2019年6月28日発売
高校卒業も間近の1月。3か月後に迫った大学生活の目途も立ち、山梨で過ごす時間もあと少し。しかし残った高校生活を平穏に過ごそうとする小熊とカブに、突然の試練が襲い掛かる。 入院期間は5週間。初めての入院、初めての手術。同じ病室になった、3人の個性的な女性たち。カブと引き離された小熊の日常は半日で一変していた。一方、大学受験を控えた椎は、たったひとりである挑戦をしようとしていて…… 両親も友達も趣味もない、何もなかった少女が手に入れたカブのある生活。これからもバイクと一緒に生きていくために、もう一度少女が向き合う、カブとの付き合い方。
魔王ハクオウを討伐し、イヴを新たな魔王にすることに成功した一行。しかし【砲】の勇者ブレットに【賢者の石】を奪われてしまい、これを奪還する為に一路ジオラル城へと向かう。復讐心を燃え上がらせるケヤルガは、敵城で止め処なく溢れ出る刺客達をグレンと共に切り捨てていく! そして【賢者の石】を探索した果てに辿り着いた王城の地下室。悠然と佇むジオラル王はケヤルガを配下にせんと甘言を口にするのだが!? 「バカめ、ふざけるな……。この世界の支配者はーー俺だ!」 因縁のジオラル王国を舞台に、復讐鬼と禁忌を犯す悪王が激突。神獣の炎を纏いし狂気の英雄が今、粛正の刃を振るう!!
規格外の魔力を持つ男の強襲を、現世で身につけた必殺の暗殺術で退けたルーグ。そんな彼の元へ、遂に殺すべきターゲットである《勇者》誕生の報が届いた。王国中の魔術エリート達が集う王立騎士学園で勇者と出会える事を知ったルーグは、ディア・タルトと共に入学試験へと挑む。秘術を使わずとも他を寄せ付けない圧倒的な強さと知性で衆目を集め、更には前人未踏の強さを誇る《化物》と相対するも冷静そのものでーー。 「友となれば暗殺が容易くなる。すべてを丸裸にしてやろう」 転生した"伝説の暗殺者"が精鋭たち犇めく学園で無双する!最強無敵のアサシンズ・ファンタジー、待望の第二幕!!
「君と彼は運命じゃない。離婚だ」最初の魔王にしてクロードの父・ルシェル。乙女ゲーム4作目のヒーロー兼ラスボスたる彼の一言で、転生悪役令嬢・アイリーンの嫁舅戦争が始まる!ルシェルに嫁認定させるため、アイリーンがあらゆる手段を駆使する中、ハウゼル女王候補・グレイスが襲来。「私は魔王と結ばれる運命」と言い出して!?悪役令嬢とラスボスは世界の運命に逆らえないのかー。WEB発・運命ではない恋物語!
財界・政界のトップに裏社会のボス…そうしたエリートを親に持つ生徒が集う名門校・星人学園。彼らが“主人”となり、一般生徒を“執事”として従える、煌びやかな学園生活で行われるのはー買収脅迫なんでもありな、実力主義の謀り合いだった!学園での序列=卒業後の人生の優劣!!そこに足を踏み入れるのは執事一家の末裔・片平遊鷹。その秘めたる実力を見いだした財閥令嬢・三神黒露は遊鷹を執筆に指名し、序列を決める初戦“学級代表選挙戦”に臨むことになるのだがー遊鷹は定石や校則をも覆す奇策の数々で、並み居る秀才たちを出し抜いていく!!掟破りの主従×学園×頭脳バトル、開幕!第24回スニーカー大賞特別賞受賞作。
「異世界転生者って何でハーレム作りがちなんだろうな?」「そう言う魔王様も、わりとハーレムじゃありませんか?」人間と魔族が対立し、剣と魔法の溢れる“ありがちな”世界・イグラリア。そこでは、元日本人の転生者が魔王として君臨していた。「転生モノ」を好む彼は、側近の魔女・セレスと共に『転生者が転生者を殺す』皮肉な構図を楽しんでいてー。特権階級の三男に転生した剣神、過労死して転生した元社畜、最強を追い求めて転生した魔術王ー魔王の許へやって来る「ありふれたチート転生者」の矛盾や身勝手さを、チート魔王が論破し、そして返り討ちにする“異世界転生”ファンタジー。第24回スニーカー大賞編集部大賞受賞作。
「私が、あなたを魅了し尽くしてみせるわ」セレブの子息令嬢が通う私立瑛銘学院。外部編入ながら学院首席の久遠寺梓と、名家のお嬢様であり数学の天才・弥勒院由槻は、学院の特権を賭けた“恋愛ゲーム”に参加することに(参加者総勢2名)。持ち得る知識を駆使して梓にアプローチをかける由槻だったが、その方法はいちいちズレていて…。「簡単に言うと『私と会っていないときに会いたくなる度数』ね」「よく堂々と言えるなそんなこと!?」由槻、お前ほんとはバカだろ。-どちらがよりエリートか、それは“相手を恋に落とせば”わかる。知性派高校生たちによる計算高い“惚れさせ合い”合戦、開幕!
