2023年4月発売
『聖女アリスの生配信』、異世界より配信中! 人々からの想いを力に変える権能で戦い続け、魔王を打ち倒した聖女アリス。 しかし彼女は無実の罪を着せられ、強大な魔物が溢れる難攻不落の迷宮へと追放されてしまう。 絶体絶命のアリスだったが、迷宮の中で「異世界と繋がる鏡」を発見。 生き物以外は行き来可能な鏡を通して、異世界ーー現代日本でレストランを営む青年・誠に美味しいご飯をもらったり現代の娯楽を教えてもらったりと交流を深めていく。 そして助けてもらったお礼のため動画配信で収益化を目指すことになるが、動画がバズった途端に莫大な力がアリスに流れ込んできて……!? 「聖女」兼「配信者」のアリスがバズって戦う異文化交流コメディ、配信開始!
「私は あなたのものです」 元クソガキ、現美少女JKとの年の差ラブコメ第二幕! 地元に帰ってきた有月勇(ありつき ゆう)が出会った謎の清純美少女JK。 出会いを重ねるうちに勇はその正体が10年前に遊んでいたクソガキの一人・春山未夜(はるやま みや)だと気付いた。 昔のような距離感で関わろうとする勇だが、成長した未夜は少し挙動不審で? そんな日々のなか、勇はもう一人のクソガキ・源道寺朝華(げんどうじ あさか)にも思いを馳せる。 しかし、朝華はとある事情から勇と再会することを恐れているようでーー? 勇が周囲に勧められ朝華に会いに行くと、そこには美しく成長した朝華の姿が……! あまりの美少女っぷりに驚く勇。 すると朝華は「あなたを私の生きる目的にしてもいいですか?」と、泣きながら抱きついてきて……!?
もっと褒めても構いませんことよ? 師匠(せんせい)! 王位継承争いの本格化を受け、エルメスはユルゲンが擁立する第三王女リリアーナの家庭教師を命じられる。 早速リリアーナの元に赴くが、実は彼女はエルメスの師匠・ローズの血族で!? ローズに似て破天荒なリリアーナはエルメスの教えを拒絶。 家庭教師になる条件として“鬼ごっこ”を持ちかける。 一瞬で片が付くかと思いきや、リリアーナはエルメスを驚愕させる才能の持ち主でーー!? リリアーナを導くと決めたエルメスは“鬼ごっこ”をクリアし、陰謀渦巻く王位継承争いに身を投じていく。 そんな折、王国北部で反乱が発生。 国王の名代として鎮圧へ向かうことになるが、敵は魔法学園のクラスメイト・ニィナの一族で……!?
かつて交わした約束を守り、幼馴染のマルギットと共に辺境の地マルスハイムで冒険者となったデータマンチ転生者エーリヒ。彼は最初こそ有力氏族とのいざこざがあったものの、その後は一部の実力者から一目置かれつつ冒険者生活を満喫していた。そんなエーリヒの前に現れたのは、エーリヒと同時期に冒険者になったという少年ジークフリートとその幼馴染の少女カーヤ。エーリヒをライバル視するジークフリートだけど、あまりに見事な「駆け出し冒険者」っぷりをエーリヒに気に入られてしまったのが運の尽きで…?ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、新たな友を得る第8巻!
戦闘狂(ケルヴィン)。相対するは死の神(ケルヴィム)--! 異世界からの転生者にして戦闘狂の"ケルヴィン"。 十権能がひとり『不壊』のリドワンを退けたのも束の間、『鍛錬』のバルドッグがセルジュへ、『魁偉』のハオがゴルディアーナへと襲い掛かる。 だが邪神アダムスの復活を目論む十権能の侵攻は、それに止まらない。 『間隙』のグロリア、『致死』のケルヴィムまでもが動き出し、戦火は世界中へと広がりを見せるのであった。 一方やられるだけで終わらないのが"死神"。 反撃の狼煙をあげるためケルヴィンは、独自の行動を続ける堕天使ルキルに接触することになり……? 黒衣の"死神"が仲間とともに最強の道を行く、爽快バトルファンタジー第19幕!
