2023年8月10日発売
★TVアニメ第2期制作決定!★ 家族団らんを楽しむビスコとミロのもとに流星のごとく空から降ってきたのは、並行世界・黒時空の最強キノコ守り《レッド》こと赤星ビスコだった! 「……って女ァッ!?」 「ほら、うちのビスコもヒロインみたいなところあるじゃない?」 「どういうことだコラッ!!」 レッドがいた黒時空は〈錆神ラスト〉に支配されたもう一つの世界。 彼女はラストとの最終決戦に破れ、命からがらビスコたちの時空へと逃げ延びてきたのだ。 見捨てることができない二人(主にミロ)は彼女を助けるために、時空を超える冒険に出るのだが…… 「--あたしの目的は、お前を食らい完全体・赤星ビスコになって、あたしの世界を救うことだッ!!」
かつて永遠の友情を誓った親友同士、そして今は最愛の恋人同士でもある悠宇と日葵。夢と恋、両方を追い求めた文化祭の初日は、二人の間に大きなわだかまりを残して幕を閉じた。その翌日。「運命共同体はーわたしがもらうね?」日葵へのそんな宣言とともに“you”へ復帰した凛音が、即席ながらも自身の経験を活かした的確なサポートでアクセ販売会を大成功に導く。そんな凛音と悠宇の“輝く瞳”を目の当たりにした日葵は、悠宇の一番の理解者であり続けるために“you”を抜けることを決め…。やがて訪れるクリスマス。期待に胸を膨らませる恋人二人を待つ未来とはー。
奇蹟的に退院した4人。別々の屋根の下での暮らしになると思いきやーまさかの同居生活スタート!?美澄による「龍くんの許嫁になった」宣言から急転直下、賑やかなひとつ屋根の下での暮らしがはじまった。もちろん、(元)命短い系男女の新生活が一筋縄でいくわけもなく…。1週間に3つのドッキリが襲いかかるという予告を受けた好位置。はたして、ほのか・美澄・龍之介考案のドッキリを見抜けるのか!さらに、ぽんこつガールはハプニングを巻き起こしつつ告白のタイミングをうかがい、筋金入りに素直じゃない元カノにもデレ期が…?病院を飛び出して送る高校生活に、彼ら彼女らは何を思うのか。余命宣告から始まったのに賑やかすぎるラブコメ、第2弾!
優木せつ菜がこよなく愛する大人気ライトノベル、「紅蓮の剣姫〜フレイムソード・プリンセス〜」。それを題材としたミニフィルムを撮ることになった虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーたち。せつ菜演じる紅姫を主役とした映画撮影をはじめるメンバー一行だったが、せつ菜には『大好き』だからこそ抱える、ある特別な思いがあってー。「せつ菜ちゃんの『大好き』なキモチを、私たちみんなで精いっぱい届けようよ!」彼女たちの青春のカケラがいま、小説版としてここに。見つけた、もう一つのときめきー。
世界に仇なす“勇者”を疑え。秋葉原の“女神”との戦いから二ヶ月。リハビリや訓練にあたる「カローン」のもとへ、新たな女性隊員タカナシ・ハルが送り込まれる。上層部からの“監視”なのは明白なハルの経歴に、たとえ監視といえども仲間ーそう過去の自分を重ね手を差し伸べる決意をするカグヤ。「人を救ってやるために戦場に出る?笑わせるわ」だが、相手はアズマ以上の難敵で…!?ハルの言葉に反目するように、カグヤは救いこそが是であると思い詰める。己が正義を信じ、取り憑かれた救世の果てに少女が目にするもの。「じゃあな。…人間」それは激励と羨望と皮肉と、裏切りでー。
王国に仇なした神竜が、「竜殺しの女王」に葬られて百年ーー歴代女王の献身により、王国は繁栄を享受していた。 五代目女王の娘・クリムヒルトもまた王国を護る決意を胸に戴冠の日を迎える。歴代女王と同じ、神の力の「蝕み」に倒れ苦しむ姉・ブリュンヒルドの想いも背負い、玉座の間に入るクリムヒルト。しかしそこには、女王になる者が知らされる、王国最大の闇が待ち受けていた。 「護りたい」想いは同じく、しかし目に映す未来は異なる、女王が、忠臣が、王子が、竜がーー紡ぐ歴史の狭間の物語。第28回電撃小説大賞《銀賞》受賞の本格ファンタジー、第三部開幕!
ゴシップ写真を巡り巻き起こる結婚相談所活劇!看板ネコ娘・アーニャがはたらく結婚相談所“マリーハウス”には、今日も素敵な縁を求めてたくさんのクセつよな異種族が訪れる。新技術『写真』が誕生し、ミイス市民は思い思いの新しいアイディアに挑戦していた。一方アーニャは先輩のエメラダの寿退社が迫り、担当引き継ぎに追われていた。天使なリリスさんと悪魔なリリスさんの取り替え騒動。ダメ人間製造人狼女子とマザコン気味なウサギ男子の嫁姑問題…新たなクセつよ相談者に手を焼くなかで、アーニャは写真を使ったブライダル雑誌出版の妙案を思いつく。しかし、いつの間にか市民はゴシップ雑誌に熱狂し、ギスギスした空気が街を包んでいた。しかも、ドナやショウといったマリーハウスの面々の過去も暴かれてしまい!?
