2016年8月20日発売
神託によって、リュートの嫁になるためにPEACEMAKER本部を訪れた「天神教」の巫女ココノ。団員見習いとして、仲間たちと打ち解けていくココノだったが、ある日「天神教」にまつわる禁忌を目撃してしまい…。口封じのため差し向けられるは、大陸最強の暗殺者集団、処刑人。リュートは自らを慕うココノを、愛する嫁たちを守るため、彼らとの全面対決を決意する!「さぁ、淑女諸君、報復の時間だ」音もなく忍び寄る脅威を迎え撃つのは、凶悪な新型兵器と最新鋭の現代戦術。己を狩る側だと信じきっている者たちはまだ知らない。自分たちが踏み込んだのが、PEACEMAKERという名の地雷原だということを!
七つの神話の力を手にした生徒たちによる神話代理戦争ー放課後、孤島の学園で、異端の少年は神々への復讐を誓うー。オシリスを無力化させた最後の適合者ー『神殺しの神』の登場で、ついに全ての駒が揃った。神冥裁判の影響による、休戦状態の間、平穏な時を過ごしていた雷火たち。しかし、解き明かされるレオンの記憶は、肉親を奪った敵の正体をあぶり出し、櫛鉈姉妹の間に生まれた愛情が、悲劇の災厄を引き寄せてしまうー。神は人を思い、また人は神を救えるのか。過去から蘇る復讐の連鎖が、破滅への嵐を呼び起こす!!
魔術文化祭の開催が迫る中、魔術王は相変わらずひきこもる。出店するフィギュア屋も分身に店番させて自分は二度寝三昧…。そのはずが、初めての親友にデレデレのデュセルは、海にプールに遊園地にとブランを遊びに誘いまくり!もちろん文化祭も一緒に歩きたいーだが、急接近したいのはステラも同じで?学園生活が華やぐのも束の間、突如ブラン邸に現れたのは因縁の大魔術師・アンジェ!なんとブランを弟子に迎えると言うのだ!?さらには、ステラの父であり『神獣殺し』の異名をとる最強の国家魔術師スティーヴンが『七詠唱』を狙い入国!?それでも魔術王はひきこもる。門外不出にして、最強となれ。
リア充になろうと決めた日から、ずいぶん経った。いつの間にか、普通に女の子と話せるようになった。服だって自分で買えるようになった。だけど、本当にリア充になれたんだろうか。先生になって、自分だけの力で頑張ると決めた長谷川。オタク系の会社で奮闘する小豆ちゃん。新しい恋に向かうことを決めた鈴木…みんな、前に進んでいく。俺もアイツのために、進まなきゃいけない。俺はまだ、本当のリア充になってない。「初めての同棲生活だよ?楽しまなきゃ損じゃん?」大学4年生の時。アイツの笑顔を見ながら、そう思ったんだ。さぁ。明日は、俺と恋ヶ崎の結婚式だー
残存する魔力の脅威を取り締まる『異端審問官』の育成機関、通称『対魔導学園』には、劣等生の寄せ集め部隊『第35試験小隊』が存在する。「さすがです、お兄様」ラピスが唐突にタケルの『妹』になろとしたり。「今晩だけは、草薙はわたくしの旦那様なんですのよ!」再び持ち上がったうさぎの婚約話をブチ壊すために奮闘したりと、本日も35小隊は大騒ぎ。そしてー「がんばったよね、あたし達。これはきっとそのご褒美でしょ」解散した35小隊が、タケルのために再結集。5年後も、きっとさらにその先も続いていく、愛しい小隊の日常と騒動を書き下ろし。彼らの軌跡は、永遠に色あせないー。
成績優秀で、生徒会長も務める完璧優等生な中学三年生の妹、永見涼花がライトノベル大賞を受賞!?しかもその小説の内容は『兄を溺愛する妹のイチャイチャラブコメ』!?兄の俺にはいつも厳しいのに…。さらにはラノベや萌えがわからない涼花の頼みで、俺が代わりにラノベ作家としてデビューすることに!?それだけでも大事なのに出版された小説は空前の大ヒット!俺(妹)のファンという美少女たち、ラノベ作家や、イラストレーターが集まってきてー。涼花は取材のために、デートしたいと言ってくるし!勘違いしないでくれ、俺が好きなのは妹の書いた小説の『妹』で、目の前の『妹』じゃない。
剣と魔法のMMORPG「エアリス」をやりこみ尽くした少年は、VR技術の被験者として、その世界をゼロから再スタート。ところが同じゲームであるはずのそこは、ログアウト不可、NPCが意思を持つ、異世界のような存在となっていた!だがそんな状況でも少年、クロードのやることはただひとつ。この世界の常識を覆す、リアルの知識を反映した兵器でボスを狩り、設計図を流通させることで経験値を大量獲得し、「最強」という目標へ最大効率で駆け上がるのだ!そしてその快進撃に、人が、国家が、世界が彼の力を求め始める…!極めたスキルで世界を変える、異世界ゲームファンタジー構築開始!
東京を中心に霊的災害が多発する現代。呪術で東京を守る陰陽師の中でも選りすぐりの存在、それが『十二神将』である。史上最年少で『十二神将』入りし、『神童』の誉れ高き大連寺鈴鹿。悲しくおぞましい事情から禁呪に手を伸ばす彼女に、痩せた黒猫が囁くー「鈴鹿は自分が死んじゃってもいいの?」「鬼どもに任すは惜しい故ー少し遊ばぬか?」呪術犯罪捜査官として『黒子』の異名を持つ大友陣。夜光信者を捜査する彼の前に現れたのは、「法師」とあだ名される伝説で…。呪術界の陰日向に活躍する『十二神将』。あの日あの時、彼らは何を視、何を想ったのか。語られなかった物語が、ここに。