2022年発売
第10回ネット小説大賞受賞! 「小説家になろう」日刊ランキング<総合>1位の人気作が書籍化!(2022年1月17日) 「お父様と違う髪の色、瞳……」 たったそれだけのことを理由に冷遇されて育ったティーナの待遇は、 ある晩の夜会に“本当の娘”を名乗る少女・シャシェが現れたことで、苛烈さを増す! そして婚約者とも疎遠になり、誰にも愛されなかった失意のなか、18歳で病死してしまう。 ーーしかし、何かに呼び起こされて目を覚ませば、そこはシャシェが初めて現れた夜会で!? 「こんな茶番、5分で終わらせてやる」 一度目の人生では見たことのない、婚約者・第3王子のカルオットの強い眼差し。 ティーナに起こった不思議な“時の巻き戻り”には、 王家の血を引く者だけが持つ『竜の魔法』が関わっているようで……。 そのほか、自由奔放な姫・リシャーナと異国の青年・デイニスの出逢いと波乱、 王国の初代王と妃の秘密を描いた“誰も知らない”愛と奇跡など、 『竜の魔法』にまつわる運命の恋人たちを描く新規書き下ろしエピソードをたっぷり収録! “竜に祝福された”コンティノア国で3組の恋人たちが織り成す甘いラブストーリー★
神も運命も蹂躙せよ。竜の寵愛を受けし最凶の強欲冒険者 上級探索者として名を馳せた遠山鳴人。 ある事件に巻き込まれ死亡した彼が、謎の声に導かれるように目を覚ますと、そこはオープンワールドのような異世界だった。 奴隷という身分に堕ち、魔物のエサとして利用されそうになるも、異能「キリヤイバ」と探索者として培った技能でもって窮地を脱する。 そして数多の生命の到達点として君臨する竜、その一体である蒐集竜アリスすらも退けた遠山は、彼女から認められ求婚されることに。 だが、遠山の答え。 それは「否」であった。 「決めるのはお前たちじゃない。俺だ。欲望のままに、全てを決めるのは俺だ」 竜の寵愛を受ける強欲冒険者の、異世界ファンタジー活劇第1幕!
「お久しぶりですねーーって、どうして気づいてくれないの!?」 元・ウザ微笑ましいクソガキ、現・美少女JKとの年の差すれ違いラブコメ、開幕! 東京のブラック企業を辞め、地元に帰ってきた有月勇(ありつきゆう)(28)。 新しい生活を始めようと意気込む矢先、出会ったのは謎の清純美少女JKだった。 彼女は勇に「自分の名前を当ててください」とゲームを仕掛けてくるが、会って間もない女の子の名前なんて分かるわけがない。 君は一体誰なんだーー? ーーどうして気づいてくれないの!? 10年前はあんなに一緒に遊んだのに! ずっと好きだった勇と再会した花のJK春山未夜(はるやまみや)。勇もすぐに分かると思ったのに、当時のクソガキぶりが災いして、初めて出会ったかのように振る舞われ……? ヒントなら出すから、はやく私に気づいてよーー!
帝国貴族の令息アルスは神々からギフト“聴覚”を生まれながらに授かった。そのギフトの効果はただ「耳が良くなる」だけー無能の烙印を押されたアルスは結界で封印された塔に幽閉されてしまい!?しかしアルスは幽閉中、“聴覚”で聴いた魔法詠唱を自身も使えることに気づく。さらに天上に座す神々の詠唱を人並み外れた聴力で盗み、伝説の魔法すら会得。いつの間にか、世界最強の存在になっていた!そして幽閉から十余年、アルスは未だ知り得ぬ魔法を求め、封印を破り外の世界へ旅立つ。ところが世間知らずなアルスは自身の規格外な実力に無自覚でー!?
