作者 : 松田奈緒子
門馬太郎は「奇跡の40代」と言われる42歳。 女子大で憲法学を教えながら独身を貫く彼は 10代の頃自分を抱いた女(ひと)・怜への初恋を断ち切れず 既婚者の彼女と、今も体だけの関係が続いている。 賃貸トラブルで困っていた元カノの聡子とその子供たちを 一時的に家に向かい入れた太郎。 しかしその事実は「元カノと結婚間近」という形で怜の耳にも届くーー。 一方太郎に密かに心を寄せる元学生・清香は 家が決めた婚約者との結婚が迫っていた。 しかし母親が何か大きな隠し事をしているようで…? 終わりにできない初恋に囚われる大人たちの ”非合法”かもしれない、恋愛群像劇 目が離せないクライマックス!
あの熱、あの体温が 私の中の何かを溶かしたのーー。 憲法学を女子大で教える門馬太郎は 「奇跡の40代」と言われる42歳。 独身を貫く太郎は、ある女性への想いを断ち切れずにいる。 10代の頃、太郎を抱いた医師・怜。 16歳の太郎は既婚者の怜に抱かれ、恋をしーー 今も体の関係が続いている。 そんな太郎に人知れず心を寄せる女性もいる。 太郎の講義を受講していた元学生・清香(ルビ:さやか)。 家が決めた婚約者との結婚が迫るなか 「せめて結婚式の日まで」と太郎を密かに想っていたが 太郎と声を掛け合える関係になり……? 第15回ananマンガ大賞、準大賞受賞! 終わりにできない初恋に囚われる大人たちの ”非合法”かもしれない、恋愛群像劇。
「16の頃あなたに抱かれてから 僕はあなたから離れられない」 女子大で憲法学を教える門馬太郎(もんまたろう)は、「奇跡の40代」と言われる42歳。 独身を貫く彼は、10代から離れられない女(ひと)がいる。 16歳の時、ケガで入院した太郎を担当した医師・怜(れい)。 彼女は16の太郎を抱き、16の太郎は彼女に抱かれた。 しかし、彼女は既婚者でーー。 初恋は、甘い恋か、悪い恋かーー。 『重版出来!』の松田奈緒子が描く、甘くひりつく大人の恋愛譚、開幕ーー!
出版業界チーム戦記、堂々完結! 描いて、刷って、売って、読んで、 もがいて、あがいて、諦めず、信じて、信じて、 ーーそこに見えた希望。 作者から読者まで。 漫画を取り巻く現在地を見つめ続けた大人気作、 堂々の完結!!!! 【編集担当からのおすすめ情報】 出版業界の現在地を見つめ、 そして未来を探しながら取材を続けて、 11年に及ぶ連載となりました。 誰のために描くのか。 何のために漫画はあるのか。 この作品『重版出来!』としての答えを ぜひ一緒に感じてください!
最終章! 心が新たなプロジェクトに挑む! 『重版出来!』ついに堂々の最終章! 伯は壮絶な子供時代と決別。 ついに『ピーヴ遷移』のアニメが始動する。 これまで心と二人三脚で作ってきた漫画が 世界に広がる! 「ピーヴ」が世界の共通言語になる! そして漫画の未来を担う 新規プロジェクトが動き出し…!? 黒沢 心、感謝と歓喜と希望を胸に 最終章も駆け抜けます!! 【編集担当からのおすすめ情報】 現在の出版業界でリアルに起きている地殻変動を 心たちも体感し、 そして「無理」だと思われる状況と闘っていきます。 ぜひ最後まで見届けてください!!
漫画家は幸せになってはいけないのか…? 伯に訪れた初めての恋。 「幸せな人間は漫画が描けなくなる」という先輩の言葉に 複雑な思いを抱える伯だが、 そんな彼を待っていたのはとうに家族の縁を断ったはずの 実の母親からの電話…! 漫画家のプライベートに担当編集がどこまで関わるべきか、 心にとっても試練の時であり…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 18巻には、現在の漫画執筆において重要な作画道具となった 「デジタル原稿制作アプリ」の開発チームエピソードも。 漫画の裏方にはこんな方々もいるんだ!と胸が熱くなること必至です!!