15歳の少年エピクはひとりで活動するF級冒険者。 エピクの持つスキル『消滅』は、対象をなんでも消し去ってしまう最強スキルだが、魔物を倒すことはできても討伐証明できる素材が残らない。そのためエピクはスキルの詳細を隠して薬草採取クエストばかりを受注していた。 そんなある日、実力不足を理由にエピクは冒険者ギルドを追放されてしまう。自身の無能さを嘆くエピクだったが、路頭に迷う中で彼は薬草摘みの少女スェルと出会う。薬師協会長の娘だった彼女はエピクに一つの提案をしたーー。 「エピクさん、ここで一緒に働いてください!」 新しい環境で生活の基盤を整えたエピクは、自分のスキルと向き合うことを決意する。スキル『消滅』の応用術を身につけ、エピクの最強冒険者への物語が今始まる。 プロローグ 役立たずの最強スキル 一章 冒険者ギルドを出禁になる 二章 エピクの薬師協会での日々 三章 ギルド崩壊 四章 追いつめられたギルドマスター エピローグ 英雄になった少年 特別編 エピクの修行
モブ男を巡るライバル(?)の失恋フラグの登場をきっかけとした騒動で、またちょっぴり成長した死亡フラグちゃん。仲間たちとの賑やかな生活を過ごす中、今度はあからさまな罠に引っ掛かり、ショッピングモール併設の映画館に閉じ込められることになってしまう。そこに現れたのは、「仮想世界を破壊できる」と豪語し、神様を脅迫して意のままに操る“監督”を名乗る人物。目的も不明のまま、次々と映写室という名の仮想世界に送り込まれるハメになったフラグちゃんたちに、はたして逆転の勝機はあるのか!? そして、“監督”の正体は一体誰なのかーー!?
異世界に転生したエドは六歳で前世の記憶を思い出す。しかし、エドが生活していたのはなんとスラム街だった! 彼の両親は行方知れずで、幼馴染のエルフ・ミーニャの家族と暮らしていたが、食事はほぼ豆だけの極貧生活。 まずは豆だけの食生活から脱却するため、エドは前世の知識を活かし、鑑定魔法で食べられる野草やキノコを採取しながら、ただの野草とみなされていたものをハーブティーとして売ったり、ノイチゴをジャムにしてだんだん食生活を改善させていく。 そんなエドとミーニャはもう一人の幼馴染で攻撃魔法が得意なラニアとともに、近くの森でゴブリンや一角ウサギを狩ったりしながら、異世界のスラム街でおいしいご飯と豊かな生活を目指していくのだがーー。 異世界のスラム街から、スローライフで成り上がる!? エドの自由な異世界ライフが始まる!
男子禁制のゲーム世界に、どんなルートでも破滅確定のお邪魔キャラとして転生してしまった俺、ヒイロ。 迫りくる死亡フラグを回避するには強くなるしかない。そんな必死の努力を重ねた影響か、エルフの姫ラピス、メイドのスノウ、妹のレイ、主人公キャラの桜など、ゲームのヒロインたちから好意を寄せられることに……。 このままでは「百合の間に挟まる男」認定されて抹殺されてしまう! やっぱり死ぬの? どうする俺!? さらに、俺というイレギュラーをめぐって彼女たちが争いはじめて……って、女の子同士が仲良くなる設定はどこいったんだよ。 百合の間に挟まる男は●ね!
