ラノベむすび | 2019年10月発売

2019年10月発売

次元特急ラザフォード次元特急ラザフォード

出版社

講談社

発売日

2019年10月3日 発売

ジャンル

『星界』という数多の異世界から成る『大いなる次元』--かつての二つの勢力による破滅的な戦争を乗り越え繁栄を続けている。ある時、星界同士を繋ぐ巨大列車『ラザフォード』に片道1年に亘る作戦指令が降った。目的地は全人類の故郷『起源の地』。シェイクは副官のアルマ、姉で上官ののテティスたちと過酷な旅へ。だが作戦の真の目的は「1年以内に訪れる《大いなる次元の終末》を阻止せよ」という不可能に近いものだった!? 『星界(せかい)』と称される異世界の集合体である、『大いなる次元(グレート・ユニバース)』を貫き、恐るべき《虚無》--触れた実体すべてを無に帰す真の《無》--に満ちた空間を渡っていく危険な旅を可能にする巨大列車型移動システム『次元特急』に乗り込んだ主人公・シェイク、そしてメインヒロインのアルマ……行く先々で出会った人々、別れていく人々、それぞれのエピソードが織りなす涙と感動が、人知れず闇を抱えて生きるシェイクの内面を照らし、成長させていくという、ロードノベル的要素、旅行記的要素、そして激しく厳しい戦いを描いていく、ライトノベル黎明期にはこういう作品があったのでは……そんな気持ちを起こさせる作品です。

秘密の花園でお茶を秘密の花園でお茶を

出版社

ポプラ社

発売日

2019年10月4日 発売

ジャンル

隠れ家カフェ「秘密の花園」にようこそ。 花の香りと美しい青年に、悩みも孤独も疲れも、 心から癒されます。 <STORY> 慕っていた兄の婚約にショックを受けた高校1年の滝川英美里は、思い悩むあまり道端で気分が悪くなり、同級生の伊庭健に助けられる。兄の店だと連れてこられたのは、住宅街にひっそりある隠れ家のようなガーデンカフェ。その美しい庭に魅せられ、英美里は優しく微笑んで迎えてくれた美青年の店主咲良に、誰にも言えない悩みを打ち明ける(第1話 キョウチクトウの誘惑)。 美しい庭の花とあふれる香り、甘いお菓子で訪問客を癒す、花カフェをめぐる目にも心にもやさしい物語。 <目次> 第1話 キョウチクトウの誘惑 第2話 ライラックの憂鬱 第3話 レンゲソウの窮地 第4話 花冷えの日 あとがき 装画:香魚子 <著者メッセージ>  この物語のテーマは『癒やしと救い』です。  身も心も疲れ切ってクタクターーそんなときに読みたくなる本をイメージして作りました。  私自身がそんなふうに疲弊していた時期に、癒やしを求めて書いたお話です。  なので、自分の好きなものを詰め込みました。  見るだけで気分が華やぐ花々、香りで癒やしをくれるハーブ。  甘くて綺麗なスイーツ。そのときの気分で選ぶ、様々なドリンク。  ほっと一息つける隠れ家カフェ、ほどよい距離感で接してくれる、素敵な店長。  そして、ハラハラドキドキもほしいーー各話に必ず主要人物の『秘密』を。  カフェのイメージは、その名のとおりバーネットの名作『秘密の花園』です。  思いがけず出会った、自分だけの秘密の場所。  外とは隔絶された別世界で、花や木々に囲まれているーー。  実在のカフェではなく、自分の理想をイメージして創作しました。 (あとがきより)

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