作者 : 奏ヨシキ
燃えよ剣 4燃えよ剣 4
壬生浪士組 筆頭局長・芹沢鴨を斬る。土方歳三の中にその覚悟は固まっていた。しかし、御所での長州藩士との戦闘で土方の瞳に写ったのは、狂気的なまでに主君への忠義に燃え、敵を斬り捨てる芹沢の姿であった。芹沢に誠の武士の魂を感じるが、それはあまりに遅すぎて……。芹沢一派への粛清がついに始まってしまう!!
燃えよ剣 5燃えよ剣 5
壬生浪士組改め、「新選組」。芹沢鴨粛清を遂行し、近藤勇を頭に新たに動き始めた土方歳三たち。ある日、土方は初恋の相手、佐絵と再会を果たす。しかし、その出会いには多摩からの因縁を募らせる七里研之助の策略が仕組まれており……。新選組鬼の副長と呼ばれ、幕末の戦場を鮮烈に生きた男の青春譚、第一部・完!
首を斬らねば分かるまい(5)首を斬らねば分かるまい(5)
明治十年。華族の御曹司・幸乃助はその身分を捨て陸軍へ入隊していた。一方、首斬り家・沙夜は西郷隆盛が率いる士族軍に与していた。そんな中、日本最後の内戦・西南戦争が始まる!! 政府と士族、敵同士になった男と女。時代に翻弄され続けた二人が迎える、たった一つの結末は!!?
首を斬らねば分かるまい(1)首を斬らねば分かるまい(1)
明治四年。特権階級「華族」の御曹司・幸之助は、「一度も勃ったことがない」という悩みをひた隠して生きてきた。そんな中、幸之助は江戸時代から続く首斬り家の当主・沙夜と出会う。彼女の首斬りを目撃した時、幸之助の中で、どす黒い何かがうめき出す!!
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