毎日がすごく楽しくて、嬉しくて、幸せーー。 親戚の葬式に参列した病乃魁人は、孤児となった幼い四姉妹を成り行きで引き取ることなった瞬間、前世の記憶を思い出しここがゲームの世界だと気付く。 そしてシナリオ通りだと今まで不遇な生活を送ってきた千春、千夏、千秋、千冬の四姉妹がさらに不幸な未来へ歩んでしまうこともーー。 魁人は、四姉妹が幸せになるための子育てを決意する! 魁人と過ごす楽しい日々の中で、それぞれが抱えた傷や悩みが、少しずつ和らいでいく。 そして魁人の嘘偽りなく温かい言葉が、四姉妹の心を開いていきーー。 一つ屋根の下、凸凹で個性豊かな四姉妹との共同生活スタート!
「許嫁とか関係なく、大好きなの」 「早く一緒に泳ごうー!」 そう言って、俺こと永沢修二の手を引くギャルの名前は華月美蘭。 俺のクラスメイトでーー許嫁の女の子。 恋人として付き合い始めた俺と美蘭は夏休みを迎え、なんと海へ(泊まりで)旅行することに……! 陰キャオブ陰キャの俺にとっては苦手なものがたくさん詰まっている季節、夏。 一人では踏み出す勇気が出なかった海水浴も、夏祭りも、騒がしいイベントも。 きっと大切な人と一緒なら……? 「2人で一緒に、たっくさん思い出作ろうね!」 陰キャとギャル。 正反対な2人が心を通わせていくイチャラブコメディ、第2幕!
一体私は、私たちはーー何者なのだろう? 過去と謎が交錯する魔術譚、第八幕。 ノクテット山の山頂にて、一人サラと相対したレティシエル。 サラの遠大なる計画ーー空に浮かぶ魔法陣が発動し、魔術を無力化されたレティシエルは戦う術を失ってしまう。 ルーカスとジークも囚われ、絶体絶命の最中に現れたのは、学園の司書であるデイヴィッドであった。 交戦の末、サラは撤退を選択。 しかし、世界から『魔素』を奪う巨大な魔法陣は残され、人々は混乱の渦に呑まれていく。 仲間達が呪術兵の侵攻をぎりぎり食い止める中、魔術を封じられたレティシエルは白い光をまとった謎の少女と再会。 彼女の導きがレティシエルに与えたのは、未知の記憶と、新たな力だったーー。 過去と謎が交錯する魔術譚、第八幕。
伝説の勇者を救うためーー魔が闊歩する千年前へ! 太陽の女神からの神託を受け、千年前へと時を渡った高月マコト。 大魔王から世界を救うため、救世主アベルを始めとする伝説の勇者パーティーのメンバーに協力を求めることに。 しかしアベルには、史実で語られていない秘密があるようで……? さらにメンバーを探している最中、千年前における女神ノアの唯一の信者・魔王カインに襲撃される。 一切の攻撃を無効化するカインを前に窮地に立たされたマコトだったがーーかつてノアから教えられた攻略法を駆使し……!? 「……なぜ、貴様がその名を知っている」 世界の命運を背負う少年と女神の異世界攻略ファンタジー、波乱の第10弾。
「追月朔也を呼んでくれ」 最初の七人の一人、フェリセットによって呼び出された朔也は、北の果てにある屈斜路刑務所に向かう。そこは一万人を超える受刑者とロボットの看守により構成された日本最大にして最先端の刑務所だった。 そこで起きていたのはロボットと人間の心中事件。ロボット三原則により人間を殺せないロボットは、いかにして心中を実現できたのか? 朔也とリリテア、そして何故かついてきた漫画家・哀野は、その謎を探るため囚人や刑務官として刑務所に潜入! 刑務所内部の裏事情に迫っていくが──!? ロボットと人間の境界を問う、シリーズ最大巨編で贈る近未来監獄ミステリ、開幕!