5歳の妹・蕾の面倒を見るため放課後はすぐに帰宅する高2男子、新垣日向。彼の夏休みは、クラスの陽キャ女子・唯や学年のヒロイン悠里に巻き込まれ、キャンプや花火大会とイベントで大忙し。「皆と一緒に、高校生をするの。一人じゃ出来ない事を、皆で一緒にやるの」。日向に淡い想いを寄せる悠里とはさらに距離が縮まり、しかも、幼馴染で後輩の日和とも2年振りのテニスでなんか良い雰囲気に。蕾が楽しそうなので「こんな夏休みも悪くない」と思っていた日向は、偶然年上美女・初島霧子と知り合う。彼女との出会いをきっかけに、日向は自分の過去と向き合うことに…。ほんわか学園ラブコメ、転章の第2巻!
青い空!白い雲!目にも眩しい真っ赤な太陽!そんな心弾む夏の到来に、仕事のやる気を完全になくしたぐーたら店主の貴大。しかし、なぜかユミエルから長期休暇の許可がー!?貴大の気分は最高潮!残りの仕事をササッと片付け、いざ、南国の楽園へ!そこで待ち受けていたのは貴大ダイスキ白黒コンビ。イルカに乗ったり、みんなで抱き着きコバンザメごっこをしたり、転移魔法で無人島にも上陸!時間を忘れてバカンス満喫…と思いきや、なんと貴大の生徒たちが漂流してきていて!?「課外授業を、始めます…っ!!」楽しいバカンスは慌ただしいサバイバルに早変わり!激動の夏休み、開幕!!
王子宇瑠は人気急上昇のアイドル「Dolce」の大ファン。ある日メンバーが隣家に引っ越してきて、実力No.1の塔上沙良がひとり練習を抜けだす姿を偶然見てしまう。完璧なアイドルである彼の、素顔を知り……?
外部学習で解放軍の襲撃を受けてから数日。アスラたちを襲った精霊アルタイルは、学園長ゼミールのもとで保護されていた。任務に失敗した以上、今解放軍のもとに戻っても精霊の力を奪われてしまうだけだと言い、知っている情報を喋るので匿ってほしいと懇願する。さらに、自身の強力な力をアピールして、アスラと精霊契約をしたいとまで言い出す。契約すべきかどうか悩んでいると、今世間を騒がせているという怪盗の話を耳にする。その怪盗は魔法研究所から情報を盗み出し、解放軍に売っているのではないか、という疑惑が持たれている。つい先日予告状が届いたらしく、アスラたちは魔法研究所の警備に駆り出されるのだがー。
銀翼騎士団の活躍により竜魔王は倒され、人類と竜魔人との長き戦いに終止符が打たれた。竜魔王が倒された今、次に必要なことは各地に残る竜魔人の残党を倒し、平和を守ることだと考えた騎士団長のフェリクスは、個人で世直し旅に出ようと考える。身分を穏すための幻影魔導が使える魔導師シルルカとともに地方を目指して城を発ったが、彼らの旅立ちを知ってついてきた少女リタも加わり、各地の名産品の料理に舌鼓を打ったり、温泉でくつろいだりしながら、三人は魔物を倒して小さな村の人々を救っていく。最強の騎士団長と獣人美少女たちの冒険の旅が、いま始まる!
