2019年11月9日発売
初等教育にカジノゲームが導入された時代。森本和羅はプロ育成のため、お嬢様たちが通う学園で、ポーカークラブ顧問を務めることに。 「苦手なんです、手加減というものが」 カードを持てば修羅と化す二階堂朱梨。 「面白くなってきたっスね!」 デザート争奪戦常勝の木之下留子。 可愛いけれど癖が強いお嬢様たちに翻弄される彼の元にやってきたのは……。 「ご、ごきげんよう」 トランプの絵柄が可愛いので入部したいという、純粋無垢なド素人のお嬢様、笹倉巴でーー!? 役はないけど、曲者ぞろいのお嬢様たちによる本気のお遊戯が、いまはじまる!
イカしたDJが今回のお話を大紹介ダ!ミソギ、死者。嫌いなものは聖職者。犯罪亡者をぶっ飛ばし、地獄の閻魔に引き渡す荒事屋にして、シスコン(妹)!アッシュ、聖職者。嫌いなものは死者。聖なる銃をぶっ放し、死者を殺しまくる某機関の最終兵器にして、シスコン(姉)!!こんなチョイとオカしな二人が、何の因果か亡者の街『東凶』で、「魂」に効くヤバーいおくすりを大捜索!聖職者嫌いの死者と死者嫌いの神父が!?ハッ、まったく上手くいく気がしてこないね!しっかーし!困ったことにこいつら実力は折り紙付き。おいおい頼むから『東凶』を壊滅させちまったりすんなよ!?電撃小説大賞“大賞”受賞作家・九岡望が贈る、ダークヒーロー・アクション!
異世界アンテ・ランデでディアナと再会し、魔導機士フィーグライドも仲間に加えた康雄。翔子に取り憑いたシィを分離する方法を探るため、一行は大国バスケルガルデの博物館で、最初の武機・破軍のオリオンを調べることに。だがその瞬間、翔子の左目の炎が激しく燃え、4人は黒い炎に呑まれてしまうー。気がついた康雄の前に現れたのは、翔子に取り憑いたシィ・ライアであった。彼女は、死者がシィとして現世に復活した理由を康雄に語り掛けー。勇者のセガレの普通の男子高生は、世界の危機を救えるのか!?ディアナと翔子との微妙な三角関係(?)の行方は!?クライマックスの第4巻!
チートスキルを極めたが故に、現代日本に帰還しても厄介ごとに巻き込まれがちな武流。バトルはもうこりごり!普通の青春が謳歌したい!そんな思いを胸に異能力者たちをワンパンで沈め、無事日常を手に入れた…はずだった。だけど事情と秘密を抱えた文芸部の友人(友人A=実は異能力者)(友人B=実はサイボーグ)(友人C=実はヴァンパイアハーフ)たちに囲まれながらの夏合宿は、当然ただの水着回になることもなく、波乱含みのバトル展開に…?そして次々と現れる新たなイロモノ超人たち。名探偵?宇宙人?はたまた魔法少女?あらゆるジャンルの垣根を越え現れた敵を前に、武流は一撃解決で日常を手に入れることができるのか!?
一人の中にいる二人の少女、「秋玻」と「春珂」。二重人格の彼女たちと触れ合ううち、僕らの中で始まった恋はーある日、唐突に終わりを迎える。そして…。-そして彼は、変わってしまった。だから、わたしは、わたしたちは動き出す。出会った頃の「彼」をもう一度、取り戻すために。すれ違いの修学旅行のなかで、わたしたちは彼を、矢野くんを、わたしたちの想い人を、追いかける。そう…たとえ、わたしたちがもう、恋人でないとしても。わたしとわたしと彼が紡ぐ、切なく愛しい、三角関係恋物語。「このライトノベルがすごい!2019」(宝島社刊)文庫新作部門第3位。
『アーサー王物語』の世界とほぼ同一の“異世界・グレートブリテン”に召喚された、『アーサー王物語』が大好きな日本の高校生・来人。まずは選定の儀式で起こる悲劇を回避するため、アーサーとマーリンとともに危険な芽を摘んだはずだった。しかし、実際には物語通り反逆者たちが蜂起。多くの命が奪われてしまう。今のままでは悲劇を書き換えることが出来ない。そう感じた来人たち一行は、物語でキーアイテムとなる『聖剣エクスカリバー』と、新たな仲間であるランスロットを求めて旅に出るが…。
「待たせたわね、ここで主役の登場よ!」恋人同士になったマサムネと紗霧。そんな二人の前に、エルフが現れ宣言する。「ここでわたしが勝ったら、超面白いと思わない?」そうしてエルフは、様々な「秘策」を披露していく。「紗霧を、超可愛くて魅力的な女の子に鍛えてあげる!」「同人誌を作って冬コミに参加するわよ!」紗霧をさらに可愛くし、兄妹の創作者としての実力を引き上げ、さらにはとんでもない爆弾を炸裂させて、日常を大きく変動させていく。そんなある日、エルフの母親が娘を訪ねてきて…事態はエルフ自身も想定しない方向に転がり始める。山田エルフの激しい恋心に振り回されるシリーズ第12巻!
少年兵レンカはその日、奇跡を見た。それは、春ー四月に降る雪。血みどろの最前線に降り、あらゆる敵を凍てつかせる雪。その奇跡を起こした少女は、こう呼ばれていた。『氷棺の聖女』とー。レンカと少女はふとしたことから出会う。移ろいゆく戦局の、その束の間に訪れた平穏な日々。二人は少しずつ、その距離を縮めていく。だが、彼らは忘れていた。少年が「ただの兵士」であることを。少女が「絶対の兵器」であることを。これは愚かな少年と、幸せではない少女の出会いと、そして、別れの物語。
王都での生活に一区切りをつけて、ダンジョン再攻略のため“セイゲン”へと戻ったテンマ。しかしセイゲンでテンマは、今まで以上の手ごわい強者たちと相対する事になってしまう!タニカゼを圧倒する魔物に、テンマをも追い詰める水底から忍び寄る強力な魔物ー。更にはサプライズ好きな王国の支配者?も現れ…。そんな癖のある相手に対して、テンマはどう立ち向かうのか!?ゴル、ジルの新しい魔物も眷属に加わり、ここへきてさらに盛り上がる『ダンジョンリトライ編』、開幕!
魔帝王に仕える四天王の一人、南の魔王“クーデルス・タート”は、代替わりした新しい魔帝王から突然解雇を言い渡される。それと言うのも、戦闘民族である“魔族”の重鎮であるにも関わらず、その凡庸な姿をした中年男は温厚すぎて戦争には役に立たず、他者に対して力を誇らず。しかも“お花畑”という、無害としか思えないふざけた属性を持っていたからであった。人間の住む領域へと永久追放されたクーデルスであるが…、しかし彼らは知らない。この男が、先代の魔帝王がもっとも頼りにしていた、国の心臓とも呼べる存在であったことをー!