2020年11月発売
見知らぬ草原で目を覚ました優乃。驚いたことに体が幼女になっている。直感で転生したことを悟った彼女は、「とりあえず生きよう」と、あっさり事実を受け入れ、一先ず近くの町を訪れる。そこで、ラナグという神獣や最強の傭兵達と出会い、リゼと名乗ることに。傭兵団の基地でご厄介になることになったリゼは、ラナグのゴハンを調達するためドラゴン狩りに出かけたり、竜巻魔法でアメリカンドッグを作ったり…彼女の異世界ライフはハチャメチャに破天荒でー!?天才幼女と規格外な仲間の異世界珍道中!
実の両親から冷遇されてきた、伯爵令嬢アネッサ。膨大な魔力を持つ妹が生まれたあとにはさらに疎まれ、今では幼い弟からも貶される始末。けれど、優しく純真な妹には心から慕われており、アネッサもまた彼女を大切に思っていた。そんな大事な妹のもとに、ある日、とんでもない手紙が届く。『美しい緑の瞳の令嬢』に宛てられたその手紙の内容は、残虐非道と噂されるビスハイル公爵からの結婚の申し入れだった。力を持つ公爵家との婚姻を断ることなどできない。そこで、美しくはないけれど『緑の瞳』を持つアネッサが妹の身代わりとして嫁ぐこととなりーアルファポリス「第13回恋愛小説大賞」大賞受賞作、待望の書籍化!
異世界を舞台にした戦略ゲームでランキング1位となった男は、ゲームの運営によって「特典」としてゲームの中の世界に転生させられてしまう。しかも自分はプロローグで死んでしまう悪徳領主エルヒン・エイントリアンになっていた! ゲームのストーリーそのままに進めば明日には他国の軍隊がエルヒンの領地に攻め入ってきてしまう。エルヒンは自分の身を守るため、彼だけが持つレベルアップシステムとゲーム知識で軍備を整えようとするのだが、悪徳領主の軍隊がまともに動けるはずもなく……!? 本格派戦略ファンタジー、開幕!
本は読み手を、いつも見守ってくれている。本の声が聞こえる少年・榎木むすぶが、学園のアトリエを訪れると妖精が泣いていた。妖精のような少女は姫倉蛍といい、悠人先輩の妹だという。むすぶは先輩から妹が本に“罹患”しているのではないかという深刻な相談をされる。本と深く共鳴する“罹患”は、時に人を破滅的な行為に走らせてしまう危険な状態だ。さっそく蛍をよく知る本たちに話を聞きに行ったむすぶは、思わぬ壁にぶつかってしまいー。むすぶは本の言葉を解き明かし、少女の涙の理由を知ることができるのか!?
世界中の期待を背負い、大魔王ドーマとの最終決戦に挑む勇者マコト。一方、女神アステナ、光の勇者シャインはそれぞれが違う理由でマコトへの異常な執着を見せ、マコトの前に立ちはだかる。人と魔族、人と神、時空を超えた壮大な物語の果てにあるものはー「小説家になろう」発、異世界ヒーローファンタジー完結!
九賢者の一人である相克のアルテシアとの再会を果たし、順調な九賢者捜索に気をよくするミラ。ひとまずルナティックレイクに戻ると、ひょんなことから学園で出会ったダンブルフを崇拝する少女エミリアに稽古をつけることに。そんなある日、学園に飾られる九賢者の肖像画に落書きが見つかり憤怒するミラは、生徒に変装して犯人の捜査に乗り出すのだがー。ミラの怒りが爆発する!?
無実の罪で犯罪奴隷となった姉妹の情報を得たルシエルは、そのあまりの惨状に救うことを決意する。