2019年4月18日発売
小説を、書け。 主人公になることを諦め、淡々と機械のように小説を書き続ける羽島伊月。一方、可児那由多は小説を書くことをやめ、部屋に引きこもってひたすらゲームに没頭するようになってしまう。そんな二人を、不破春斗や白川京はどうにか立ち直らせようとするのだが……。主人公達が立ち止まっている間にも、時間は容赦なく流れ、世界は絶えず動き続ける。大野アシュリーや木曽撫子、羽島家にも大きな出来事が訪れてーー。大人気青春ラブコメ群像劇、待望の第12弾!!交錯する人間模様の行く先を、刮目して見届けよ!!
屋上からの飛び降り狂言を経て、生徒会長を目指す黒川さんの支持率UPに貢献した俺こと倫太郎。だが、その悪夢はまだ終わっていなかったー。校庭に放置された部室棟。その取り壊しを巡り、同じく生徒会長候補の白鷺との対立が再勃発する。生徒の安全を謳い取り壊し派の黒川さん。生徒の思い出を盾にした保存派の白鷺。そして俺の役目とは…部室棟での立てこもり!?確かに俺を説得したら支持率が上がるかもしれないけどさぁ。今のご時世学校でバリケード封鎖なんておかしいよ!!マッチポンプで綻び始める俺の高校生活第2弾!
俺の人生、なんだかラブコメみたいだな。主人公・高城圭はそう思ったー。そうだ!お前はラブコメの主人公で、SFとかファンタジーとかそんなジャンルのキャラじゃない!だから大人しくラブコメっぽい展開に従ってくれえええ!嘆くその影は言及塔まどかこと、虚構を司る力が擬人化された存在。そう、これはまどかと圭が七転八倒しながらラブコメの世界をSFやらファンタジーの浸食から守り抜く物語。SF界の超新星が描く、ハイテンション×メタフィクション学園ラブコメ開幕!って、俺の高校生活、一体どうなっちゃうの〜!?
そして、舞台の幕が上がる。 掛けられた言葉。誠実の意味。向き合った、彼女の気持ち。 俺をとりまく環境の変化は劇的で。 けれど、そんなことはお構いなしに時間は進んでいく。 文化祭の準備もいよいよ佳境。 演劇の練習が、ついに始まった。 登場人物と演者のイメージを近づけるため、俺と菊池さんは「日南の過去」を取材することになるのだが……? 俺の、俺たちのーーー。 一度きりの文化祭が、幕を開ける。
編集長の様子がおかしいです。浜山さんの連絡ミスで刊行延期になったのに、おとがめなし。これではただの幼女!ただごとではありません。私、川田をはじめとした編集部員の出した結論はーラーメン屋さんへのジョブチェンジ。「池袋を激戦区と呼んでいた」「背表紙を背脂と言い間違えた」などの証言が飛びでます。編集長は、本当にギギギ文庫から去ってしまうのでしょうか…?-ゴッドハンド役員の視察、荒れる新人賞選考、帰ってきたスーパーゴロ。かつてない衝撃が業界を襲う!?かもしれない編集部るぽラノベ第5弾!
誰もが簡単に未知を暴ける時代。路地裏の暗闇は駆逐され、幻想の余地はなくなり、怪異は姿を消して久しい。そんな現代社会で起きる不可思議な現象ー乖異。己が空想こそが真の現実だと主張し、世界すら塗り換えようとする超常の力。乖異に導かれ集ったのは三人。絶えた怪異を殺す少女、空想を終わらせる男、そして世界に残された最後の怪異である少年。「死者のいない」猟奇事件に端を発した一連の流れに「真祖の吸血鬼」の存在を見いだした彼らは、それぞれの理由を胸に乖異と関わっていく。平成最後の夏、最後の幻想がはじまる。
俺をとりまく環境の変化は劇的で。けれど、そんなことはお構いなしに時間は進んでいく。菊池さんとの脚本、みみみとの漫才、それぞれに取り組みながら、日南から課された課題にも挑んでいく。文化祭の準備もいよいよ佳境。演劇の練習が、ついに始まった。登場人物と演者のイメージを近づけるため、俺と菊池さんは「日南の過去」を取材することになるのだが…?掛けられた言葉。誠実の意味。向き合った、彼女の気持ち。俺の、俺たちのー。一度きりの文化祭が、幕を開ける。