ずっと劣等感を抱いていた。 勉強や運動はもちろん、料理や裁縫もいまいちで得意だと言えるものは何もなかったし、友達を作るのも苦手。 しかも、弟は俺と違って何でもできる優等生だ。 なんでもいいから人より上手くできて、誰からでもいいから特別だと認められたかった。 「俺の生きてる意味ってなんだよ! 誰か教えてくれよ」 それでもキミと一緒に見たあの日の花火は俺に『特別』を教えてくれた。 だから挑戦してみるよ、また一緒に花火を見たいから。 あの夏の体験は現実だったのかーー。 これは『特別』になることを諦めていた少年が大切なものを見つける不思議な夏の物語。
〈暴力〉に置き換わる〈道具〉として少女たちが戦う世界。 レインはハナの真実に心がついていけず、彼女とまっすぐに向き合うことができずにいた。 彼女の心とは無関係に、戦舞台で敗北した2人を『鉄の国』へ運ぶ心動車。 だが、彼女たちを乗せた車は突然止まり、1人の少女を降ろして再び動き出す。 「と、止まって……置いてかないで……」 ハナと離ればなれにされてしまったレインはひとり、悩みながらも〈道具〉として歌い、踊る。 一方、研修生としてレインと引き離されたハナにも笑顔の裏に知らなかった感情が芽生えーー。 紅く暗い『鉄の国』。 “彼女”が隣にいない世界で、キラキラを探す少女たちが紡ぐ絆と愛の物語。
ヒトと見た目がそっくりな人造人間〈フェシット〉。 その研究機関が運営する高校に入学させられた志賀見流人は、同じクラスに何故か義理の妹『りお』がいる事を発見する。 「なんでお前がここに!?」「あたし、〈フェシット〉だよ?」 なんと10年一緒にいた彼女は人造人間で、実験のため飛び級してきたらしい。 嘘だろ!? お前人工物なのに体は成長してないか!? しかも「このリモコンであたしのカラダ、メンテナンスして?」って倫理的にヤバい! 血も繋がらず人間でもない妹はやけに距離を詰めてくるし、高校生活どうなるの!? 慌てる俺はその時知らなかった。この世界で〈フェシット〉がどういう存在なのかをーー
自分たちの関係を受け入れてくれるコミュニティを大切にするーーそんな新たな価値観を知った悠太と沙季。 順風満帆かに思えた二人の関係だが、春休みを過ぎ、三年生になった彼らにはまた大きな変化が訪れる。 クラス替えにより同じ教室での生活が始まり、近づいてきた受験と未だ見えぬ将来設計に惑いーーそしていつの間にか、二人が家族になってから一年が経とうとしていた。 ここまでゆっくりと距離を近づけてきた二人は、近づきすぎてしまった自分たちの関係を見つめ直すために『すり合わせ』をするのだがーー? “兄妹”であり“恋人”でもある二人が理想の距離を模索する恋愛生活小説、第8弾。
【カンザキイオリ(『あの夏が飽和する。』)&斜線堂有紀(『恋に至る病』)&冬野夜空(『一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。』)解説を収録!】 〈三十の壁〉を私・幽鬼は乗り越えた。 失った手指も取り戻し、完全復帰。 続く目標としていた四十回目も乗り越え、順風満帆のプレイヤー生活を送っていた。 しかしーーそこに暗雲が立ち込める。 クリア回数三十超えの強豪が集う四十四回目のゲーム〈クラウディビーチ〉。 そこで見たものは、あの忌まわしき殺人鬼を彷彿とさせるばらばらに刻まれた遺体だった。 犯人を探すべく、絶海の孤島を駆け回るプレイヤーたち。 それを嘲笑うかのように増えていく犠牲者。 そして私が最後に対面したのは〈キャンドルウッズ〉にいた彼女の後継者だった。 ある時は制服の遊園地で。 またある時は水着のビーチで。 私たちは今日もーー死亡遊戯で飯を食う。
フランメシア王国の片隅の貴族家。オルト子爵の次男『ジルベール=オルト』は転生者である。すくすく育っていた彼はある日、日本人として生活していたころの知識でこの世界の秘密に気づいた。ここは、ゲームとして体験をした後の世界だと。 「あれ? もしかして続編? 次回作の主人公に転生した!? それとも関係者!? 確定の負けイベントがあったりする? ヤバい! 死にたくない!」 ゲームがスタートする前に鍛えて、いざゲームが始まった時には、自分や家族を守れるだけの力を手に入れないとと考えるが、自身はまだまだぽよぽよの子供ボディ。 できることは限られているが、家族や使用人に愛されながらも、ジルベールは色々と自分にできることを試していく。 「油断はできない」を合言葉に、今日も異世界で生活をしていく!
