作者 : 川
落合博満のオレ流転生(2)落合博満のオレ流転生(2)
ファン感謝デーでの胴上げの最中に姿を消した落合博満……オチが目覚めたのは、巨人が闊歩し、大空を竜がゆく異世界にいた! ロッテンブルグ王国の王子との対決において「炎の魔球」を「神主打法」で打ち返したオチは、王子の怒りを買い、村を守る結界を解かれてしまう……。 そこに現れたのは虎の神獣! そんな村の危機を助けたのは、突然舞い降りた竜の神獣だった。 龍虎の対決を制した竜の神獣は、オチに五角形の鱗を託す。それは何となく野球のホームベースに似ているような似ていないような……。 竜の神獣からオチに与えられたミッションは何なのか? その答えこそが、自分が何者であるかに直結するのだと、勝負師としての勘がそう告げている……。 そんなオチの前に、オールバックで黒光りする「森の族長」と名乗る男が姿を現す……。 球界を揺るがす異世界冒険譚、第2弾!
昭和のグラゼニ(7)昭和のグラゼニ(7)
大反響の『グラゼニ』スピンオフ! ”1本足”から開放され、代打の切り札として見事リーグ優勝に貢献した安田。いよいよ開幕した昭和53年の日本シリーズで対するは、名将・田上カントク率いる西宮オックス、もっかシリーズ3連覇中のオックスは、「管理野球」のスパイダースとはぜんぜん違う自由な雰囲気で、なんだかちょっとうらやましい気も……。とはいえ、岡広カントク以下、スパイダースの面々も気合は十分。のちに名勝負として語り継がれるシリーズの火蓋が、いま切って落とされる!
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