2019年6月発売
「異世界転生者って何でハーレム作りがちなんだろうな?」「そう言う魔王様も、わりとハーレムじゃありませんか?」人間と魔族が対立し、剣と魔法の溢れる“ありがちな”世界・イグラリア。そこでは、元日本人の転生者が魔王として君臨していた。「転生モノ」を好む彼は、側近の魔女・セレスと共に『転生者が転生者を殺す』皮肉な構図を楽しんでいてー。特権階級の三男に転生した剣神、過労死して転生した元社畜、最強を追い求めて転生した魔術王ー魔王の許へやって来る「ありふれたチート転生者」の矛盾や身勝手さを、チート魔王が論破し、そして返り討ちにする“異世界転生”ファンタジー。第24回スニーカー大賞編集部大賞受賞作。
「私が、あなたを魅了し尽くしてみせるわ」セレブの子息令嬢が通う私立瑛銘学院。外部編入ながら学院首席の久遠寺梓と、名家のお嬢様であり数学の天才・弥勒院由槻は、学院の特権を賭けた“恋愛ゲーム”に参加することに(参加者総勢2名)。持ち得る知識を駆使して梓にアプローチをかける由槻だったが、その方法はいちいちズレていて…。「簡単に言うと『私と会っていないときに会いたくなる度数』ね」「よく堂々と言えるなそんなこと!?」由槻、お前ほんとはバカだろ。-どちらがよりエリートか、それは“相手を恋に落とせば”わかる。知性派高校生たちによる計算高い“惚れさせ合い”合戦、開幕!
5歳の妹・蕾の面倒を見るため放課後はすぐに帰宅する高2男子、新垣日向。彼の夏休みは、クラスの陽キャ女子・唯や学年のヒロイン悠里に巻き込まれ、キャンプや花火大会とイベントで大忙し。「皆と一緒に、高校生をするの。一人じゃ出来ない事を、皆で一緒にやるの」。日向に淡い想いを寄せる悠里とはさらに距離が縮まり、しかも、幼馴染で後輩の日和とも2年振りのテニスでなんか良い雰囲気に。蕾が楽しそうなので「こんな夏休みも悪くない」と思っていた日向は、偶然年上美女・初島霧子と知り合う。彼女との出会いをきっかけに、日向は自分の過去と向き合うことに…。ほんわか学園ラブコメ、転章の第2巻!
青い空!白い雲!目にも眩しい真っ赤な太陽!そんな心弾む夏の到来に、仕事のやる気を完全になくしたぐーたら店主の貴大。しかし、なぜかユミエルから長期休暇の許可がー!?貴大の気分は最高潮!残りの仕事をササッと片付け、いざ、南国の楽園へ!そこで待ち受けていたのは貴大ダイスキ白黒コンビ。イルカに乗ったり、みんなで抱き着きコバンザメごっこをしたり、転移魔法で無人島にも上陸!時間を忘れてバカンス満喫…と思いきや、なんと貴大の生徒たちが漂流してきていて!?「課外授業を、始めます…っ!!」楽しいバカンスは慌ただしいサバイバルに早変わり!激動の夏休み、開幕!!
王子宇瑠は人気急上昇のアイドル「Dolce」の大ファン。ある日メンバーが隣家に引っ越してきて、実力No.1の塔上沙良がひとり練習を抜けだす姿を偶然見てしまう。完璧なアイドルである彼の、素顔を知り……?
