2018年12月28日発売
燃えるような赤い髪の少女・千寿は、実の父にして母の仇ー豊臣秀吉を討つために京の都へ。ついに父娘は生涯初の対面を果たすが、千寿の心は怒りと情の狭間で揺れ動くのだった。一方、元武士の南蛮貿易商人・大野木双悦のもとでは、聖母と呼ばれる美女・カテリナが、預言者として切支丹たちの崇拝を一身に受けていて…。歴史を変える女たちの戦い、その衝撃の結末はー?
竜人族で長身の奴隷ベスタを落札し、ついに美女四人になったハーレムパーティ。大柄な体躯と高い戦闘能力を活かしたベスタの活躍に、迷宮探索もかなり捗るようになった。ミチオたちは新しいジョブを手に入れるために、実験をしながら徐々に深い階層に潜っていく。さらにベスタは夜の生活にも積極的で、ミチオはますます大満足の日々を送ることになる。しかし、ある日いつものように迷宮を探索していると、ロクサーヌが魔物の位置がわからなくなったと戸惑っていてーー。
フォンシエたちはカヤラ領北東の都市を占領していた水棲の魔王セーランを滅ぼした。しかしその後、突然旧首都が大量の魔物に襲われ、市民を連れて脱出せざるを得なくなった。なぜカヤラ領は頻繁に魔物に襲われるのか?フォンシエたちはその謎を解き明かすべく、旧首都にあるオーラー墓地に向かうことになる。やがて目的地にたどり着いたフォンシエたちは遺跡を発見する。魔物たちがこの地に集まる理由とはー。大人気ファンタジー、感動のクライマックス!
火龍が国王の退位を迫ったことで、ポーンソニア王国は混乱の最中にあった。そんな中、ジルアーテという冒険者の少女が王命で捕らわれてしまう。ジルアーテはポーンソニア王国の南に広がる自治区「中央連合アインビスト」の先代盟主の娘だった。アインビストでは少数種族たちが集まって同盟体制を築いており、「選王武会」で優勝した者を盟主として任命し、自治を行っているという。中でもジルアーテは竜人族という特別な種族であり、アインビストに集まる種族の中でも忌み嫌われている不遇の立場だった。冒険者ギルドの受付嬢フレアからそのことを聞いたヒカルは、竜人族という種族に興味を抱き、ジルアーテに会うために王城に忍び込むのだがー。
帝国の第六皇女ヴィクトリアと、屈強な強面騎士アレクシスの婚約発表は成功に終わり、二人は新しく辺境領を治めることになっていた。「何もないところなんだから、何でも作っていい」とワクワクするヴィクトリアは侍女のアメリアの提案も入れつつ、どんどん開拓計画を進めていく。しかし一方で、隣国から留学しているイザベラ王女の暴走は続いていた。一国の王女である自分を差し置いて、子供にしか見えないヴィクトリアばかりチヤホヤされる現状は屈辱そのもの。苛立つイザベラのもとに、イザベラに熱を上げる男、シュレマー子爵が現れて…。