作者 : 東周斎雅楽
▼第1話/ディオドロスのアトランティス▼第2話/ルビコン川を渡れ▼第3話/フクロウの女神▼第4話/ファットマンが来る▼第5話/ドクタ・ロッカ▼第6話/必要なもの▼第7話/ヘラクレスの洞窟▼第8話/隅の老婆●主な登場人物/入矢修造(古道具屋「入矢堂」の店主。異端の説を唱え、考古学界を追放された過去を持つ)、ユリ・エンドレ(アトランティスを探していた資産家、ヴィルヘルム・エンドレの娘。母親は日本人)●あらすじ/成田空港に到着早々、出迎えた入矢に対して「緊急報告がある」と告げたユリ。“プラトン以外でアトランティスの存在に触れた歴史家”を、エンドレ財団の歴史学者が調べ当てたのだという。その歴史家とはディオドロス…? 一方、入矢のライバル・レイトンはすでにその調査を開始していて…(第1話)。●本巻の特徴/ナチスの高官・ヒムラーが残した古いフィルムから、アトランティスの手がかりを得た入矢。チュニジアでロッカという新たな仲間に出会ったものの、行く手には再び暗殺結社「山の老人」の魔の手が迫ってきて…。●その他の登場人物/入矢淑子(入矢修造の母)、ハンス・デメル(オーストラリアの探偵。日本の“武士道”に傾倒している)、針井(気弱で優柔不断な男。うさぎやプロレスに詳しい)、プリツェル(アトランティスに関する情報提供を申し出てきた人物)
▼第1話/追跡(1)▼第2話/追跡(2)▼第3話/追跡(3)▼第4話/仮面の男▼第5話/人類のタブー▼第6話/ユリシーズの帰還▼第7話/マルコの棺▼第8話/元首の水路●主な登場人物/入矢修造(古道具屋「入矢堂」の店主。異端の説を唱え、考古学界を追放された過去を持つ)、ユリ・エンドレ(アトランティスを探していた資産家、ヴィルヘルム・エンドレの娘。母親は日本人)●あらすじ/イタリア・サルデーニャ島。ワードの援助を受けてこの島の発掘をするジェンマ教授のもとには、ここ数日、発掘した遺物目当ての訪問者が殺到していた。その申し出を頑なに拒み、ワードたちの到着を待つジェンマ。しかしある夜、就寝中のところを何者かに襲われて…!?(第1話)●本巻の特徴/大富豪・ワードの協力により、イタリアで新たな遺物を手にした入矢たち。だが、アトランティス探索を阻もうとするかのように殺人事件が発生して…!? 対テロ特殊部隊にいたというデメルの、華麗な追跡(トラッキング)術も披露されるなど見応え十分!!●その他の登場人物/入矢淑子(入矢修造の母)、ハンス・デメル(オーストラリアの探偵。日本の“武士道”に傾倒している)、イアン・ワード(アトランティスを探している資産家)
▼第1話/トルココーヒー▼第2話/デメル▼第3話/仮面の旅人▼第4話/百合若の島▼第5話/ラーメン発見談▼第6話/運命の人▼第7話/目玉のお守り▼第8話/優柔不断な女●主な登場人物/入矢修造(古道具屋「入矢堂」の主。異端の説を唱え、考古学界を追放された過去を持つ)、ユリ・エンドレ(アトランティスを探していた資産家、ヴィルヘルム・エンドレの娘。母親は日本人)●あらすじ/ある夜、ユリの悲鳴を聞いたという連絡を受け、“入矢堂”から自宅に急行した入矢。ただ悪夢にうなされていただけ、という顛末ではあったが、入矢は、以前ユリを襲った者たちの存在を思い起こしていた。そして翌日、“入矢堂”に不審な外国人が来店して…!?(第1話)●本巻の特徴/イタリアから日本に戻った入矢たちの前に、新たな手がかりが。それはホメロスの「オデュッセイア」。そこで、その話と酷似している日本の「百合若大臣」を調査するため、入矢たちは九州へ旅立つのだが…!?●その他の登場人物/入矢淑子(入矢修造の母)、ハンス・デメル(オーストラリアの探偵、日本の“武士道”に傾倒している)、イアン・ワード(アトランティスを探している資産家)
▼第1話/ソロンの詩(うた)▼第2話/海の上の月▼第3話/欠けた月▼第4話/三本足の怪物▼第5話/齧(かじ)られた月▼第6話/甦る月▼第7話/島の女王▼第8話/孤独の王●主な登場人物/入矢修造(古道具屋「入矢堂」の主。異端の説を唱え、考古学界を追放された過去を持つ)、ユリ・エンドレ(ハンガリー系ドイツ人であるヴィルヘルム・エンドレの娘。母親は日本人)●あらすじ/最初にアトランティスの存在を聞いたのは、プラトンではなくソロンだったということに気づいた入矢。ソロンを研究するため「イソップ物語」を入手、イソップがソロンに出した謎かけを読み解こうとしていた。一方、ギリシアでは、「ソロンの詩」を手に入れたコーが謎の殺し屋に命を狙われていた。そして舞台はサントリーニ島へ……(第2話)。●その他の登場人物/ヴィルヘルム・エンドレ(ユリの父親。貿易会社のオーナーだったが、アトランティス探索のため社長を退いた後、何者かに殺害された)、入矢淑子(入矢修造の母)、ニコス・コー(ギリシア在住の中国人。ソロンの詩を手に入れたことで命を狙われる)
▼第1話/アトランティス▼第2話/ユリ・エンドレ▼第3話/イリヤの涙▼第4話/シュリーマンの使い▼第5話/夢を信じなさい▼第6話/なぞかけの壺▼第7話/笑った男▼第8話/宿題●主な登場人物/入矢修造(古道具屋「入矢堂」の主。異端の説を唱え、考古学界を追放された過去を持つ)、ユリ・エンドレ(ハンガリー系ドイツ人であるヴィルヘルム・エンドレの娘。母親は日本人)●あらすじ/東京・団子坂にある古道具屋「入矢堂」を、親子連れの客が訪れる。父親は、ムー大陸を研究したチャーチワードの著書に興味を示すが、店主の入矢修造は、チャーチワードを詐欺師呼ばわりし、代わりにトロヤ遺跡を発見したシュリーマンの本を勧める。そのころ、所変わってウィーンでは、世界有数の資産家を集めた極秘の会合が開かれていた……(第1話)。●その他の登場人物/ヴィルヘルム・エンドレ(ユリの父親。貿易会社のオーナーだったが、アトランティス探索のため社長を退いた後、何者かに殺害された)、入矢淑子(入矢修造の母)