作者 : 佐原ミズ
衣更月と過ごした1年と少し。新米当主だった花穎も、少しは立派になって皆様とお別れを…ってしみじみする暇などなく、「衣更月が暇(いとま)をもらいたい」って…え?最後の最後で主従が決裂!?
一ノ宮家から招待を受け、衣更月を連れて初めての旅行に出かけた花穎。だが、到着後別荘の厨房から出火し、偶然居合わせた赤目家の別荘に身を寄せることに。しかし一ノ宮家の出火は放火の疑いがあるとわかりーー
樋山那智、ソフトボールに汗を流し、日焼けに憧れる平凡な中学生。彼女は同級生の宇津見君が抱える重大な秘密を知ってしまう。それは彼に「しっぽが生えている」ということ。 「みんなと違う」ことに戸惑い傷つきながらも、ふたりが心を通わせあう、10年間の物語ーー。
「要らないと思っていた私の世界は、美しくおだやかだ…」 不細工で変わり者の美和と完璧な美少女・実和。同じ名前で容姿も性格も正反対ーー。 “もうひとりの自分”に出会った時、少女たちは本当の自分を知る…。(「私と私」前後編)他、 自転車のサドル泥棒と出会った女子高生の切なすぎる秘密を描いた「箱庭の虜」などを収録。 儚く切ない傑作短篇集。
花穎に立った良くない噂。その真偽を確かめるため、噂の出どころであるバーへ向かった衣更月。そこには花穎に瓜二つの人物が。「決して主人を見間違えることはない」と自負していた衣更月は激しく狼狽えるのだが…
烏丸家の料理人・雪倉がスリの容疑をかけられた。時を同じく運転手の駒地が何者かに襲われ、そばには執事・衣更月のネクタイが…一切言い訳をしない衣更月に、花穎はクビを言い渡すが…。
烏丸家に代々伝わる「怪談」がある…と、赤目にそそのかされ(?)、花穎は、その元となった(かもしれない)古時計の怪に、親戚筋の若嘴家の後継者選定に自分が意見しても良いものかを尋ねてみることに……。
身代金の受け渡しに失敗し、執事としての自信を無くしてしまった衣更月。しかし尊敬する鳳の一言で執事としての矜持を取り戻し、花穎が与えてくれたヒントを元に救出に向かう。はたして花穎を誘拐した犯人とは!?
当主の座を継いで初めて出席したパーティーで、モデルの莉紗が何者かに襲われ、第一発見者である花穎が犯人の濡れ衣を着せられてしまう。花穎は自らの潔白を証明するため、犯人捜しに乗り出すのだが…。
日本が誇る名門、烏丸家の27代当主となった花穎(18歳)を待ち受けていたのは見知らぬ顔の若き執事。息の合わない二人の前に次々と起こる事件の数々。二人の息は、次第に合ってくる…の…か!?
作画・佐原ミズ×原作・楠みちはる 業界激震の異色タッグが「人間の欲望」を暴き出す! 平凡な男子大学生・緒方希和(おがたきわ)。 就活もうまくいかないし、年上の彼女・茉洋(まひろ)には叱られてばかり。 そんな希和には、一つだけ誰にも言えない秘密がある。 ーーそれは「願いを叶える力」を持っていること。 けれどそれは代償が伴う危うい力。自分の中でひっそりと抱えてきた秘密。 しかし、その力を茉洋に打ち明けたことで、二人の運命の歯車は徐々に狂いだすーー。 平凡な男子大学生・緒方希和(おがた・きわ)。就活もうまくいかないし、年上の彼女・茉洋(まひろ)には叱られてばかり。そんな希和には、一つだけ誰にも言えない秘密がある。--それは「願いを叶える力」を持っていること。けれどそれは代償が伴う危うい力。しかし、その力の存在を茉洋に打ち明けたことで、二人の運命の歯車は徐々に狂いだすーー。 それはささやかな願いだった 代償の行方 善悪の彼岸 芽生えた欲望 正しさの証明 願いと期待と代償と 裁かれるとき ジョーカー あとがき
細く強い、少年少女の絆の物語ーー完結!! 鉄宇の夢を継ぎ、バスケに打ち込んできた藤本宝。 彼女の苦境に立った時、鉄宇の選択は…!? 失くした夢の続きが動く…感動の最終刊!