2019年9月15日発売
私、伯爵令嬢のユリアスは悪役令嬢に仕立て上げられるはずが、今や王子殿下の婚約者に。 身分は変われどお金儲け(ビジネス)はやめられず、商品開発に没頭していると、殿下が可愛い獣人の子を腕に絡ませ長旅から帰ってきた! その上、「厄災の臭いがする」と指さされ……。浮気ですか? それなら慰謝料をって、いつもなら言える台詞が言えないのはどうして!?
「この身を賭してお兄様たちから逃げ切ります!!」王女エルセリーヌは、兄たちが自分を溺愛するあまり縁談を断り続けている事実を知ってしまう!王家断絶の危機を回避すべく、男装して隣国へ渡ったエルは従兄の紹介で王子の側付きを務めることに。正体がバレないよう“男らしく”振る舞うけれど、なぜかここでも周囲からの溺愛は止まらなくて!?
怪奇小説作家H・P・ラヴクラフトが創始し、人類史以前より地球へと飛来した邪神たちが齎す根源的な恐怖を描いた架空の神話大系〈クトゥルー神話〉。 その新訳コレクション第4集となる本書では、「北極星(ポラリス)」から「未知なるカダスを夢に求めて」に到る、地球の夢の深層に広がる異世界〈幻夢境(ドリームランド)〉が舞台の幻想譚と、をラヴクラフトの分身とも言える〈夢見人〉ランドルフ・カーターが夢と現(うつつ)にまたがる脅威に直面する「ランドルフ・カーターの供述」以下の作品群を完全に網羅した、実に17篇を収録。 永劫の探求を果てに、夢見人の眼前で今、〈窮極の門〉が開くーー! 〔収録作品〕 ・北極星(ポラリス) Polaris ・白い船 The White Ship ・サルナスに到る運命 The Doom That Came to Sarnath ・ランドルフ・カーターの供述 The Statement of Randolph Carter ・恐ろしい老人 The Terrible Old Man ・夢見人(ドリーマー)へ。 To a Dreamer. ・ウルタールの猫 The Cats of Ulthar ・セレファイス Celephais ・忘却より(エクス・オブリビオン) EX Oblivione ・イラノンの探求(クエスト) The Quest of Iranon ・蕃神 The Other Gods ・アザトース Azathoth ・名状しがたいもの The Unnamable ・銀の鍵 The Silver Key ・霧の高みの奇妙な家 The Strange High House in the Mist ・未知なるカダスを夢に求めて(ドリーム=クエスト) The Dream-Quest of Unknown Kadath ・銀の鍵の門を抜けて Through the Gates of the Silver Key (元作品「幻影の君主」併録)