2019年11月30日発売
自らを神と宣言し、【賢者の石】の力で世界を征服しようとした悪王を粛清したケヤルガ。 魔王城とジオラル王国を掌握し盤石たる権力を握ったかに思えたが、遂に潜伏していた【砲の勇者】が動き出す。平穏を勝ち取ったのも束の間、ブレットの謀略により「人類の敵」として仕立て上げられたケヤルガ達のもとに連合軍の大軍が差し向けられてしまってーー。 「俺とフレイアの2人で充分だーー誰が相手だろうと問題ない」 人類最高の魔力を誇る勇者達が悪の王国兵を駆逐する! そして最後の標的・ブレッドを討伐せんと一行は敵本陣へ乗り込むのだが!? 復讐鬼vs最強の勇者、雌雄を決する戦いが始まる!
いさなの告白叶わずも、すんなりと親友同士に戻った水斗といさな。 相変わらず近い二人の距離感に、心がざわつく結女だったがーーそんな彼ら以上に、理解できない二人がいた。 南暁月と川波小暮である。幼馴染み同士なのに、顔を見る度にいがみ合い……。 暁月たちの仲直りを望む結女、そして二人の過去を察した水斗は、いさなを巻き込んで一役買うことに!? きたる勉強合宿。かくして暁月と川波は、黒歴史《おもいで》に向き合うことになる。 あの頃のあだ名で呼び合い、恋人ごっこをさせられて。 それはただの“罰ゲーム”なのに、どうしてもお互いを意識してしまうこの二人もーー元恋人同士なのである!!
次期当主争いも落ち着き(?)、おめでたも発覚してメアリたちは幸せムード全開。しかし事態は一変。「その子はどこの子?」なんとアディと同じ髪色の女の子・アンナが現れる。しかもアディのことを「お父さん」と呼び始めた!思わぬ展開に動揺するメアリは一抹の不安を感じつつも、彼女を親元へ帰すため動き出すが…?「なにより俺が一緒ですから大丈夫ですよ」2人の絆がグッと強まる、大人気WEB発・転生ラブコメ第7弾!
クリスマス直前に彼女に浮気された大学二年・羽瀬川悠太。 そんな絶賛傷心中の俺の家にーー今日もあいつが遊びにくる。 なにかと俺をからかってはケラケラ笑い、勝手に家にまで上がり込んでくる無用心な後輩・志乃原真由。 「私が慰めてあげましょうか? って、凹(へこ)んでる先輩かわいいー!」 普段は、こんな具合に俺をもてあそぼうとするくせに。 堕落した俺の生活を見かねてうまい飯を作ってくれて、酔って帰ったときも介抱してくれて…… 「先輩に、もっと好きになってもらいたくて」 二人きりのとき、俺にだけ見せるその顔は、ずるいだろ。 ★第4回カクヨムweb小説コンテスト・ラブコメ部門《特別賞》受賞作!! キミだけに見せる小悪魔美少女の“素顔”がかわいい、ちょっぴり大人のラブコメディ!
「バンドのメンバーになって、俺と駆け落ちしてくれ!」 引きこもりでベースを弾くことだけが支えだった僕、鈴谷陸の日常は、明るくて強引なボーカル・カズの言葉で一変した。 まるで熱風にさらわれるように、彼や初めてできたバンド仲間と奏でる音楽は、僕をまだ知らなかった新しい世界に連れていくけれど…… 夏ロックフェス出場を目指す僕らに、トラブルの予感!? 第17回角川ビーンズ小説賞〈奨励賞〉&〈読者賞〉W受賞作!
オリビアが護衛するアルフレッドは、表は真面目な領主の息子、裏では女装で屋敷を抜け出す猫かぶり!そんな彼に連れられ、男装したオリビアも『夜の街』へ。そこでノアと名乗る怪しい奇術師に出会い、二人で一座を調べることに。しかし襲撃を受けたオリビアは、護衛対象に守られる形で己の力不足を突きつけられて…!?「おれの側から離れるなんて赦さない」女装殿下の独占欲が大暴走!?第17回小説大賞奨励賞・受賞作!!
