作者 : 伊藤明弘
荒野を疾る無法者たちの銃弾劇、ここに完結 大学生・芹間、家出娘・恵那、私立探偵・堀田の3人はメキシコの片田舎で出会うが、訳あって警察や犯罪組織などに追われていた。数多の銃弾をかいくぐり逃げる最中、3人は日本への帰国を誓うが、犯罪組織のボス・ブロウトンJrが雇った殺し屋に堀田を殺されてしまう。芹間と恵那は各々の銃を握りしめ復讐を誓うが… 【編集担当からのおすすめ情報】 「月刊サンデーGX」にて2000年の連載開始から25年、途中、伊藤明弘氏の病気療養のため長期休載を挟みながらも完結までたどり着いた伝説のガンアクション漫画です。伊藤氏が描くハードボイルドな銃弾劇、最後の1発までお見逃しなく!!
再び動き出した硝煙弾雨の銃撃アクション! 大学生・芹間、家出娘・恵那、私立探偵・堀田は、メキシコの片田舎で出会い、利害が一致して共謀。 彼らはマフィア、警察、DEAなどの追っ手を振り切り、全ての決着をつけるためアメリカへ帰還することを決意する。 だがメキシコ=アメリカの国境では軍隊並みの装備で固めたマフィア・ゴールドスミスの私兵たちが待ち構えていた! 芹間たちは強行突破を図るが……!? 【編集担当からのおすすめ情報】 数々のGUNアクション作品に多大な影響を与えた伊藤明弘氏が還ってきました。 伊藤氏の体調不良のため、長期休載していた『ワイルダネス』は2021年に連載復活。 2022年12月、ついに最新刊が約13年振りに登場します! 非情な荒野を駆ける銃弾逃亡劇が再び動き出しました!
銃使い女とオタク男の逃避行アクション完結 アメコミ作家殺害の濡れ衣を着せられた日本人留学生アツシ、凶悪な元彼から追われるモニカ。手錠で繋がれた二人は、メキシコを舞台に真犯人の悪党警官を追いつつ、元彼から逃げるハメに。硝煙弾雨をくぐり抜けるうちにいつしかアツシとモニカの間には、“ある感情”が芽生える… だが、生きるか死ぬかの最終 対決は眼前に迫っていた! 【編集担当からのおすすめ情報】 『ベル☆スタア強盗団』『ロウマンS』『ジオブリーダーズ』『ワイルダネス 』『ABLE』などの伊藤明弘の復活第2作、堂々の完結! 『ワイルダネス』と同じくメキシコを舞台に、自他共に「ケチな泥棒」を名乗っているが、実は凄腕の銃使いのモニカと、アメコミとB級映画を愛するオタク男と思いきや、時々炸裂するカマキリ拳法を駆使してピンチを脱したりするアツシ。彼らの逃避行とも追跡劇とも言えるストーリーは、ついに完結を迎えます。銃撃戦漫画家の面目躍如たるノンストップのGUNアクションでページを埋め尽くし、今作ではさらに手錠で繋がれた男女関係の描写など、伊藤明弘の新たなね側面も読める必見作になってます!
タフなヒロインの銃弾乱舞、咲くは血煙の華 メキシコ、エル・レイの酒場を訪れたメキシカンな美少女モニカと日本人バックパッカーのアツシ。 彼らはある警官を探していた。訳あって手錠で繋がれた2人だが、酒場に集う荒くれ者と あるきっかけで銃撃戦に。電光石火の銃捌きでモニカはバーテン以外を皆殺しにするが…。 自分たちが指名手配される原因を作った悪い警官を追いつめろ! 手錠に繋がれたモニカ&アツシの追跡劇が今、始まる!! 【編集担当からのおすすめ情報】 『ベル☆スタア強盗団』『ロウマンS』『ジオブリーダーズ』『ワイルダネス 』『ABLE』などの銃撃戦漫画家・伊藤明弘の最新作が登場! 『ワイルダネス 』と同じく舞台はメキシコ、悪徳ポリス、DVな元カレ、チンピラガンマンなどを相手に、タフなヒロイン・モニカが撃ちまくります。そんなモニカの相棒・アツシもカマキリ拳法を駆使してお手伝い!? 70年代のアメリカンB級映画を意識した暴力と牧歌的な雰囲気をミックスした作風は、伊藤明弘の新機軸と言えます。必見!
