作者 : ワザワキリ
兄と弟、正解が見えない関係性。 奇象官として働く化野アビ。指の痣の広がりが気になり、奇象庁の医務室へ向かうがそこで耳にしたものは、先輩の引退話だった。信じられない思いで急ぎ先輩の元へ向かうが…。奇々怪々ミステリー深淵へ。
奇々怪々な災害「奇象現象」を食い止めよ。 呪い・心霊・怪異など、この世に起こる奇怪な災害の総称「奇象現象」。それらによる災害を最小限に減災するために、「奇象官」として働く化野アビのもとへ、今日も仕事が舞い込む…。奇々怪々ミステリー開演。
妖怪との絆、人との絆、永遠に。 芦屋の“威光”は、先代主アオイの中にあった榮の“威光”…。その“威光”を宿す芦屋は、アオイを寄生樹から救うため力を譲り渡そうとする。そのためには、榮を引きずり出す…そう決意するもののやり方が見えず八方塞がり。そこで寄生樹に詳しいコウラを訪ね、方法を探ろうとする。そして榮との対峙…果たしてアオイを生きて連れ戻すことができるのかーー!? そして芦屋と安倍(あべ)に訪れる未来は…? 不機嫌主(あるじ)のモノノケ奇譚、堂々の最終巻。
祝・完結! 『不機嫌なモノノケ庵』完結記念! 公式ファンブック第二弾。ここでしか読めないスペシャルな描き下ろし漫画、ワザワキリ先生インタビュー、コミックス未収録のイラストを多数掲載。さらに物語完結記念キャラクター人気投票(2021年4月開催)の結果発表も収録!
つかんだ、先代主・アオイの気配。 ついにつかんだ、アオイの気配! アオイは生きている…そう確信した安倍だったが、アオイの今の状態が気にかかる。そして一方芦屋は、榮の言葉を思い出していた。「アオイは死んだ…」この言葉で、二人の捜索を阻む理由は一体…。そしてついにアオイと再会を果たすーー! アオイは寄生樹い取り憑かれ、息も絶え絶えの状態だった。しかし目を覚ましたアオイはその鋭い爪を安倍に…!? 不機嫌主のモノノケ奇譚、第17巻登場です。
声なき声が導く音の記憶。 物怪庵の先代主・アオイは生きている…!そう願い、隠世の樹海を捜索する芦屋と安倍。冬休みで見つからなければ、諦める…そう期限を決めたものの、芦屋一家の大晦日と元旦の予定は温泉で…。貴重な二日を使うことに罪悪感を感じつつも、家族団らんを楽しむ芦屋。そこで母から聞いた父・榮との思い出と、外からの波の音で、ある重大なことを思い出すのだったーー!不機嫌主のモノノケ奇譚、第16巻登場です。