「最悪」を想定しつつ、「最良」に挑め! 心が、新人作家・中田伯の『ピーヴ遷移』担当に返り咲く。 二人三脚での漫画作りが再始動、 『ピーヴ』のアニメ化企画も本格的に動き出す。 アニメに関わるスタッフ達は斬新なアニメ作りに燃えて、 オリジナルエピソードを作ることに。 しかし、これにより伯が「最悪」の事態を迎えるのだった…! 心やアニメに関わる皆は「最良」の状況ーー 伯が、自分たちが、信じる面白いものを求めて奮起する!! 【編集担当からのおすすめ情報】 17集には、スクリーントーンやGペンなど、 アナログの作画道具を描く回が登場します。 漫画制作を支え続けてきた「アシスタント」という存在も。 松田奈緒子氏がずっと描きたかったエピソードです!
新展開! 五百旗頭新編集長が誕生! 人事異動で新編集長になった相川の横領が発覚して、退社。 バイブス編集部がその騒動に巻き込まれる中、 新たな編集長に就任したのは心(こころ)の教育係である 五百旗頭だった。 編集部は心機一転。 心も、女性誌で今まで描いてきた女性作家にアプローチする。 しかし地方に移住することになった作家が「やはり描けない」と言い出し、 その道は平坦ではなく…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 第16集では「見たことのない美術書作り」も描かれます。 漫画作りとはまた違う職人達の世界を、ぜひご堪能ください!
新展開! 編集長交代で、心を波乱が襲う! 「バイブス」編集長の交代により、新編集長となったのは 少年誌で多々のヒット作を生み出し、雑誌を立て直した男。 しかし内実は、漫画家をコントロールして才能を食い潰す人間だった。 心はその新編集長・相川の指令で 相川が連れてきた超売れっ子少年誌作家を担当することになり、 新連載を立ち上げることに。 しかし相川に依存する漫画家と相川新編集長との間で、 心の仕事には試練しかなく…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 「売れる漫画しか価値がない」と言い切る新編集長のもと、 新たな船出をすることになったバイブス編集部。 新編集長が心たちに浴びせる叱責から、心は何を勝ち得るのか… ぜひ、心やバイブスの面々と気持ちを分かち合ってください!
書店の未来を作る! 世界の見え方は自分で変える、 未来は決まっていないのだからーー 『ピーヴ遷移』を連載する中田 伯が キャラクターに蝕まれて心を壊し、 無期休載の事態に陥る。 仕事に自信が持てなくなってしまった心だが、 尊敬する書店員・河が計画する 「新しい形態の書店」作りに尽力することで、 本を巡る世界の見え方が変わり…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 漫画家も、編集者も、書店も、未来を模索している。 14集は、いまを反映したエピソードが満載です。 そしてラスト、驚きの展開が待ち受けています!!
「今」に合わせた新しい売り方を構築する! 安井が立ち上げたWeb漫画誌で連載を始めた作家、東江。 かつて安井に商売道具にされて潰された作家だが、 社会人になった彼女は漫画の世界にあたらめて飛び込み 心と二人三脚で連載を立ち上げる。 その漫画のテイストが青年誌読者層とは違うため、 単行本を未知の読者に届けるべく 「新しい売り方」を心や販売・宣伝チームで考案することに…! 一方で、東江は副業禁止の会社をクビになる事態に直面し、 中田伯は悪役の核を求めてあがいていたが…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 今巻の中で「作家と編集者の、目の育て方」が描かれます。 「泣き方」「笑い方」をめぐり、そのキャラクターらしさの演出を 漫画家・高畑一寸が心に語ります。 このエピソードの各キャラクターたちの表情が本当に秀逸なので ぜひ楽しんでいただきたいです!
安井がWEB漫画誌の編集長に…! 過去のトラウマから、誰よりも利益に対してシビアな安井。 その安井が新たなフィールドをWebに求めた。 「売れるモノしか生まれない場を作る」 「自由でなければ、Web漫画誌の意味がありません」 この宣言の下での作品募集に対し、届いた原稿の1作は 以前、心ではなく安井を選んで潰されてしまった東江のものだった。 心は今度こそ東江とヒット作を作ろうと誓うが、安井がそれを許さず…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 東江絹と中田伯、ふたりの若手作家が 「キャラクターを創ること」を巡って悩み抜きます。 ゼロから人間を生み出すことに対する それぞれの作家の苦悩と喜び、一緒に味わってください!