ノンストップGUNアクションここに完結! 元マフィア、殺し屋、警察官、米麻薬取締局、家出娘etc…を渡り歩く1挺の回転式拳銃(リボルバー)。 彷徨う回転式拳銃は、メキシコで、アメリカL.A.で、 トラブルと銃弾、硝煙と死体の山を築きながら、彷徨い続ける。 回転式拳銃は果たして何処へたどり着くのか? 【編集担当からのおすすめ情報】 完結する第3集には、『ワイルダネス』からディエゴとマリアや、 あのキャラクターが登場して物語のクライマックスを盛り上げますので、 『ワイルダネス』の前日譚としても、楽しめる仕組みにもなってます。 もちろん、伊藤明弘氏の真骨頂、ノンストップのアクションの中で描かれる 張られた伏線の回収、爽快なGUNアクションもお見逃しなく。 巻末には、おまけ漫画、イラストギャラリーを特別収録します。
名匠 伊藤明弘カムバック作、待望の第2集 すべてはアメリカ・アリゾナ州からはじまった…。 彷徨うリボルバーは今、日本の婦人警官の手の中にあった。 さらなる銃弾と硝煙、そして死体の山を築きながら、リボルバーが辿り着いた終着点とは!? そしてサプライズな新展開が!! 【編集担当からのおすすめ情報】 銃撃戦漫画の名匠、伊藤明弘氏カムバック作の第2集が満を持して登場! トリッキーかつ銃弾過多な銃撃描写はますます磨きがかかっております。 第1集に続き、『ワイルダネス』のキャラたちがサプライズで参戦!! 謎の特殊部隊を相手に激しい攻防戦を展開します。
日本のあちこちでドンパチドッカン娯楽活劇 在日米軍基地にふらりと現れた入江省三という優男。入江は、防衛施設庁の予算削減のため調査に来たという。基地司令官はお目付役として娘のブレンダを入江に同行させるが、事態はキナ臭い状況へと発展していく…。入江の活躍を描く5編と短編2編を収録。 【編集担当からのおすすめ情報】 大蔵省特殊査察部執行官・入江省三の活躍を銃弾と爆発盛りだくさんで描く伊藤明弘氏の傑作アクションコメディがカバーデザインを一新した新装版で登場!最新作『ABLE』でも描かれるコミカルなアクションの原点は本書にもありますので、未読の方はこの機会にぜひ入手してみてください。 ※本書は2005年の白泉社刊のコミックスと収録作品は同じです。
ハリウッドアクションを凌ぐ銃撃戦がここに 愛する者(とその土地)を守るため、彼女はリボルバーのトリガーを引く。硝煙漂う無法の西部でしか生きられなかったアウトローたちの挽歌。さあ、伝説の列車強盗ベル・スタアことマイラ・ベル・シャーリィの物語のはじまりはじまり。電子書籍版ではオリジナルのカラー・ページを再現、巻末にはカラーイラストギャラリーを特別収録! 【編集担当からのおすすめ情報】 実在した女アウトロー マイラ・ベル・シャーリィを虚実入り混じった独自の解釈で描く西部劇アクションが新装版で登場です!伊藤明弘氏にしか描けないクライマックスの列車アクションはゼッタイ必読!張られた伏線を見事に回収するラストまで、一気読み推奨のこの傑作はGXC初の総ページ数600ページ越えの極厚仕様となりました! ※2008年の白泉社刊のコミックス3冊を原作者と協議の上、再編集し一冊にまとめたものです。