少女の姿で異世界に飛ばされたサラが、保護者のネリー達と共に王都に赴いたのは、もう一年半前の話になる。 ハイドレンジアの町で、友人や婚約者候補を名乗る後輩と共に薬師として活動を続けていたサラは、ある日ネリーから、町にあるダンジョンの様子がおかしいという話を聞き、調査の協力を頼まれる。 そして、調査の結果わかったのは、ダンジョンの壁に見えない抜け道が発生し、そこを通って下層の魔物が上層まで上がってきているということだった。 その原因は明らかにならないまま、やがて魔物は抜け道を通って町にまで出没するようになる。さらには、ダンジョンの深層から超巨大なカメが出現しーー? 転生少女、懐かしのローザへ。ただし巨大カメと一緒に!? 異世界スローライフ第六弾!!
四神の二柱であるアクイラータとフレイレスの前に突如現れた邪神ちゃんことアルフィア・メーガス。邪神戦争時を凌駕する能力を身に付けた彼女は、いとも簡単に二柱を倒し、管理権限を回収する。そして完全体となったアルフィアは、世界の再生を図るべく次の行動に入るのだった。 一方、ルーダ・イルルゥ平原での用事を済ませたゼロスとアドは、ケモ・ブロスと別れ帰途につくのだが、その際に巨大な地震に遭遇する。この世界では地震はとても珍しく、嫌な予感がした二人は急いでサントールの街を目指すが……。 勇者召喚により大量の魔力が失われ魔力枯渇に陥っていた世界を再生するため、魔力循環を行うアルフィア。そのため世界各地で地殻変動が発生し、同時に新たな秩序や法則がもたらされるのだった。新時代へと突入するこの世界で、はたしてゼロスはどう立ち回るのか!?
妻子を殺された復讐のため、瀕死の重傷の中、己の死を回避する代償として悪魔・ベルと契約した刑事・一之瀬朱理。 「担当する事件の被疑者は必ず死亡する」と周囲から不審を抱かれながらも、ベルに犯罪者たちの魂を捧げて生命をながらえ、朱理は執念の捜査で真犯人を探しだした。 人知を超えた存在【黒い悪魔】に復讐を果たすべく、朱理はある決断を下す。ベルすらも欺きながら、朱理はその目的に近づいていくがーー。 宿命づけられた人間と悪魔、ダークサスペンス完結編!! 【登場人物】 ◆一之瀬朱理 担当する事件の被疑者は必ず死ぬ、と噂される孤高の刑事。妻子を殺された過去を持つ。 ◆ベル 悪魔を自称する、見目麗しい謎の青年。欲望に忠実で奔放な性格。なぜか時代劇が好き。 序章 第一章 白馬の王子様 第二章 おとうさんとおかあさん 第三章 許されざる幸せ 最終章
貴方への想いと、貴方からの想い。 それが私の剣と盾になる。 「剣は鞘にお前を選んだ」 美しい長女と三女に挟まれ、目立つこともなく生きてきたオードル家の次女サクラは、「軍神」と呼ばれる皇子カイにそう告げられ、一夜にして彼の妃となる。 課せられた役割は、国を護る「破魔の剣」を留めるため、カイの側にいること、ただそれだけ。屋敷で籠の鳥となるサクラだが、持ち前の聡さと思いやりが冷徹なカイを少しずつ変えていき……。 すれ違いながらも愛を求める二人を、神々しいまでに美しく描くシンデレラロマンス。 【登場人物紹介】 サクラ 名門貴族の不遇な令嬢。散歩と、小さな使い魔アシュと戯れることが好き。 カイ 大国キリングシークの第二皇子。数々の戦を制し、「漆黒の軍神」と呼ばれる。 始まりは闇 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 エピローグ 満月の夜