マンガむすび | 作者 : 小日向まるこ

作者 : 小日向まるこ

塀の中の美容室塀の中の美容室

出版社

小学館

発売日

2020年8月28日 発売

ジャンル

第24回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞! 女子刑務所の中に、 “受刑者が一般客の髪を切る”美容室がある。 美容師は、重い罪を犯した者。 だけどそこには、いつも青空があったーー 服役中に美容師となった小松原葉留は、 女子刑務所内の美容室で、一般客の髪を切っている。 天井から壁まで青空が描かれた その美容室を訪れる者は、 小松原がもたらす静かな時間に いつしか心を洗い流され…… 小松原はなぜ、美容師として鏡の前に立つのか。 客たちはなぜ、そこで髪を切るのか。 『アルティストは花を踏まない』の新鋭が贈る、 ひとりの受刑者と、社会を生きる女たちの あたたかな再生の物語。 空はどこまでも、青く、深く。 誰の上にも、きっとーー 描き下ろし美麗カラーイラストも収録! 2021年3月、第24回文化庁メディア芸術祭にて 優秀賞を受賞した話題作! 【編集担当からのおすすめ情報】 「何かに一度つまずいたり、転んだりした人が また立ち上がる姿を描きたい」と語る小日向まるこ氏。 桜井美奈さんの同名小説(双葉文庫)を原作に、 悩みながらも前に進もうとする女性たちの姿を 繊細なタッチで描き出します。 前作『アルティストは花を踏まない』にて 第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 審査委員会推薦作品に選出された、 小日向まるこ氏の新境地。 連載時、かつてない反響を呼んだ やさしくてあたたかな物語です。 描き下ろしカラーイラスト………1 第1話 芦原志穂……………………………5 第2話 刑務官・菅生…………………55 第3話 鈴木公子…………………………87 最終話 小松原奈津…………………117 特別編 エピローグ…………………155

アルティストは花を踏まないアルティストは花を踏まない

出版社

小学館

発売日

2019年3月29日 発売

ジャンル

せつなくも温かい少年少女の成長物語 世界大戦が終わって、少年たちは生まれた。 まだ誰も、そのあと「第二次」が起こるとは知らなかった頃ーー ここは第二次大戦前のフランス。 ドイツとの国境に近い町。 いつも明るい少年モモが、 あきらめと悲しみにまみれた人々を少しずつ変えてゆく。 彼の笑顔と勇気は町の子供たちを動かし、 大人たちの丸まった背中にも、そっと寄り添うのだった。 しかしモモには、ある秘密があって…… 差別と分断、見て見ぬふり、忍び寄る不安。 「やがて悲劇を迎える時代」に生まれた少年少女の、 切なくも温かい友情と成長の物語。 ーー誰かの「花」を、踏みにじることなかれ。 描き下ろしカラーイラスト4p収録! 【編集担当からのおすすめ情報】 『アルティストは花を踏まない』は、 新鋭・小日向まるこ氏の紙媒体デビュー作です。 あたたかで繊細なタッチと、キャラクターの豊かな表情、 色彩が浮かぶような陰影ーー 懸命に生きる少年少女の姿や 美しいフランスの町並みを、 描き下ろしカラーイラストとともにお楽しみください。 経済が冷え込み、世論は偏りを見せ、 人々の間には差別や分断が目立つようになった、 1930年ごろのヨーロッパ。 ……そこには、現代の日本を垣間見ることができるかもしれません。 <目次> 描き下ろしカラーイラスト……3 プロローグ…………………7 ピンボーイ………………………22 郵便配達の少女…………………41 足下の一枚………………………57 アランのごはん…………………75 マルクの投げた石………………95 異端の子…………………………115 水上の架け橋……………………135 時を超える部屋…………………155 苦いお茶…………………………175 小さなアルティスト………………………195

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