外部学習で解放軍の襲撃を受けてから数日。アスラたちを襲った精霊アルタイルは、学園長ゼミールのもとで保護されていた。任務に失敗した以上、今解放軍のもとに戻っても精霊の力を奪われてしまうだけだと言い、知っている情報を喋るので匿ってほしいと懇願する。さらに、自身の強力な力をアピールして、アスラと精霊契約をしたいとまで言い出す。契約すべきかどうか悩んでいると、今世間を騒がせているという怪盗の話を耳にする。その怪盗は魔法研究所から情報を盗み出し、解放軍に売っているのではないか、という疑惑が持たれている。つい先日予告状が届いたらしく、アスラたちは魔法研究所の警備に駆り出されるのだがー。
銀翼騎士団の活躍により竜魔王は倒され、人類と竜魔人との長き戦いに終止符が打たれた。竜魔王が倒された今、次に必要なことは各地に残る竜魔人の残党を倒し、平和を守ることだと考えた騎士団長のフェリクスは、個人で世直し旅に出ようと考える。身分を穏すための幻影魔導が使える魔導師シルルカとともに地方を目指して城を発ったが、彼らの旅立ちを知ってついてきた少女リタも加わり、各地の名産品の料理に舌鼓を打ったり、温泉でくつろいだりしながら、三人は魔物を倒して小さな村の人々を救っていく。最強の騎士団長と獣人美少女たちの冒険の旅が、いま始まる!
魔晶石の補給と報酬を受け取るため、絶国アルトゥーリアへと立ち寄ったガングレイブ傭兵団。そこは魔工師の楽園ともいわれるほどに技術が進んだ先進国であり、かつてリルがそこの魔工研究所に所属したいと夢見たほどであった。ガングレイブたちが依頼された仕事の報告も兼ねてアルトゥーリア城を訪れると、その場にいた次期国王となる王子のフリュードが、アーリウスを自分のモノにすると言い、連れ去ってしまう。傭兵団は当然アーリウス奪還のために動き始めるが、周囲は吹雪で悪天候。たとえ城に侵入してアーリウスを奪還しても、強行突破して国を脱出するには不利な状況。シュリたちは武力を行使しない方法がないかと、策を練るのだがー。
巡礼の滝から落とされたカズキとルーナは洞窟で目を覚ます。どうにか一命をとりとめた二人は、迎えに来た住人に案内されてとある場所に辿り着いた。そこは、驚くほどのどかで、大人も子供もいる小さな村だった。どうやら巡礼の滝から落とされて生き延びた人たちが集まって、村を築いたらしい。ルーナと兄妹という設定にしてしばらくそこで暮らすことになったカズキは、一緒に料理をしたり、同じベッドで眠ったりと穏やかで幸せな時間を過ごす。一生この平穏な時間を過ごしたいと願いつつ、再会を約束したアリス達の元へ戻らなければいけないと、二人は帰る手段を探すのだが、住人たちは、村からは決して出られないと言いー。
ネクロマンサーの少女ネネと、ネネの親友ローズは、魔族との戦闘中に英雄に裏切られ、逃げる時間を稼ぐための囮にされてしまう。二人は窮地に陥り、ローズはネネを庇って魔族に焼かれて命を落としてしまった。絶望したネネは自分達を裏切った英雄パーティに復讐するため、そして何より親友のローズを助けるために、ネクロマンサーの禁術を使い、二年前の世界へと遡ることを決めた。二年前の世界に戻ることに成功したネネは、英雄パーティの元を離れて、「二周目」の人生を生きようと決意する。ネネがアンデッドとして蘇らせた少女・フラン、そしてこの世界ではまだ初対面のローズとともに、最強美少女たちの二周目ゲームが幕を開ける!
