2018年9月12日発売
幸せの“香り"を掴むため、私は立ち向かいます! ウェルトリア領で二年間の令嬢修業を終え、王都へと帰ってきたコーデリア。 今までコーデリアが研究してきた“香り"のおかげで、自身の成人を祝う夜会は大盛況。 そして王都にも“香り"を扱う店を開き、コーデリアの人生は順風満帆そのもの。 しかし、まだコーデリアには“破滅フラグ"が残されたまま。 「--逃げてばかりではいけない、ということね」 今まで避けてきた『赤いドレス』を身に纏い、コーデリアは王子シルヴェスター、そしてヒロインのシェリーとの決着に臨む。 “香りの令嬢"が紡いできた物語は、ついにフィナーレへーー。
平凡な日本人、規格外の魔法で異世界の揉め事を全部解決!? 黒髪で標準的な顔の“自称平凡な魔法使い" カナデは転生者であった。伝説の魔法使いの孫として育てられた彼女は規格外の魔力の持ち主となり、史上最年少で魔法学園に入学。 学園では個性的なメンバーとの出会いにより更に魔法の才能を伸ばしていくーー。 就職活動を経て彼女は宮廷魔術師となるのだが、ブラックな職場環境に嫌気が差して、王太子からの誘いを受け新たな仕事に就く。 それは後宮への潜入調査であった。 「僕の後宮に入ってくれるかな?」 「それが職務と言うのならば喜んで」 強力な魔法で後宮の陰謀も解決!? そんなカナデの異世界お仕事ファンタジー第2弾!
運命が導く冒険と、恋 秘密を知ったその時、きっともう一度読みたくなる! 「我が世界をお救いくださいませ、聖女様」 桜が舞う春のある日、虎屋笑美は異世界の魔法使い・サイードに声をかけられた。 幼い頃から異世界に憧れを持っていた笑美は、ふたつ返事で承諾したけれど、 彼女が期待されていたのは、“異世界を救うための聖女"ではなかった!? 「ねえサイードさん、謝ってくれてもいいのよ?」 聞いていないことだらけの異世界を救う旅の中で、 壺姫と呼ばれるようになった聖女が贈る、 涙と笑顔の異世界トリップストーリーが大幅加筆で登場!