1挺の銃が織り成す物語。リボルバー奇譚! すべてはアメリカ・アリゾナ州からはじまった…。元マフィア、殺し屋、ガンスミス、警察官、自衛官、DEA捜査官、家出娘、某漫画に登場する公務員などを渡り歩く1挺の回転式拳銃(リボルバー)。その銃が織りなす銃撃と硝煙のオムニバス・ストーリーが開幕! 【編集担当からのおすすめ情報】 銃撃戦漫画のマエストロ・伊藤明弘氏、約6年振りの最新作が登場です。1挺のリボルバーを巡るオムニバス・ストーリーは、氏の得意とする銃撃戦満載!流麗に描写される銃口炎、飛び散る薬莢などなど、その妙技を再びご堪能ください。サプライズとして『ワイルダネス』や伊藤明弘氏の漫画に登場するあの常連キャラも緊急参戦!こちらもお楽しみに。 また、しばらく入手困難だった伊藤明弘氏の過去作『ロウマンS』と『ベル☆スタア強盗団』が新装版で同時発売!!こちらも今だから読んで欲しい2作ですので、この機会にぜひ入手してください。
▼第22話/TRIAL BY FIRE(2)▼第23話/Across The Borderline(1) ●主な登場人物/堀田俊生(元DEA<麻薬取締局>調査官。現在は私立探偵)、芹間喬(銀行を襲撃した犯罪組織の生存者。以前はミネソタ大学でコンピューターを専攻)、玉※恵那(家出娘。警官殺しの濡れ衣を着せられている。【注:※は王へんに兆】) ●あらすじ/アルバレス・ファミリーの協力を得、ゴールドスミスの資金源である製薬施設を強襲したエノラ。彼女は銃撃戦のさなか、敵の守備隊の配置から、自分たち以外の潜入者の存在を察知する。その頃、エノラの生死を確かめるべく製薬施設に潜入した堀田は、ゴールドスミスの片腕で、自らの過去を知る因縁の男・ベニーと互いの銃口を交えていた。堀田とはぐれ、敵に追いつめられた芹間と恵那は、必死に脱出口を探るも、そこへ手榴弾が…!?(第22話) ●本巻の特徴/製薬施設での大乱戦の結末は? そして、堀田・芹間・恵那の3人の逃亡者は、無数の弾丸が待ち受ける過酷な国境越えへ!! さらに悪徳刑事・ローゼンマンも再始動。彼と恵那の過去の接点とは…? ●その他の登場人物/エノラ・コープランド(DEA捜査官。堀田のかつての妻)、アルフォンソ・アルバレス(メキシコの犯罪組織のボス)、ディエゴ(通称・ディー。アルバレス・ファミリーの構成員で、殺し屋兼情報屋)、デニース&デシーレ(ゴールドスミスに雇われた殺し屋。ディエゴの従兄弟)、ベニー(ゴールドスミスの部下)、レナード・ローゼンマン(ブロウトンファミリーに雇われたロス市警の悪ブロウトンに敵対する犯罪組織のボス)、ゴールドスミス(LAの犯罪組織のボス)、ブロウトン(LAの犯罪組織のボス)
▼第18話/CONSPIRACY OF SILENCE II(2)▼第19話/Danzarin,rina▼第20話/Reaccion en cadena(1〜3)▼第21話/TRIAL BY FIRE(1) ●主な登場人物/堀田俊生(元DEA<麻薬取締局>調査官。現在は私立探偵)、芹間喬(せるま・たかし。銀行を襲撃した犯罪組織の生存者。以前はミネソタ大学でコンピューターを専攻していた25歳)、恵那(フラッと家出し、そのままアメリカを放浪する19歳。出身は名古屋?) ●あらすじ/命令を無視し単独行動を続けるエノラを帰国させるべく、DEAから新たな追跡者たちが派遣される。その頃、堀田と芹間は荒野で遭遇したゴールドスミスの手下と激しいカーチェイスを繰り広げていたが、敵が撃ってきたのはなんと対戦車ロケット!! 直撃を避けながら銃で応戦するも弾切れに。さらにゴールドスミスの報復を恐れる警官にまで包囲され、絶体絶命の状況で芹間が奇策に打って出る…(第18話)。 ●本巻の特徴/“エノラが死んだ!!”その情報の真偽を確かめるべく敵の拠点・製薬会社に乗り込む決意をする堀田。そして、それぞれの思惑が交錯するメキシコの地に降り立った美女2人組。ノリノリな彼女らは芹間を狙う新たな刺客なのだが…!? ●その他の登場人物/エノラ・コープランド(DEA捜査官。堀田のかつての妻)、アルフォンソ・アルバレス(メキシコの犯罪組織のボス)、ディエゴ(通称・ディー。メキシコの犯罪組織の構成員で、殺し屋兼情報屋)、マリア(ディーのガールフレンド)、レナード・ローゼンマン(ブロウトンファミリーに雇われたロス市警の悪徳刑事)、グレアム・レヴェル(DEA調査官。エノラの現夫)、ゴールドスミス(ブロウトンに敵対する犯罪組織のボス)、ベニー(ゴールドスミスの部下)、ドン・デイヴィス(製薬会社の警備責任者)、マクニーリー(製薬施設の責任者)