弱冠八歳にして『ステータス魔法』を開発したタクトは、特級魔導士に認定され、王国中で知られる存在になった。しかし、自分のステータスを見て愕然とする。「MPがたった『5』しかない……!?」魔導士として生きることに見切りを付け、杖職人になると決めたタクトだったが、家督を継ぐために魔導学園だけは卒業する必要があった。十五歳となり、足切りレベルの魔力量で学園に裏口入学したタクト。実力がバレて退学になれば破滅しかない状況で、タクトは強くて可愛い弟子兼メイドのマルカをはじめ個性豊かなヒロイン達と共に、偽りだらけの学園ライフに挑む!
あたし、綾瀬咲は真面目だった。 小さい頃からママの言うことをきちんと聞いて、練習も一生懸命にして、みんなが演技を褒めてくれた。 勉強も頑張って、誰もが認める“優等生”になることができた。 あたしはもっともっと上手くなって大人になったら大女優になるの! そんな夢も絶対に叶うと思っていた。 でも、“優等生”な演技で面白みに欠けると言われ、子役としての仕事は段々と少なくなっていった。 ファンレターを励みに諦めずに努力を続けていたけどーー。 七瀬レナの演技を見て分かってしまった。あぁ、これが“天才”なんだって。 悩めるエリートがもう一度前を向くための青春が始まる!
いよいよ夏本番! 高校生にして下着ブランド・リュグのデザイナーを務める浦島恵太は、新作下着のインスピレーションを得る目的で、リュグのモデルメンバーと臨海合宿に出かける。それぞれの関係性も深まり、全てが順調……かと思いきやトラブル発生! 映画の撮影に挑む予定の後輩・長谷川雪菜お気に入りのブラのホックが、恵太の眼前で弾け飛んでしまったのだ! 「見た!? 見ましたよね!?」「もうばっちりと。ごちそうさまです」こうしてダイエットが緊急課題となった雪菜。運動が苦手な彼女をサポートするため、恵太が用意した秘密兵器とはいったいーー!?
期末試験も終わる11月下旬、修学旅行の詳細が発表された。 行先は北海道。特別試験は存在せずスキーや観光など通常の修学旅行と変わらない。だが各クラス男女で2名ずつ合計8名がグループとなり4泊5日の旅行中行動するという特殊なものだった。綾小路は櫛田の他、まさかの龍園など他クラスの面々とグループを組むことになる。だが事はそう簡単に進むわけもなく「おまえ何か勘違いしてんじゃねえだろうな、綾小路」「勘違い?」「既に俺と坂柳の前哨戦は始まってんだよ」波乱を感じさせるものでーー!? 一方、生徒同士の関係を大 きく変えるイベントも進んでいた。「俺はーーー鈴音に正式に告白する。付き合ってくれって」
陽鞠と本気の喧嘩をして、ついに自分の本心に気づいた朱音。 「才人のことが──好き、だから」 意識しはじめた”好きな人との共同生活”はドキドキの連続! 当たり前だった料理も、一緒のベッドで寝ることも、今までとは大違い。 焦った朱音は才人と過ごす時間を増やすため、勇気を出してプールでのデートに誘う。 しかし、気が付けば陽鞠、糸青、真帆も参戦。強力なライバルに朱音は押されがち。 さらに、ある事情から陽鞠が朱音たちの家で居候を始める。 波乱巻き起こる中、朱音はついに才人の過去に触れるがーー。 恋を自覚して、ますます加速する高校生夫婦ラブコメ! 家族としての一歩を踏み出す第6巻。
大杉健太郎は、突然の交通事故で命を落とすが、剣と魔法の異世界に転生する。 その世界は、彼が生前に夢中になっていたゲームによく似ていた。 健太郎がゲーム知識を元に、内緒で魔術を試してみると問題なく成功してしまう。 そこで健太郎は魔術で無双することを夢見て、セカンドライフを楽しもうと決心する。 ーーたとえ自身が貴族令嬢のユリアに転【性】していたとしても。 ユリアとしての生活にも慣れ、日常が充実してきた頃、彼女は母親の出産に立ち会うことになる。 生死が問われる事態を目前にして、ユリアは内緒にしていたはずの魔術を使ってしまうが、その規格外の力に周囲は大パニック! さらにユリアは自身の秘密を告白すると……!? 10年の時を超えてリライトされた人気WEB小説が待望の書籍化。 これぞ王道の異世界転性ファンタジー、満を持して開幕!
