作者 : コージィ城倉
手塚治虫を勝手にチェイスする男!! 時は昭和30年代前半。まだ週刊漫画雑誌もなかった時代…既に時代の寵児となっていた“漫画の神様”手塚治虫に人知れず挑み続ける一人の漫画家がいた!!海徳光市。月刊誌に3本の連載を抱える、そこそこの人気漫画家である。海徳は、手塚治虫と同じ歳で、表向きは「手塚って、つまんない漫画いっぱい描くよなあ」と批判しつつも、裏でこっそり手塚漫画をコレクションする。そして、手塚がアレをしていると聞けば、自分も真似をし、コレをやっていると聞けば、それに挑戦してみる。どこまでも手塚治虫を“勝手にライバル視する男”…海徳光市の奮闘記!! 【編集担当からのおすすめ情報】 こよなく尊敬する手塚治虫先生に対する、作者コージィ城倉先生からのオマージュと言っていい作品です。この世の中に沢山存在する手塚治虫先生に関する活字本、漫画本の中でも、明らかに異彩を放っていると自負しています。ビッグコミックスペリオール誌でも、またネットやツイッターで話題騒然です!!主人公・海徳光市が面白すぎると大評判です!!
▼第48話▼第49話▼第50話▼第51話▼第52話▼第53話▼第54話▼第55話▼第56話▼第57話▼第58話▼第59話 ●登場人物/清原愛(蘭高のスーパーアイドル、通称ラブ。コメと幼馴染み)、桑田米夫(ラブの幼なじみのアイドルおたく、通称コメ)、清水賢(人気グループスピリッツのメンバーで通称シミケン。ラブの恋人。) ●あらすじ/自分のプライドをくすぐる存在であるシミケンと付き合っているラブと、その幼なじみコメの、得体の知れない関係を探ろうと、コメの家を訪れたアイドル・柳沢奈美。だが、コメにいろいろ粉かけてみても、ラブに対しての特別な感情は感じとれない。彼女が大人気のアイドル・シミケンと付き合っていて、蘭校以外でも注目の存在なのだといくら言ってみても、彼にとってのラブはあまりたいした人ではないようなのだ。(第48話)▼だが、彼女にはもっと恐ろしい策略をめぐらせていた。「ラブはシミケンよりもコメのほうを愛している!!」との仮説を元に、彼女はコメの童貞を奪い、それをラブに見せつけてやろうとする。そして、まさにその真っ最中を、コメの部屋へきたラブが目撃してしまう。激しい動揺を隠せないラブは…(第50話) ●本巻の特徴/柳沢奈美は女の直感を確かめるべくラブに近づき、そしてコメにも…。そのことをきっかけに、さらにラブにいたぶられるようになったコメが、ボクシングを始めたことをきっかけに一変し、幼なじみの二人の関係が逆転!? ●その他の登場キャラクター/柳沢奈美(芸能界一のアイドル。)