王国史上最強の神童こと僕・ハル(16歳)は、近衛騎士団に配属されることになりました。国中の猛者達が集うこの騎士団でエリート街道をひた走る僕の上司、女騎士カレンさん、29歳独身。普段は“鬼の騎士隊長”として恐れられる気高い彼女ですがー一人暮らしの部屋に招いてくれたり、甘えさせてくれたり、“僕にだけ”特別な表情を見せてくれるカレンさんが可愛すぎる!年上おねえさん騎士との悶絶必至なイチャ甘ラブコメ!!
高校生最後の日、卒業式。小熊、礼子、椎の3人は窮屈な式典の終わりを合図に、ポケットからカブのキーを取り出した。 高校生から大人になるまでの、短い猶予。それを目いっぱい使って、自分たちがこれから暮らす街・東京を知るために3人はバイクを走らせる。有料の駐輪場、密度の高い建物群、夜になっても明るい道。東京の街は刺激的でなにもかもに圧倒されそう。 「道は走りながら決めればいい。だってそのほうが面白いから」 自分たちが見つけた、それぞれの未来。その分岐点はきっとすぐそこ。分かれ道までほんのひと時を、カブとカブで繋がる誰より近い2人の友達と走る、小熊の卒業旅行。 ★アニメ化企画進行中!★ 監督:藤井俊郎 シリーズ構成・脚本:根元歳三 キャラクターデザイン:今西 亨 アニメーション制作:スタジオKAI
桜丘高校に入学した1年生の涼海ひより。緊張しつつむかえた登校初日、同じクラスになった愛蔵と勇次郎は、なんと大人気アイドルのLIP×LIPだった! ひょんなことから彼らのマネージャー見習いになったひよりは、現場でドジを連発。そのうえイジワルな彼らに振り回されてしまう。 だけど、頑張る2人の姿を見ているうちに、彼らの“本当の気持ち”に気付いて……? LIP×LIPの大人気楽曲「ノンファンタジー」が待望の小説化!
品行方正な生徒会長・雛子には誰にも言えないヒミツがある。それなのに、生徒会の後輩イケメン・知花に知られてしまい、秘密を守る代わりに、毎週放課後“2人きり”で会う契約をさせられる。「…なに、想像してたんですか?」イジワルなのに会うとドキドキしてしまうのはなぜー!?知花主人公の書き下ろし「水曜の放課後は、カーテンの裏側で」も同時収録した“エブリスタ小説大賞2018 別冊フレンド原作賞”受賞作!
必死に現実世界への帰還を模索する堂巡。その鍵を握るのは、この世界を支配する神エグゾディアだった。神と魔王の最終決戦に臨むヘルシャフト、しかし謎の黒幕は更なる罠を仕掛けてきて!?そしてついに、堂巡は2Aギルドに正体を明かすこととなりー。“堂巡=ヘルシャフト”を2Aギルドは理解してくれるのか。この世界に愛着が湧いてしまった堂巡は、現実世界と仮想世界のどちらを選ぶのか。哀川愁子と朝霧凛々子、堂巡を中心とした三角関係の行方は…。究極の選択に、最後の魔王ポエムが響き渡る!
魔神ダンタリオンとその眷属達の襲撃を迎え撃った帝国と王国の軍勢はかろうじて撃退に成功するも、ダンタリオンの逃亡を許し、魔神の血に目覚めたリィーリが人間滅亡を望む女神ケラウノスにより魔界へと連れ去られてしまった。皇帝は魔界へ向かう決意を固めるのだが…。皇帝と因縁の魔神の戦いがついに決着!『千年戦争アイギス』におけるライバル“白の帝国”を描く公式小説、第4弾!皇帝の妹リィーリのシリアルコード付き!!
「私はどの神であったのか思い出せない」自らを“神話再演”の使命を帯びた神と名乗るも神の名を思い出せないシャグ。彼女の記憶を取り戻すのを手伝う男子高生のチョータ。ふたりは国津神の一柱である和香や琉々葉に話を聞きにいくことに。すると、琉々葉から「おまえが神ぃ?偽物じゃ偽物」と一蹴されてしまう。果たしてシャグの正体とは!?タカヒロ×田中ロミオで贈る大人気ゲーム『和香様の座する世界』、待望の小説化!
