2019年2月9日発売
1000名を超える死傷者と共に異世界から再転移した私立折口大学附属高校。事件は終息したかに見えたが、異世界に取り残された45名の生徒たちのサバイバルは続いていた。校舎崩壊前に生徒会が立てていた計画に従い、タタに会うべく『将来の夢』の力を武器に旅を続ける彼ら。しかし、ある生徒の夢『人狼ゲーム』によって疑心暗鬼に陥ってしまう。次々襲いかかる苦難だったが、現実世界への帰還を諦めない彼らを救ったのはかつて「ハメルンの笛吹事件」に巻き込まれたある人物でー。そしてついに明かされる事件の真相とは。ラストサバイバル、開幕!
西暦二〇九六年五月、榛有希が司波達也に敗北をしてから約二年の月日が流れた頃。彼女は黒羽文弥直轄の暗殺者として日々依頼される仕事をこなしていた。 そんな中、有希の許に四葉家より“暗殺者見習いの少女”桜崎奈穂が派遣されてくる。自らのコンプレックスを鏡に映したような奈穂の幼気な容貌に辟易しつつも、二人の奇妙な共同生活が始まった。 そして、新たなるターゲットが決まる。 それは『人間主義』を掲げ、司波達也暗殺を目論むとある教団。奈穂は自らの能力を示すため独断専行を試みるがーー。 落ちこぼれ? それとも? 独自なフラッシュ・キャストを扱う奈穂の力とは!?
『あ〜故郷の香りっス〜』かつての愛船・ソカリスヘヌ号を修理するため、北方のオルダネル帝国を訪れたアルとイザナ。そこで出会ったキメラの少女を救う為、断崖の街ガイラムを訪れたアルだったが、ひょんなことから封印された“神の骨”を探すことに。いつものお気楽な冒険になるはずが、アルの魂が神の骨に取り込まれてしまったことで事態は急変しー(あれ?もしかして俺マジで消し飛ばされる五日前って感じ。なのでは?)骨になっても心は勇者、コツコツ世界を救ってきた最強冒険者もついに昇天!?骨になっても心は勇者な異世界ファンタジー第4弾!!
今回は、魔王と勇者と二人を取り巻く者達の「メシ」に注目するグルメ編!未知の食材「コメ」を食べるのに四苦八苦する芦屋。ポテトをきっかけにパソコンを手に入れたことを思い出す漆原。愛するうどんを食べることを全力で拒否する鈴乃。忘れていた趣味を思い出し散財してしまう魔王。突然同居することになった「娘」の食欲不振に「母」として悩む恵美。エンテ・イスラからの来訪者達がそれぞれに日本の「メシ」に向き合う中で、千穂はエンテ・イスラの豪華な料理に舌鼓を打っていた!「電撃文庫MAGAZINE」に掲載された六話に書き下ろし短編を加えた特別編が登場!『メシ』がテーマの庶民派ファンタジー・グルメ編!
対吸血鬼戦闘用絡繰騎士“白檀式”-ヘルヴァイツ公国が誇る天才技師・白檀博士の“五姉弟”は、欧州を吸血鬼軍の侵略から救う英雄となる…はずだった。十年ぶりに目覚めた“失敗作”、第陸号・水無月は想定外の戦後を前に愕然とする。起こるはずのない暴走事故により、“虐殺オートマタ”として歴史に名を刻んだ五体の姉兄たち。さらに大公と吸血鬼王による突然の和平を経て、公国は人間と吸血鬼が平等に暮らす世界で唯一の共和国へと変貌を遂げていた。亡き博士の娘・カノン、吸血鬼王女・リタとの出会いを通じ、新たな“日常”を受け入れていく水無月だったがー。第25回電撃小説大賞・銀賞受賞・オートマタの少年と二人の姫が織りなす、正義と反抗のバトル・ファンタジー起動!!
