作者 : 忠見周
時代は戦国の世──親も仕事も何もない≪おわりもん≫と揶揄される者たちがいた。 そんな五郎左衛門と又兵衛のふたりは、隣国のと戦に参加して一獲千金を夢見ていたが、戦陣に到着する前に敗北。ワケのわからぬまま必死に後退していたさなかに出会った自軍の将・藤田を使って、またもや悪知恵を働かせた。それは、「敵軍に藤田の首を売る」というものだった。 あまたの困難を乗り越え、敵軍から大金を騙し取ったものの、五郎左衛門の軽はずみな行動から捕縛されてしまう。そして、課せられた刑罰が「賽の目坂での鋸引き」だった。逃げ出す術も思いつかぬまま、土中での衰弱は進み、ついに万事休す、、、と思われた時、念仏を唱えるための坊主が現れた。彼らに一発逆転の好機は訪れるのか⁉ 衝撃の<第一部 完>‼
時代は戦国の世──親も仕事も何もない≪おわりもん≫と揶揄される者たちがいた。 そんな五郎左衛門と又兵衛のふたりは、隣国のと戦に参加して一獲千金を夢見ていたが、戦陣に到着する前に敗北。ワケのわからぬまま必死に後退していたさなかに出会った自軍の将・藤田を使って、またもや悪知恵を働かせた。それは、「敵軍に藤田の首を売る」というもの。 しかし、移動の途中で野盗・鬼虎に捕縛され、命と引き換えでの交渉に挑まざるを得なくなった。無謀すぎる作戦だけで、敵の出城に潜入した3人であったが、そこでは予想外の展開が待っていた……。
時代は戦国の世──親も仕事も何もない≪おわりもん≫と揶揄される者たちがいた。 そんな五郎左衛門と又兵衛のふたりは、罪人として賽の目坂で首まで埋められるハメに。果たして、彼らは何をしでかしたのか!? 有象無象が血で血を洗う争いを繰り広げる絶望の淵から、ふたりの人生が大きく動き出す。 ことの発端は、一獲千金を狙って手に入れた「密書の類」。そして、戦場に遅刻したふたりが出会った敗軍の侍大将・藤田の存在だった。彼を助け出せば褒美にありつけるはずだったが、事態は二転三転していくのだった……。
稀代の天才学者・佐久間象山から、小太刀日本一の腕を見込まれフランス人少女・白菊の護衛を依頼された会津藩士・佐々木只三郎。その対価、三百六十万両。少女を狙うは水戸の手先・芹沢鴨、剣聖・男谷精一郎、そして坂本竜馬。坂本竜馬の策謀で水戸の北斗・千葉周作と男谷精一郎が激突し、その裏では佐々木と芹沢が死闘を開始。白菊を巡り時代が幕末へと変容していくことに、この時はまだ誰も知る由がなかった。そして、すべての決着は佐々木の小太刀に委ねられるーー! 幕末幻想活劇、いよいよクライマックスへ。
坂本竜馬暗殺犯と噂される男・佐々木只三郎。小太刀日本一と称されるこの佐々木、暗殺の日より十三年前の江戸で、稀代の天才学者・佐久間象山から、あるフランス人少女の護衛を依頼される。その対価、三百六十万両。少女を狙うは水戸一派、勝麟太郎、そして坂本竜馬。この事案をきっかけに時代は「幕末」へと変容していくーー。