『とある』シリーズ最新スピンオフ小説第2弾!正式に四人となったアイテムに新たな仕事が舞い込む。標的はネット上で暗躍する美人結婚詐欺師『ハニークイーン』。能力開発の機密にも手を伸ばしており、『原子崩し』の能力開発スタッフにも被害が出ていた。『暗部』の流儀としてナメられたままではいられない。麦野は依頼を引き受けることに。依頼を受けたその時、突如としてアイテムのアジトに敵襲が!初撃を対処するも攻撃の手は緩まず、敵に誘導されているような違和感が麦野たちを襲う。そして、追い詰められたアイテムの前に現れたのは、『暗部』中でも異端すぎて研究機関を追い出された、元『原子崩し』主任研究者でー。
2097年8月、世界に衝撃が走った。ひとりの魔法師が大国に対抗する実力を示したのだ。 その魔法師の名は司波達也、「触れてはならない者たち」と恐れられる四葉家の一員にして、当時まだ18歳の高校生であった。 この事件を契機に、彼は世界から恐れられ、現状の世界体制の維持を願う者たちから密かにその命を狙われる存在となる。 2099年の春、魔法大学に黒羽亜夜子と文弥の双子が入学する。 新たな大学生活、そしてなにより上京することで四葉家の諜報部門を担う黒羽家の一員として敬愛する達也の力になれることを楽しみにしていた。 だが、そんな亜夜子と文弥に達也のことを狙う海外マフィアの影が忍び寄りーー。
トールボット委員長に強行した令状のない電索の咎で、一ヶ月の謹慎処分を受けたエチカ。一方ハロルドも、自分を守ろうとしすぎるエチカから距離を置くため、情報処理能力の不具合を自演して捜査補佐の任についていた。しかしトールボットが存在を明かした「同盟」への関与が疑われる人物の相次ぐ急死が発覚。検出されたウイルスの出所を探るため、急遽エチカとハロルドも捜査の前線に加わることに。それは「同盟」が描く壮大な謀略の幕開けでー。すべて、繋がっていた。眼前に広がる闇の深さに打ちのめされる、哀切怒濤のSFクライムドラマ、佳境の第6弾!
裕福な商社を営むオルゾン家の一人娘ソフィは、生まれつき皮膚の奇病にかかっていた。その異様な容姿により『化物嬢』と呼ばれ、学園ではいじめられる毎日。ついには退学し、屋敷で皮一枚しか治すことができない光の力の習得と勉学に励む。そんなソフィは、ある日自らの病気を苦に命を絶ちかけ思い出す。自分がかつて日本に生まれ死んだアラカンのオカンだったことを!「お父様、お母様、わたくしサロンを開きたく存じます」皮一枚のことで悩む人を、一人でも多く癒したい。生きることを決意したオカン力あふれる化物嬢ソフィが、今日もお客様の皮をお治しいたします!
父親から魔法を使えないことを理由に無人島に追放されたカルは、 冥竜王アルティナに拾われ、最強と呼ばれる【竜魔法】を伝授される。 無詠唱で【竜魔法】を駆使し、実家からの追手を撃退したカルはあらたな拠点として無人島開拓に乗り出すことにするが……。 「それはまさか、伝説の魔剣グラムか?」 カルの兄レオンは、竜を滅することのできる【魔剣グラム】を持ち出し、 アルティナの命を狙う。 カルは家族となったアルティナを守るため、あらたな魔法を手に兄とふたたび対峙するーー。 【竜魔法】で最強になった少年の異世界無双ファンタジー、第2弾!!
授けられたのはS級をも凌ぐ最強の武器 洗礼にて『武器マスター』という詳細不明の能力を手にしたハイセ。 幼馴染のサーシャと冒険者になるも、能力が扱えずに足手まといだとパーティーから追放されてしまう。 さらに罠に嵌められ、死の淵に立たされたハイセだったがーーそこで自身の能力の真価に気づく。 それは異世界の武器を喚び出すという世界の理をも揺るがす能力で!? もう二度と裏切られることがないよう数々の魔物を単独で撃破し、ソロでは異例のS級冒険者に上りつめたハイセ。 さらなる高みを求め、前人未到の迷宮へ挑むことを決意しーー 仲間なんて必要ない。逆境から始まる異世界無双ファンタジー!
竜の王の騒動を解決した功績によって、無事にAランクへの昇格を果たしたジーク。次なる修行の一環としてライザが提案したのは、剣聖を決める「大剣神祭」への参加だった。武の国エルバニアに到着早々、剣聖ライザの力を求めて一行の下に第一王女のメルリアが訪れる。メルリア曰く、第一王子が王位簒奪を狙っており、陰謀を阻止すべく大剣神祭で優勝してほしいと頼まれるがー。戦争屋ゴダート、浪人キクジロウ、前回準優勝者アルザロフ…強敵揃いで大会は熾烈を極める中、さらにはスポンサーとして長女アエリアまでもがエルバニアに現れて!?無能なはずが超有能な、規格外ルーキーの無双冒険譚、第7弾!
第15回GA文庫大賞《大賞》受賞作 『このライトノベルがすごい!2024』(宝島社刊)総合新作部門第3位 「打上花火、してみたいんですよね」 花火にはまだ早い四月、東京の夜。 内気な大学生・空野かけるはひとりの女性に出会う。名前は冬月小春。周りから浮くほど美人で、よく笑い、自分と真逆で明るい人。話すと、そんな印象を持った。最初は。 ただ、彼女は目が見えなかった。 それでも毎日、大学へ通い、サークルにも興味を持ち、友達も作った。自分とは違い何も諦めていなかった。 ーー打上花火をする夢も。 目が見えないのに? そんな思い込みはもういらない。気付けば、いつも隣にいた君のため、走り出すーー ーーこれは、GA文庫大賞史上、最も不自由で、最も自由な恋の物語。