2019年7月18日発売
女騎士とオークの息子に転生したオルク。彼は母親似で生まれたせいでオークの村でいじめられてしまっていた。そんなオルクは美少女エルフとの出会いで、最強の血が覚醒する。オークとして生まれたからにはー可愛い女の子たちと毎日愛し合いたい!それには女が心から抱いて欲しいと思えるような、強いオークになるしかない!!そんなこんなで、史上最強の力を手に入れたオルクのハーレムづくりの旅がはじまる。オルクは、その身につけた力を使いこなし、旅の中、無双し、成り上がり、次々と美少女と愛し合っていくー!
ありがた迷惑! でもちょっと楽しい……? 大人気ネトゲ「ウィザード・テイル・オンライン」上で暗黒騎士ラットとして上位ランカーにいる寝津恭兵。 彼には、奴隷エルフのイノというお気に入りのNPCがいた。 あるとき寝津は、イノがDQNなプレイヤーたちからいじめられているのを見かけ、助けに入る。 だがその翌日、寝津のアカウントがDQNなプレイヤーたちに身バレしてしまい、リアルで仕返しされる羽目に……。 殴られる! --と思ったその時、 「--何をなさっているのですか?」 目の前に現れたのは、奴隷エルフ・イノそのもの!? コスプレのお姉さんとかじゃなくて!? 疑う寝津をよそに、そのお姉さんはゲーム内のアイテムを駆使し、DQNたちをフルボッコ。 「恩返しに参りました。ラット様」 え!? まさか本当にイノ? マジで!? お気に入りのお姉さんキャラが現実で恩返しって、最高じゃない!? 俺に尽くして、お世話してくれるの!? 喜びに震える寝津だったが、まだこの時は気がついていなかった。 ゲーム内のキャラに、現実の常識なんて通じないということに……。 ズレにズレた奴隷エルフが、ズレたご奉仕で現実世界をかき回す! 押しかけ恩返しコメディ開幕!! 【編集担当からのおすすめ情報】 年上だけど絡みがちょいウザい! 身の回りの世話をしてくれるけど少しウザい。エロいんだけどなんだかウザい! そんな奴隷エルフが可愛らしい作品です。年の差! ちょいウザ! ご期待ください!!
人造の豊穣神・ユグドラシルによって、人類が地上を追われた終末世界で小型ヘリ“静かなる女王号”を操るヤブサメとモズ。大阪にタワー級の樹竜が出現したとの情報を聞き、新たな稼ぎを求めて向かう二人。泥炭を身に纏うタワー級は不気味なまでの沈黙を続け、市民は観光業を中心とした好景気に沸いていた。しかし、それはつかの間の凪にすぎなかった。突如北上を始め、まき散らされた泥炭により広がる火災旋風。「大崩壊」以後、最悪クラスの災禍を前に、ヤブサメとモズはタワー級へと立ち向かう。鋼の翼と意志の物語、第三幕!
ラッキースケベでアンラッキー!? --サキュバス王の性遺物。 それは、除霊不能呪具。無力化するには宿主ごと封印するか殺害するしかない。 「近いうち、サキュバス王の性遺物がこの国に出現する」 ついに本免許を獲得した晴久たちの元に、そんな衝撃的なニュースが届いた。 その報にやる気を漲らせる晴久と美咲。 そんな最中、晴久は一人の少女と出会う。 その少女の名は童戸槐。 九の旧家がひとつ、運命操作の力をもつ《無敵の童戸》の血族だ。 なぜか、その少女と会ってからラッキースケベが頻発する晴久。 ふと手を伸ばせば胸を揉み、少し転べばパンツを脱がす。 そんな日常生活に支障をきたす呪いが降りかかる最中、槐が霊能犯罪者によって拉致されてしまう。 童戸の力を狙ったその犯罪者は、恐るべき式神を解き放っていた。 その名も対異能特化秘匿呪具「アンチ・マジッ●ミラー号」!! はたして、晴久はラッキースケベの呪いを抱えながら、槐の救出をすることができるのか!? 〜〜〜っ!! イグウウウウウウッ!!!! 鏡に包まれた世界に写る心は、虚像か、それとも真実か。 にっこりモッコリ、退魔活劇第五弾!!
時空を超えるトンネルに挑む少年と少女の夏 「ウラシマトンネルって、知ってる? そのトンネルに入ったら、欲しいものがなんでも手に入るの」 「なんでも?」 「なんでも。でもね、ウラシマトンネルはただでは帰してくれなくてーー」 海に面する田舎町・香崎。 夏の日のある朝、高二の塔野カオルは、『ウラシマトンネル』という都市伝説を耳にした。 それは、中に入れば年を取る代わりに欲しいものがなんでも手に入るというお伽噺のようなトンネルだった。 その日の夜、カオルは偶然にも『ウラシマトンネル』らしきトンネルを発見する。 最愛の妹・カレンを五年前に事故で亡くした彼は、トンネルを前に、あることを思いつく。 ーー『ウラシマトンネル』に入れば、カレンを取り戻せるかもしれない。 放課後に一人でトンネルの検証を開始したカオルだったが、そんな彼の後をこっそりとつける人物がいた。 転校生の花城あんず。クラスでは浮いた存在になっている彼女は、カオルに興味を持つ。 二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが……。 優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細な筆致で描き、第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞のW受賞を果たした話題作。 【編集担当からのおすすめ情報】 第13回小学館ライトノベル大賞で、異例の「ガガガ賞」と「審査員特別賞」W受賞! 審査員・浅井ラボ先生(『されど罪人は竜と踊る』)をして「そうか、才能ってこういうことか」と言わしめた驚異の新人がデビューします。イラストを手掛けるのは、幻想的で美しい情景が人気の若手イラストレーター・くっか氏。 夏の田舎町を舞台に、高校生の男女が時空を超えるトンネルに挑む、切なさに満ちた恋と青春の物語。『君の名は』『時をかける少女』『サマーウォーズ』など、青春SFの名作たちと並び称されるような、いつまでも心に残り続ける小説の誕生です。