転生者のシャーロット(シャロン)は、王太子との婚約破棄がきっかけで思い出した前世のゲーム知識を駆使して、〈癒し手〉へ転職し冒険者となった。 ダンジョン攻略に苦戦していた勇者パーティを助けたことで、シャロンはメンバーの妹であるタルトを救うことに協力する。 タルトを救う薬の作り方を〈錬金術師〉であったタルト自身の手で作成させることに成功したシャロンは、タルトに慕われ彼女の師匠となった。 新たにタルトを仲間にして冒険を続けるシャロンは、ある日モンスターに襲われていたまだ幼い教皇を保護するが……!? ケットシーの弟子との新たな冒険は波乱の予感!? 元悪役令嬢の冒険者ライフ、第二弾!
星墜ち島には、特別で孤独な子どもたちが集められている。 十数年前に太平洋に堕ちた星の影響で、奇妙な『呪い』を宿す能力者たちだ。 他人の感情に触れられる少年・御蔵真久良、時間を5秒追加できる少女・式根稀音、視界を映像記憶に変える少年・大野原春、怪物を視る少女・神津うづ花。 社会から隔離された島に暮らす彼らの青春は、少し変わっている。 「おまえが俺を好きじゃなくて本当によかった」 「好きになる相手をまちがえたら人生おしまいよ」 「これは愛じゃないから安心して」 「同じ物を好きにならず、同じ者を嫌いになれた」 それは恋と嘘と契約による夏の怪獣ミステリー。 そして、ありふれたハッピーエンドの物語だ。
いつまでも、あなたと在ることを誓いますーー。 恋慕をその胸に秘めたまま、デルマティティディスの元を去ったセーナ。元の世界での闘病の末に冥界で目覚め、遂に彼と再会を果たす。 互いに惹かれ合っていることを知り、晴れて婚約者の間柄となった二人。セーナはデル様から一心に注がれる寵愛に翻弄されながらも、離れ離れだった歳月を埋めるように、幸せな日々を送っていた。一 方、国内で凶悪事件が頻発し、デル様を狙う刺客の影が迫る。 波乱の先に、二人が迎える結末はーー? 運命を変える溺愛ロマンス、堂々完結。 プロローグ 第七章 再会 第八章 魔王様の婚約者 第九章 迫る闇 閑話 とある騎士の物語 第十話 冥界事変 第十一話 王妃と琥珀 第十二話 華蝶の玉座 エピローグ
高校二年生の鹿島翔香はある日、昨日の記憶を喪失していることに気づく。そして彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えのない文章があった。 “あなたは今、混乱している。--若松くんに相談なさい” 日記の言葉に従い、クラスメートの秀才・若松和彦に助けを求めると、半信半疑ながらも協力してくれることに。だが、翔香はただの記憶喪失ではなく、あるルールに則って時を移動しているようでーー? いまもなお語り継がれる、タイムリープものの金字塔作品が、遂に新装版として登場! 序章 はじまりとおわり 第一章 最初は火曜日 第二章 水曜から木曜 第三章 二度目の水曜 第四章 金曜から木曜 第五章 月曜への往復
度重なるタイムリープ現象の解明に向けて動く和彦と翔香。そして徐々に明らかとなる、タイムリープ現象の輪郭。和彦の友人・関鷹志に協力を仰ぎ対策を練るも、導き出されたひとつの答えは、翔香にとって到底受け入れがたいものだった……。 緻密に組み上げられた時間のパズル。最後のピースが嵌まるとき、運命の秒針が動き出すーー。 巻末には、ここでしか読めない作品の舞台裏を描いた新規書き下ろし「『タイム・リープ』の思い出」を収録。 第六章 再び月曜日へ 第七章 最後は土曜日 第八章 そして日曜日 終章 おわりははじめに おまけ 『タイム・リープ』の思い出