魔晶石の補給と報酬を受け取るため、絶国アルトゥーリアへと立ち寄ったガングレイブ傭兵団。そこは魔工師の楽園ともいわれるほどに技術が進んだ先進国であり、かつてリルがそこの魔工研究所に所属したいと夢見たほどであった。ガングレイブたちが依頼された仕事の報告も兼ねてアルトゥーリア城を訪れると、その場にいた次期国王となる王子のフリュードが、アーリウスを自分のモノにすると言い、連れ去ってしまう。傭兵団は当然アーリウス奪還のために動き始めるが、周囲は吹雪で悪天候。たとえ城に侵入してアーリウスを奪還しても、強行突破して国を脱出するには不利な状況。シュリたちは武力を行使しない方法がないかと、策を練るのだがー。
巡礼の滝から落とされたカズキとルーナは洞窟で目を覚ます。どうにか一命をとりとめた二人は、迎えに来た住人に案内されてとある場所に辿り着いた。そこは、驚くほどのどかで、大人も子供もいる小さな村だった。どうやら巡礼の滝から落とされて生き延びた人たちが集まって、村を築いたらしい。ルーナと兄妹という設定にしてしばらくそこで暮らすことになったカズキは、一緒に料理をしたり、同じベッドで眠ったりと穏やかで幸せな時間を過ごす。一生この平穏な時間を過ごしたいと願いつつ、再会を約束したアリス達の元へ戻らなければいけないと、二人は帰る手段を探すのだが、住人たちは、村からは決して出られないと言いー。
ネクロマンサーの少女ネネと、ネネの親友ローズは、魔族との戦闘中に英雄に裏切られ、逃げる時間を稼ぐための囮にされてしまう。二人は窮地に陥り、ローズはネネを庇って魔族に焼かれて命を落としてしまった。絶望したネネは自分達を裏切った英雄パーティに復讐するため、そして何より親友のローズを助けるために、ネクロマンサーの禁術を使い、二年前の世界へと遡ることを決めた。二年前の世界に戻ることに成功したネネは、英雄パーティの元を離れて、「二周目」の人生を生きようと決意する。ネネがアンデッドとして蘇らせた少女・フラン、そしてこの世界ではまだ初対面のローズとともに、最強美少女たちの二周目ゲームが幕を開ける!
『選定の迷宮』での試練を乗り越えたギンたちは、遂に異世界へと降り立った。いかにもファンタジーという景色に感動しつつ、まずは今後の活動のため、始まりの街パシリアで冒険者登録を済ますことになる。しばらくは戦闘の訓練でもして過ごすつもりだったが、あくる日にはさっそく石化の能力を持つ強大な魔物バジリスクが隣の街に出没し、討閥依頼を受けることになった。しかし、『理の教本』としての最大の能力、『全知スキル』を持つ恭香が、バジリスクの出現を全く察知できていなかったと告げる。恭香のスキルを欺くためには、少なくとも最高神クラスの隠蔽術が必要なはず。不穏な状況をいぶかりつつも、ギンは隣町へと向かうのだがー。
太一たちの訓練によってアクトは劇的に成長し、学院内でも侮られないだけの実力を身に付けた。太一たちが一時的に通っている帝国立騎士養成学院では、学年対抗チーム戦が行われる予定になっていた。太一、凛、ミューラの三人はもちろん、パワーアップしたアクトも試合で大活躍していき、四人は生徒に圧倒的な力を見せつけていく。試合は順調に進んでいくと思われたが、しかし、突如として会場に謎のテロリストの集団が乱入してきてしまう。何故学院の生徒たちが狙われるのか。そして、黒幕は誰なのか。怪しい影を追っていった太一は、そこで衝撃的な存在と相対することになりー。
勘違いからシトリーの元婚約者に絡まれた春澄は、魔物狩りでどちらが多くポイントを稼げるかを、勝負することになってしまう。その魔物狩りというのは、公爵主催で行われる五年に一度の大きなお祭りで、春澄とシドは観客の注目を集めつつ、開始早々どんどんと魔物を狩っていった。一方、春澄たちの活躍を中継のモニターで見守っていたユキは、途中でシトリーとはぐれてしまったことに気がつく。嫌な予感がしてシトリーを捜していると、路地裏で刃物を持った男が現れて脅されてしまう。シトリーの無事を確かめるために、ユキは危険を承知で一人で男についていくのだがー。
「見つけた。君が僕の番なんだね」まるで王子様のような竜人の騎士・レイに宣言された仕事ひと筋な髪結師のメイナ。戸惑いながらも彼の真摯さに心を動かされかけたある日、レイから再び衝撃の告白が!「人違いだったみたいだ、僕のことは忘れてほしい」…自分の番を間違えるってなんなの!?憤慨しつつも虚しさを抱くメイナだが、とある事情からレイの暮らす隣国へ赴くことになり…。気まずさ全開の再会からはじまる(?)お仕事女子の異種族恋愛譚。