作者 : さくらももこ
体調をくずしたヒデじいの見舞いに行った、まる子たち一同。そこで花輪くんによって語られるヒデじいの半生。今は亡き愛妻・トシ子との出会い、愛娘・春子の誕生…そして家族をひきさいてしまう太平洋戦争の勃発…。
おねえちゃんの交換日記を盗み読みしてしまった、まる子とおじいちゃん。結局バレて、おねえちゃんに絶交されてしまうまる子だが、それにもこりずにたまちゃんを交換日記に誘い、冬田さんも仲間にするハメに…。
ふとした事から“ずうとるび"と“ビートルズ"の違いに興味を持ち、あげくにはまじや永沢たちと“ずうとるび"のファンクラブを結成する事になったまる子。本当は“ビートルズ"に気持ちが行きながら後にひけず…。
「めんこい仔馬」の歌が大好きなまる子は、ある日出会った絵かきのおねえさんとの交流の中で、歌の本当の意味を知り涙する。そして、やがて遠い所へお嫁に行ってしまうおねえさんへの思いを、その歌に重ねてーー。
大の仲良しのまる子とたまちゃんは、それぞれ20年後のお互いに手紙を書き、神社にうめる事に。けれど約束の待ち合わせにたまちゃんが来なくて仲たがいをしてしまう。それでも2人は互いの事が気になってーー。
ある日道ばたで外人から話かけられたまる子は、いきなり“国際人"の自覚にめざめ、英会話のマスターを決意。そこでたまちゃんたちクラスメートと共に、花輪クンの講習を受ける事になったが…。
第6巻収録の南の島旅行の後日談。おみやげの数が足りず分配に悩むまる子は、結局デパートで不足分を購入。ところがそんな苦労までしたあげくに、なぜか事態ははまじとウワサされる騒動に発展してーー。
クラスの女子の間で“文通"が流行。早速まる子も、ちょっとおませな神奈川の子と、少し暗めの沖縄の子の2人と文通を始めた。神奈川の子は恋愛相談、沖縄の子にはカセットや電話で声のおつきあい。果たしてーー。
「母の日」のためにプレゼントの計画をねるまる子だが、予算はたったの250円。けれど小物雑貨屋さんで素敵なハンカチを購入し、手描きのカードまで用意出来た。ところが母が同じハンカチを持ってる事を知って…。
山登りの遠足に気乗りのしないまる子。バスの車中では隣の子のドジで罰ゲームをやらされるし、山歩きはツラいし…。あげくに花輪クンの荷物持ちまでしてゲットした高級チョコは、父と母につまみぐいされて…。
お誕生日会をひらく事になったまる子だが、お母さんの陰謀(?)で5人の定員の内、3人までを“丸尾"“花輪"“みどり"に決められてしまって…(当然他2名は、たまちゃんとゆみこちゃんだが)。
近所の子供たちに自転車が大流行、けれど自転車に乗れないまる子はおもしろくない。家族らの練習の勧めも拒絶したまる子だったが、結局友人のたまちゃんたちに迫られて、シブシブ練習を始めるハメに…。
“家庭訪問"でまる子ちゃんの家に先生がやって来る事に。お母さんは大そうじに熱心だが、まる子ちゃんはその場しのぎの手抜きそうじ…。おかげで優等生のおねえちゃんがハジをかいて大泣きするハメになってーー。