2022年11月16日発売
百島王国物語 竜騎手の反逆百島王国物語 竜騎手の反逆
竜を育む西の海の領主娘“小竜公”ラヴァンドルの冒険と成長! 「この震えは、恐れではない。運命が動くときの予兆なのだ」 音楽と魔術で織り上げた本格ファンタジー、シリーズ第2弾! 「--我々の魔術を冒涜し、破壊しつくす、あたらしい力、 穢れた力を帝国は手に入れました」 古来、善にして真なる王が魔術政を布いて治める国、百島王国。 その中心、〈王の島〉イスリルの王都にそびえる王の大宮殿に 強大な力を手にした帝国から使節団がやってきた。 どうやら、帝国の新しい力は「魔術を滅ぼす力」らしい。 “小竜公”ラヴァンドルは王女の勅使となり、帝国の力の源を探りに行くことになる。
七日の夜を抜け出して七日の夜を抜け出して
遊辺高校の新入生・中里蓮(なかざと・れん)は、12年前に校内で起きた神隠し事件を解明するため超常(オカルト)を調査する“頂上探究部”を訪れた。 しかし、3人のそりの合わない同級生とともに、超常的な力によって部室に閉じ込められてしまう。 この学校の七不思議をすべて解き明かさなくては、永劫にそこに囚われるーー そんな警告文に続いて現れたのは、弾き手のいない三味線、鬼の造った階段、生徒を喰らうオオカミなどの、本物の超常現象。 謎解き好きの少女・垣木紫苑(かきのき・しおん)から助手役に指名された中里は、彼女の乱暴な推理を助けながら、ありがちに思えた七不思議の裏に秘された学園の真の姿に迫っていく。 誰にでも公平であろうとする少年と、誰かの特別になりたかった少女のための青春ミステリ!
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