「大丈夫、お姉ちゃんに任せておけば心配ないからな」今日も学園の「二大女神」である岸川先生にキスをされそうになったり、今にも胸元が弾けそうなチアの衣装を着た杜山先生の少しエッチな治療を受けるなど、騒がしくも楽しい日々を送るインテリヤクザの海原涼太。そんな中、涼太は杜山先生が企画した吹奏楽部と水泳部の合同合宿に参加するのだが…。ちょっぴりエッチだけど献身的に支えてくれるお姉さん先生とのラブコメディ、第二弾!
凶悪なモンスターが跋扈する世界で、限られた資源を巡り争う天使族と冒涜者。そんな中、休戦協定が結ばれることに。その証として両種族選抜で『合同部隊』が結成されるのだが…。“世界の最果て”に大志を抱く冒涜者フレドと、片翼に劣等感を抱く天使族、少女ラブラ。「わたし“おれ”は大切なものを守るため最強になる!!」二人の運命的な出会いが、絶望の未来を希望に変える!!超王道ボーイミーツガールファンタジー、ここに開幕!
ある学園にリズという少女がいた。リズは成績優秀で品行方正、心優しく、誰もが憧れ尊敬する人物だった。ある日、リズが通う学園に、魔王軍との戦いで負った傷を癒やすために勇者一行が編入することになった。出迎えたリズは勇者に思わず見とれてしまい、気がつくとこう言っていた。「パンツくださいっ…!」リズにはとある秘密があった。彼女はかつて、勇者の仲間の一人だったのだ。しかし、強大な敵と戦った際に記憶も力も失ってしまい、何もかも忘れて普通の少女として学園生活を送っていた。リズの失った力ーそれは、色欲の淫魔サキュバスの力だった。自分がサキュバスであることを忘れて清楚な少女になった彼女は、己のエッチで変態な衝動に葛藤する。「違います!私はエッチな子じゃありませんっ!」サキュバス少女が繰り広げる大波乱が今、幕を開ける!
暴走した終焉樹フィーネスを打ち倒し、不要となった終焉樹の核を手に入れたトモヤ。何をしても壊れないほどに硬い核ならば、トモヤの武器として耐えうるかもしれないと考え、一行はリーネの知人の鍛冶師に加工してもらうために北大陸を改めて目指す。その道中、ユミリアンテ公国にて、北大陸行きの船が出発するまで観光することになる。水着姿のリーネとルナに癒されつつ海辺での遊びを満喫していると、突如魔物が現れ、平和な海水浴場は一転して恐怖に包まれてしまう。自分たちの実力ならばたいした敵ではないとトモヤは思ったのだが、なぜかリーネはその魔物を怖がっているようでー。
学園祭を無事に終えたアスラは、久しぶりに白いウサギの夢を見る。「このままだとあなたー死んでしまうわ」不吉な忠告だけ残して消えたウサギに戸惑いつつも、つかの間の平和な時間を過ごしていると、王都で開催される精霊祭の話を耳にする。精霊祭では怪盗ノームミストの犯行を警戒して警備することになり、アスラたちは警備隊員としてパトロールすることになる。さらに今年は、まだレオナルドたちと暮らしていた頃に参加した『魔剣武祭』も開催されるらしく、エアスリル魔法学園の生徒としてそれにも参加することになった。面倒くさがるアスラだったが、ゼミールから今年は『ウサギ』が参加するという話を聞かされー。
炎神の呪いが解けたミューレリアは意識を取り戻したが、炎神の焔の影響で、記憶を失ってしまっていた。友人を救いたいラサラは、体に埋め込まれた結晶を取り除けないかと縋るのだが、医師から現代の技術では不可能だと告げられてしまう。しかし同時に、不可能を可能にする闇医者の存在を教えてもらう。早速その闇医者に会いに行こうとするアルト達の前に立ちはだかったのは、一連の事件の黒幕、ボルドだった。婚約者としてミューレリアの身柄を押さえようとするボルドに対抗し、ラサラはオークションの準備と称して、敵陣であるクロフォード家への逗留を申し出るのだったー。