幼なじみの貴公子リクハルドは、幼い頃からずっとロザリーアのことを想い続けていた。眉目秀麗な完璧王子なのに、内面は傷つきやすく臆病で、自分の気持ちを伝えることがどうしてもできない。 この二人が、男女が組みになって滑る「氷舞踏」に、挑戦することになった。個性的な登場人物たちに彩られて迷走する初恋物語。「銀盤の奇跡」は起こるのだろうか? スモンの姫君、ロザリーアは、まだ恋を知らない。一方、幼なじみの貴公子リクハルドは、幼い頃からずっとロザリーアのことを想い続けていた。容姿端麗、頭脳明晰、しかも氷闘の現王者、リクハルド。天が二物を与えた完璧王子なのに、内面は傷つきやすく臆病で、自分の気持ちを伝えることがどうしてもできない。 この二人が、男女が組みになって滑る「氷舞踏」に、挑戦することになった。祖国の発展のために著名な氷闘士になるのが夢だったロザリーアは、リクハルドの恋心に気付かぬまま、無我夢中で鍛錬にあけくれる……。 個性的な登場人物たちに彩られながら、銀盤の上の魔法が、少しづつ少しずつ不器用な二人の心を寄り添わせていく。いじらしく、可笑しく、可憐な初恋物語。 序 1 2 3 4 5 6 7 終 あとがき 電子書籍特典スペシャルショートストーリー 相方の条件
「もっとしてほしいのなら…俺のことも慰めてもらおうか?」傾いた子爵家を助けるため街で仕事を探していたクレアが持ちかけられたのは、期間限定の花嫁役。異国から進出してきた貿易会社の経営者イザークが事業を成功させるまでの、契約上の仮初めの関係だ。だが漆黒の瞳と髪のエキゾチックなイザークに快楽の手ほどきを受け、際どい受撫を許すうちに、彼との未来を期待してしまい!?甘さ究極乙女系ノベル。
運命の春が来るー。従兄弟同士の直樹と隆は、まもなく十七歳の誕生日を迎えようとしていた。例年どおり、隆の住む花の里の家を訪れた直樹と典子兄妹は、隆の、母親・美紀子に対する冷淡な態度に戸惑う。「あの女が悪い」毎晩のように部屋を訪れるなにものかの気配に苛立つ隆。息子の目の中に恐れていた兆しを見つけて絶望する美紀子に異変が。直樹と隆ー二人の少年を繋ぐ悲劇の幕が上がる!!
大人気吹奏楽漫画のノベライズ、第3弾! 人気キャラクターたちの隠されたエピソードが、今回も小説になって続々登場! 神海先生の描き下ろしイラストも必見! コミックス11巻と同時発売!
「マミはまるごとぼくのものだ」熱い舌が胸を弄び、甘く濡れた身体を長い指がかき乱してー。独占欲を剥き出しに私を抱くクリスが、本物の婚約者ならよかったのに。記憶喪失の彼へとっさに吐いたウソは、周囲を巻き込みどんどん“本当のこと”になっていく。かっこいい彼、優しい家族を騙し続けるのが辛くて、結婚式直前、とうとう私は真実を告白したけれどー!?