『選定の迷宮』での試練を乗り越えたギンたちは、遂に異世界へと降り立った。いかにもファンタジーという景色に感動しつつ、まずは今後の活動のため、始まりの街パシリアで冒険者登録を済ますことになる。しばらくは戦闘の訓練でもして過ごすつもりだったが、あくる日にはさっそく石化の能力を持つ強大な魔物バジリスクが隣の街に出没し、討閥依頼を受けることになった。しかし、『理の教本』としての最大の能力、『全知スキル』を持つ恭香が、バジリスクの出現を全く察知できていなかったと告げる。恭香のスキルを欺くためには、少なくとも最高神クラスの隠蔽術が必要なはず。不穏な状況をいぶかりつつも、ギンは隣町へと向かうのだがー。
太一たちの訓練によってアクトは劇的に成長し、学院内でも侮られないだけの実力を身に付けた。太一たちが一時的に通っている帝国立騎士養成学院では、学年対抗チーム戦が行われる予定になっていた。太一、凛、ミューラの三人はもちろん、パワーアップしたアクトも試合で大活躍していき、四人は生徒に圧倒的な力を見せつけていく。試合は順調に進んでいくと思われたが、しかし、突如として会場に謎のテロリストの集団が乱入してきてしまう。何故学院の生徒たちが狙われるのか。そして、黒幕は誰なのか。怪しい影を追っていった太一は、そこで衝撃的な存在と相対することになりー。
勘違いからシトリーの元婚約者に絡まれた春澄は、魔物狩りでどちらが多くポイントを稼げるかを、勝負することになってしまう。その魔物狩りというのは、公爵主催で行われる五年に一度の大きなお祭りで、春澄とシドは観客の注目を集めつつ、開始早々どんどんと魔物を狩っていった。一方、春澄たちの活躍を中継のモニターで見守っていたユキは、途中でシトリーとはぐれてしまったことに気がつく。嫌な予感がしてシトリーを捜していると、路地裏で刃物を持った男が現れて脅されてしまう。シトリーの無事を確かめるために、ユキは危険を承知で一人で男についていくのだがー。
「見つけた。君が僕の番なんだね」まるで王子様のような竜人の騎士・レイに宣言された仕事ひと筋な髪結師のメイナ。戸惑いながらも彼の真摯さに心を動かされかけたある日、レイから再び衝撃の告白が!「人違いだったみたいだ、僕のことは忘れてほしい」…自分の番を間違えるってなんなの!?憤慨しつつも虚しさを抱くメイナだが、とある事情からレイの暮らす隣国へ赴くことになり…。気まずさ全開の再会からはじまる(?)お仕事女子の異種族恋愛譚。
凄腕錬金術師にかかれば、新たな開拓地だって順風満帆!?伝説の紋章『黄昏の錬金術師』を手にしたクラフトは、辺境開拓でその力を発揮し、ついにはドラゴンまで倒してしまう。そんなクラフトたちを待ち受けていたのは、なんと開拓村の没収!?憧れの錬金術師との出会い、そしてメイドゴーレムの作成!?クラフトは新たな開拓地でも自重知らず!!
信頼できる仲間ナルセーナとパーティーを組んだ治癒師ラウストは、なんとかヒュドラの変異種を倒すことができた。だが、休む間もなく、ギルドに気になる依頼が貼りだされる。それは、難敵フェニックスの討伐。2人で挑もうか迷っていたところで、ラウストは兄弟子に臨時パーティーを組まないか声をかけられることになったーーナルセーナとの仲も急接近!? 「小説家になろう」発の大人気ファンタジー第二弾!
今度のメイドはなんと幽霊!?他種族多民族国家の設立に邁進するベーのもとに、先生の家から不思議なメイドがやってきた。見た目は人だが、青白い顔で浮遊していて…って、これってまさか!?しかも、彼女を背中に従えて部屋に戻ったら、いきなり銃弾の嵐が。いったい何が起こったんだ!?
ダンジョン15層・ピラミッドステージを踏破したラーナとプリネ。ラーナはついに魔法職である僧侶に転職することになった。さらに攻略を進める二人が辿りついたのは、ゾンビが蔓延る夜の墓場。その奥に佇む廃城には、美しい声で呪いの歌を奏でるゴーストが待ち構えていて…。僧侶編&魔道士編突入!プリネとの関係も急展開!?な「小説家になろう」発、大人気正統派冒険ファンタジー第四弾!
師匠であるハーレブストの結婚を見届け、宝石級探索者ノーラの故郷である、湖に沈んだ古代の遺跡パズルに向かった元・アラフォー社畜の松田。そこには、幼いまま人形のように止まってしまった、ノーラの妹マリーカの姿があった。彼女を救うべく、迷宮に挑む松田達だが、ステラとよく似た人狼の女性が現れてー!?ブラック権力者が押し付ける理不尽は、お天道様が許しても、この松田が許さない!愛と正義の大人気社畜ファンタジー、驚天動地の第6巻。