2025年8月27日発売
『殺戮にいたる病』『かまいたちの夜』の我孫子武丸からの挑戦状! 「大丈夫です。ちゃんと謎解きできるようにつくりました」 新本格ミステリの名手が20年にわたり書き続けた極上かつ緻密な犯人当て。 「犯人当て」とは、問題編と解決編に分かれた、「読者が犯人を当てるべく読む小説」。 “読み手がフェアに謎解きができるよう、 地の文に嘘があってはならず、手掛かりや論理の瑕疵も許されないーー” 新本格ミステリの名手・我孫子武丸が犯人当ての腕を磨いた、京都大学推理小説研究会の厳格な掟がそれだった。 犯人当ては、「必ず」論理的に謎が解けるようにつくられている! 問題編を読み、推理をしてから、解決編のページを開いてください。
ーーーーーー 「これこそは、もっとも現代的でありながら、もっとも原初的な『戦記』」 カルロ・ゼン(『幼女戦記』著者)大推薦 ーーーーーー 『ブルー・ゴブレットは貴方をサポートします。第44観測世界の人類種存続の為に』 ゲーマーのシノダ・ユウセイは没入型端末の中で、女神のような容姿のナビゲーター〈ブルー・ゴブレット〉と出会う。 ゴブレットによって導かれた世界(ゲーム)は惑星シタルスキア。人類は惑星外起源種ウィードランからの侵攻を受け、カラフ大陸からの撤退戦を強いられていた。 ユウセイはアバターの強化兵イオ・200に没入(ダイヴ)。少年兵部隊である3552小隊とその指揮官クルーク・マッギャバン(金のお姫様)をカラフ大陸から脱出させるため、イオはウィードランとの戦争に明け暮れる。ユウセイは次第に、あまりにスリリングなこの世界(ゲーム)の虜(とりこ)になっていく……。 極限の臨場感(リアル)。鉄と血塗(まみ)れの撤退戦、没入開始(ゲーム・スタート)。
「中野ブロードウェイは「会いに行ける怪談」なのです」 サブカルの聖地で「開かずのカフェ」を営む渡辺浩弐が出会った都市伝説・怪奇現象の真相! 1966年竣工。地下3階から最上階まで全13階層。 全長140m、幅45m、高さ31m。 迷路のような商店街とハイソな住居スペースを抱える東京屈指の魔窟・中野ブロードウェイ。 新しさと懐かしさが混在するこの不思議空間は、怪奇現象の体験談や都市伝説が数多く噂される“怪談の聖地”だった……! 本書では前作に続き、中野ブロードウェイの某所にある〈開かずのカフェ〉の店主・渡辺浩弐がその真相を究明。 知る人ぞ知る怪談の背後に蠢く、驚愕の真相とは……。 どこまでが実話で、どこからが創作なのか……!? 不思議で不気味でぞくっ!とする怪談15篇が集結!