作者 : 伊奈子
泥濘の食卓 9泥濘の食卓 9
「俺はこの人と生きるんだ」帰る場所も行く場所もなく彷徨う深愛は、初めて手にした自由をハルキと共に歩み始める。将来を誓い合い、逃避行するふたりの行方はーー…。家族を腐食した純粋な愛の物語、完結。
泥濘の食卓 7泥濘の食卓 7
「私の言うこと聞いてればいいの!」ずっと言う通りに、悲しませないように従ってきた。なのに、私を否定するお母さん。深愛が抱える母親への希望は断たれーー。一方、夏生は不倫の噂から職場にいづらくなっていた。家庭へ向き合おうことを決意した夏生だったが、突如問われる言葉。「浮気したの?」深愛、美幸、ふみこたちは踏み込み始める。覚悟の第7巻。
泥濘の食卓 6泥濘の食卓 6
中学時代、深愛はある少年と出会った。東京から転校してきた「彼」もまた家庭に問題を抱え、お互いが拠り所になっていったーー。ちふゆとハルキが恋仲であることを疑い始めたちふゆの父・快人。しかし、不自然なハルキの言動にちふゆへの違和感が芽生え始める……。「あの頃」に縋る、業の第6巻
泥濘の食卓 5泥濘の食卓 5
職場で「深愛との不倫疑惑」が持ち上がり、従業員から詰問される店長。さらに家庭の崩壊も始まりーー。「いろんなつらいことを考えるのを諦め続けた報いが今自分に返ってきてるんだ」求められる愛に応えられない、逃げ場もない第5巻。
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