▼第16話/SIEGE(1〜3)▼第17話/CONSPIRACY OF SILENCE(1〜5)▼第18話/CONSPIRACY OF SILENCE II(1) ●主な登場人物/堀田俊生(元DEA<麻薬取締局>調査官。現在は私立探偵)、芹間喬(せるま・たかし。銀行を襲撃した犯罪組織の生存者。以前はミネソタ大学でコンピューターを専攻していた25歳)、恵那(フラッと家出し、そのままアメリカを放浪する19歳。出身は名古屋?) ●あらすじ/ジムの死の責任を負って帰国の命を受けたエノラ。彼女がローゼンマンと飛行機に乗り込もうとしたその時、ディーが立ちはだかり芹間と恵那の逮捕を伝えた。主任の召還と自らの真意との狭間で立ちすくんでいたエノラも、ディーの熱意に後押しされ芹間を追うことに。ローゼンマンも伴い目的地に着くが、そこにあったのは壊された手錠の残骸だった…(第16話)。 ●本巻の特徴/命令に背き、逃亡中の芹間を追うエノラたちだが、その動向はローゼンマンの裏切りによって警察当局に筒抜け。追跡を進める中、エノラ、ローゼンマン、ゴールドスミスの手下、それぞれの思惑が交錯し、またもや激しい銃撃戦が始まる!! ●その他の登場人物/エノラ・コープランド(DEA捜査官。堀田のかつての妻)、グレアム・レヴェル(DEA調査官。エノラの現夫)、ブロウトン(LAの犯罪組織のボス)、ゴールドスミス(ブロウトンに敵対する犯罪組織のボス)、レナード・ローゼンマン(ブロウトンファミリーに雇われたロス市警の悪徳刑事)、ディエゴ(通称・ディー。メキシコの犯罪組織の構成員で、殺し屋兼情報屋)、グレアム・レヴェル(DEA調査官。エノラの現夫)、アラン(コープランドの部下)
▼第13話/Somebody to Remember(1〜3)▼第14話/ALL THE SCARED RABBITS(1〜3)▼第15話/Bloodline(1〜3)●主な登場人物/堀田俊生(元DEA<麻薬取締局>調査官。現在は私立探偵)、芹間喬(せるま・たかし。銀行を襲撃した犯罪組織の生存者。以前はミネソタ大学でコンピューターを専攻していた25歳)、恵那(フラッと家出し、そのままアメリカを放浪する19歳。出身は名古屋?)●あらすじ/銃撃戦から逃れた堀田たちは、その夜、空き家に身を隠した。だが、まもなく堀田は「朝には戻る」と言い残して外出してしまい、芹間と恵那の2人だけで夜を明かすことに。恵那を別室で休ませた後、芹間は彼女が持っていたビデオカメラに警官・ローゼンマンが映っているのを発見し、恵那を疑い始めるが…(第13話)。●本巻の特徴/前半では主に、恵那の心の葛藤に焦点を当ててストーリーが展開される。後半では芹間、恵那の二人が危機的状況に。一方、犯罪組織のボス、ブロウトン邸では新たな動きが…。●その他の登場人物/エノラ・コープランド(DEA捜査官。堀田のかつての妻)、グレアム・レヴェル(DEA調査官)、レナード・ローゼンマン(ロス市警の警官)、ブロウトン(LAの犯罪組織のボス)、ゴールドスミス(ブロウトンに敵対する犯罪組織のボス)、ディー(メキシコの犯罪組織の構成員)、スミス(ブロウトンが雇ったプロの殺し屋)