「好きじゃないんだ、剣道。…俺を斬れる奴、もういないから」かつて“最強”と呼ばれながら、その座を降りた少年がいたー。“御剣”の神童・悠。もう二度と剣は握らないと決めた彼はしかし、再び剣の道に舞い戻る。悠を変えたのは、初めて肩を並べる仲間たち、彼に惹かれる美しき『剣姫』吹雪、そしてー孤高の頂でただひたすらに悠を追い続けていた、高校剣道界最強の男・快晴。二人が剣を交えた先で至るのは、約束の向こう、つるぎのかなた。「いくぞ悠。お前を斬るのは、この僕だ!」剣に全てを捧げ、覇を競う高校生たちの青春剣道物語、堂々開幕!第25回電撃小説大賞・金賞受賞作品。
第25回電撃小説大賞《銀賞》受賞作! 空間が意思と魔力を持ち、様々な魔物が息づく世界・パライナの北端に、誰も訪れない《最果て図書館》はあった。 記憶のない館長ウォレスは、鏡越しに《はじまりの町》の少女ルチアと出会い「勇者様の魔王討伐を手伝いたい」という彼女に知恵を貸すことに。 中立を貫く図書館にあって魔王討伐はどこか他人事のウォレスだったが、自らの記憶がその鍵になると知り…… 臆病で優しすぎる少女。感情が欠落したメイド。意図せず世界を託された勇者。 彼らとの絆を信じたウォレスもまた、決戦の地へと赴くーー これは、人知れず世界を守った人々のどこか寂しく、どこまでも優しい【語り継がれることのないお伽噺】
日常は少しずつ、ただ破滅へと進んでいく……。 「連邦」と「帝政圏」の戦争。泥沼化した戦局を打破するため、「連邦」側はある禁忌に手を染めた。 生み出されたモノの名は、『聖女』。 短命という代償と引き換えに強力な異能を保有する少女型人工生命体。 しかし長い闘争が両国に大きな疲弊を生み、無し崩し的な終戦が見え始めると、彼女たちの本格的な投入は見送られーーついには『箱庭』と呼ばれた秘匿訓練施設ごと抹消、闇に葬られようとしていた。 調律官ーー『聖女』たちの体調管理を目的とした医官ーーとして赴任した“私”の視点から、少女たちの「最期」の日々を綴るファンタジー・ドキュメント。
いったい、二人はいがみ合っているのかイチャイチャしているのか。犬も食わない夫婦(?)関係なケンカップル、夜美とヤスに訪れた転機。 人間の男性に恋をしているという友人サキュバスと恋愛同盟を結成した夜美は 、お互いの恋を応援しつつ、想い人に恋の罠をしかけようと画策することに。 そんな折、夜美とヤスの関係を調査するという名目でサキュバス界から届けられた一通の封書。それはラブラブ温泉旅行のご案内だった。 「『淫の湯』へようこそ、天谷夜美御一行さま。お待ちしておりました」 明らかにあやしい成り行きに不審がるヤスだったが、積極的な夜美のアプローチにドギマギが止まらず……。
続悲報・女神様の土下座がエンドレス。「お願いします、助けてくださいぃぃ!本当に世界がヤヴァいんですぅぅ!(泣)」知識はあれど知恵がない残念女神ペディア様の土下座はもう慣れたもの、どうせ断っても異世界に強制送還するんだろ!俺と幼馴染みの珠を連れて、次はどんな「やらかしちゃった」異世界の尻ぬぐいをするのかっていうとー流通革命のつもりがデコトラ大爆走、乙女ゲーに転生した妃候補たちが恋愛ボイコット、エルフ族の政略結婚失敗で世界で滅亡…。ペディアの上司・プラン様も降臨して、残念女神の失策をどげんかする、失敗異世界後始末ライフ、第2弾!
疲労により倒れた里桜は、自宅近くのクリニックに運ばれる。目覚めると、そこにいたのはクールな俺様院長・藤堂。御曹司である彼は里桜の住むマンションのオーナーで、隣の部屋に住んでいることが発覚!警戒する里桜だけど、自分にだけ見せる彼の裏腹な優しさに頑なだった心はとろとろに溶けていく。「俺のこと考えろ。俺を好きだって言えよ」-独占欲たっぷりに迫られ、気づけば陥落寸前で!?