2018年12月28日発売
革命的スマートフォンゲーム『INGRESS』がついにアニメーションへと侵出! その渾身作を、シリーズ構成・脚本の月島総記みずからの手で完全小説化!! 誠は幼い頃から奇妙な能力を持っていたーー触れたモノの記憶が読める力。 警察の特殊捜査官として働く彼は、人間の精神に干渉する未知の物質「XM(エキゾチック・マター)」の研究所事故現場で不可解な記憶を目撃する。 それは、事故の唯一の生存者、サラの指環に残されていたものーー人々が赤い光に飲み込まれ、消失する光景ーーだった! その日を境に、誠とサラはXMを巡るふたつの陣営の抗争、そして、巨大な陰謀に巻き込まれていく。 人類の命運をかけた制御不能の戦いが、今はじまるーー!!
竜人族で長身の奴隷ベスタを落札し、ついに美女四人になったハーレムパーティ。大柄な体躯と高い戦闘能力を活かしたベスタの活躍に、迷宮探索もかなり捗るようになった。ミチオたちは新しいジョブを手に入れるために、実験をしながら徐々に深い階層に潜っていく。さらにベスタは夜の生活にも積極的で、ミチオはますます大満足の日々を送ることになる。しかし、ある日いつものように迷宮を探索していると、ロクサーヌが魔物の位置がわからなくなったと戸惑っていてーー。
フォンシエたちは旧首都を占領していた水の魔王セーランを滅ぼし、市民を連れて脱出した。しかし、旧首都は未だ多くの魔物が蠢いており、このままだといつ魔物が溢れ出してもおかしくはない。根本的な解決のためには魔物を滅ぼさねばならず、フォンシエたちはオーラー墓地に魔物が集まる謎を調査するため、もう一度旧首都へ向かうことになる。やがて目的地にたどり着いたフォンシエたちは遺跡を発見する。魔物たちがこの地に集まる理由とはーー。大人気ファンタジー、感動のクライマックス!
火龍が国王の退位を迫ったことで、ポーンソニア王国は混乱の最中にあった。そんな中、ジルアーテという冒険者の少女が王命で捕らわれてしまう。ジルアーテはポーンソニア王国の南に広がる自治区「中央連合アインビスト」の先代盟主の娘だった。アインビストでは多数の種族が集まって同盟体制を築いており、「選王武会」で優勝した者を盟主として任命し、自治を行っているという。中でもジルアーテは竜人族という特別な種族であり、アインビストに集まる種族の中でも忌み嫌われている不遇の立場だった。フレアからそのことを聞いたヒカルは、竜人族という種族に興味を抱き、ジルアーテに会いに行くことにするのだがーー。
帝国の第六皇女ヴィクトリアと、屈強な強面騎士アレクシスの婚約発表は成功に終わり、二人は新しく辺境領を治めることになっていた。「何もないところに何をしてもいい」とワクワクするヴィクトリアは侍女のアメリアの提案も入れつつ、どんどんと開拓計画を進めていく。しかし一方で、隣国から留学してきているイザベラ王女の暴走は続いていた。一国の王女である自分を差し置いて、子どもにしか見えないヴィクトリアばかりチヤホヤされる現状は屈辱そのもの。癇癪を起こすイザベラのもとに、イザベラに熱を上げる男、シュレマー子爵が現れて……。