▼第10話/THE EVILMEN DO▼第11話/Trabajo duro(1〜3)▼第12話/Glass Tightrope(1〜3)●主な登場人物/堀田俊生(元DEA<麻薬取締局>調査官。現在は私立探偵)、芹間喬(せるま・たかし。銀行を襲撃した犯罪組織の生存者。以前はミネソタ大学でコンピューターを専攻していた25歳)、恵那(フラッと家出し、そのままアメリカを放浪する19歳。出身は名古屋?)●あらすじ/警官殺害の容疑をかけられた堀田、芹間、エナの3人は、以前エナが記録係として働いていた、ポルノ映画製作者のハロルド・フォルターメイヤー邸に逃げ込んだ。恰好の隠れ場所に身を潜めた3人だったが、休息もつかの間、ゴールドスミスがフォルターメイヤー邸の以前の所有者を刺客として、邸内に送り込んできた!! 激しい銃撃戦の末、3人は…!?(第10話)●本巻の特徴/前半では追われる側の、そして後半では、3人を追う側の人々の状況が描かれる。フォルターメイヤー邸の銃撃戦と同じ頃、エノラは3人のいる場所から車でわずか30分の土地にいた!!●その他の登場人物/フィーデル(堀田の上司)、アニーB(フィーデルの秘書)、エノラ・コープランド(DEA捜査官。堀田のかつての妻)、グレアム・レヴェル(DEA調査官)、レナード・ローゼンマン(ロス市警の警官)、ハロルド・フォルターメイヤー(映画製作者。プロデューサー兼ライター兼ディレクター。エナをポルノ映画の女優に起用したいと思っている)、バウエル(カメラマン兼エディター兼スタントマン。2年前まで岩国の海兵隊にいた)、ブロウトン(LAの犯罪組織のボス)、ゴールドスミス(ブロウトンに敵対する犯罪組織のボス)、ヤング(芹間の恋人)
▼第1話/the betrayals ▼第2話/BACK IN BUSINESS▼第3話/Retort▼第4話/FIRST STRIKE▼第5話/SECOND PLOT 1〜4●主な登場人物/堀田俊生(元DEA<麻薬取締局>調査官。今ではすっかり落ちぶれ、私立探偵まがいのことをしている)、芹間喬(せるま・たかし。銀行を襲撃した犯罪組織の一人。コードネームは“マットレイ”。ミネソタ大学でコンピューターを扱っていた25歳)、玉兆恵那(たいらぎ・えな。フラッと家出し、そのままアメリカを放浪する19歳)●あらすじ/LAにある銀行を、六人の男たちが襲撃。彼らは人質をとって強力な抵抗を続け、かけつけたSWAT(米国警察特殊武器戦術部隊)も接近することができない。犯人グループの中には“マットレイ”というコードネームで呼ばれる、日本人の若者が一人いた。彼がこのグループに参加した理由は、自分の“女”の借金。彼女が作った借金を返すため、銀行の金庫破りに協力することになったのだ。大金の強奪に成功した彼らは、警察との激しい攻防戦を振り切って、用意されたヘリコプターで逃亡する。だが、その機内で仲間われが起きて…(第1話)●本巻の特徴/被害総額7億5千万ドルという、犯罪史上最大の強盗事件。この犯人グループの一人だった、マットレイこと芹間喬。自分でも理由がよくわからないまま家出してアメリカへ渡り、放浪を続ける玉兆恵那。そんな恵那を必死で探す、自称私立探偵・堀田俊生。この3人を結ぶ糸は果たして…。彼らは一体何に巻き込まれたのか!? 謎が謎を呼ぶ、本格ハードボイルド作品の幕が開ける!!●その他の登場人物/エノラ・コープランド、グレアム・レヴェル(DEA調査官)、アラン、ジム(コープランドの部下)、レナード・ローゼンマン(ロス市警の警官)、ブロウトン、ゴールドスミス(LAの犯罪組織のボス)、ブッチ、フリックス(ブロウトンの部下)