ラノベむすび | 2025年2月12日発売

2025年2月12日発売

朧の花嫁 三(3)朧の花嫁 三(3)

出版社

KADOKAWA

発売日

2025年2月12日 発売予定

ジャンル

生まれつき顔に痣を持ち、冷遇されて育った旧華族の清子と、 類まれな商才を持ちながら目が不自由で、好奇の目に耐えられず人嫌いになってしまった朔弥。 政略結婚で出会った二人は様々な苦難を乗り越え、互いにかけがえのない存在となっていた。 穏やかな函館の秋。岩倉家下屋敷で幸せに暮らす二人の元に、「朔弥の目が治せるかもしれない名医が札幌に来日する」という一報が入る。 朔弥の目が見えるようになれば、今度こそ痣の広がる顔を見られてしまうことを承知しつつ、清子はただ朔弥のためだけを思って躊躇う彼の背中を押す。 手術のために朔弥が留守にしている間も、婚約者としてしっかり家を守る清子だったが、無事に手術が終わったという報告の後も、朔弥は帰ってこない。 不思議に思いつつ彼を信じて待つ清子の元に入った連絡は、思いがけないもので……? ■□■□■□■□■□■□■□■□ 登場人物 伊地知清子(いちじ・きよこ)……名家の娘だが、痣のせいで蔑まれてきた。人の真心を見る聡明さがあり、時に朔弥も驚かせる。 岩倉朔弥(いわくら・さくや)……長身で圧倒的な商才をもつ美貌の青年。だが目が不自由で少々ひねくれ者。清子に惹かれ……。 一 秋の足音 二 悲しい悪魔 三 基坂 四 北海道製罐工場 閑話 焼きイモつくろう 五 暗闇の光 六 忍び寄る影 七 咲かない春 八 天使が去った街

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