電子書店、電子書籍のゲンジツとは…!? 「週刊バイブス」でのデビュー初連載が注目を浴びたものの 二作目の連載が不振で打ち切りになってしまった女性作家。 心は、そのダメージから立ち上がれない彼女の新担当となる。 紙の単行本ではなかなか話題にならなかった連載。 作品のファンである電子書店の営業担当が 自店のキャンペーンで推したことから新たな火が…! 電子書店、電子書籍のリアルは、漫画家に何を与えるのか…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 今巻では、『ツノひめさま』の高畑一寸のラブも描かれます! 編集担当的には、高畑先生のドキドキシーンが必見であります!
『タンポポ鉄道』実写映画化に大きな波乱! 「週刊バイブス」の人気連載『タンポポ鉄道』が実写映画化。 原作者の八丹もお墨付きの面白い脚本が完成し、主要キャストが続々決定。 しかし作品の肝である役を演じる大御所俳優の所属事務所が 脚本の改定、キャラクターの大幅変更を求めてきた! 誰のための映像化なのか、なんのための映像化なのか…。 映画会社のプロデューサー、監督、脚本家、 興都館の映像メディア部・小野田。 作品を巡る彼らの闘いの末に出来上がった映画は…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 『タンポポ鉄道』は、連載誌の休刊を乗り越えて 書店員や営業担当の尽力もあってヒット作になった作品。 皆の熱を背負い、漫画家がコツコツと描き続けた本作が ついに映画になったーー 関係者全員の作品と向き合う真剣さに胸熱です! 他、「書体」を作る職人のエピソードも必読!
TVドラマ化の話題作、小学館漫画賞受賞! TBS系列にて2016年に放映されたTV連続ドラマもご好評をいただいた話題作、第62回小学館漫画賞・一般向け部門を受賞!! 今巻では、最新の3D印刷を駆使する職人、誰もが一度は作ったであろう「紙の付録」の設計士など、新しい職人も登場します。 心は名職人たちとの仕事で何を学ぶのか…? 【編集担当からのおすすめ情報】 誰かを幸福にする仕事ってなんだろう? 家族のあたたかい時間を作る仕事ってなんだろう? 最新刊第9集ではそんなことを考えさせられました。
孤独だった伯の運命が動き始める…!? 2016年4月クールにTBSでTVドラマ化され、黒木 華、オダギリジョー、坂口健太郎ら豪華出演陣が集結。ドラマ満足度ランキングで1位を獲得した“お仕事”骨太群像劇、原作マンガの最新刊! 黒沢心、出版社・興都館への入社から1年。実家からの独り立ちを考える彼女だが、担当作家である新人漫画家・中田伯の身辺にも変化の時が訪れていた。幼少期からの両親との確執を抱えながら、彼の初連載作『ピーヴ遷移』第1巻がついに世に出る! 世界は彼に微笑むのか…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 新人漫画家・中田伯。彼の漫画家人生初の単行本発売に向け、心やバイブス編集部の面々、販売担当の小泉たちが奮闘。裏方である各人が、伯の未来を信じ、仕事で応援する。彼らのその姿に胸が熱くなること必至です!!
TVドラマ4月スタート!骨太群像劇第7弾 祝!テレビドラマ化!(TBSにて4月スタートの火曜ドラマ) 黒木 華、オダギリジョー、坂口健太郎ら、豪華出演陣が集結する“お仕事”骨太群像劇の最新刊! さて、この第7集では、バイク便のお仕事、漫画賞コンプレックス、人気作家復活を支えた名物編集者...今集も出版業界にまつわるトピックがてんこ盛り! そして、才能を開花させつつある新人漫画家、中田伯の身の回りにも変化が...!? ビッグコミックオリジナル阪神タイガース創設80周年記念増刊号に掲載された、「ビジター編 トラトラトラの巻!」も収録!! 【編集担当からのおすすめ情報】 みなさん、ご存知かもしれませんが、TV連続ドラマが4月よりTBS系・毎週火曜よる10時でスタートします! 気になるキャストは、主人公の黒沢 心役に、連続ドラマ初主演となる黒木 華。「週刊バイブス」編集部の頼れる先輩、五百旗頭敬をオダギリジョーが演じる他、コミック営業担当の小泉 純に"塩顔男子"で注目された坂口健太郎、「週刊バイブス」の和田編集長に松重 豊他、安田 顕、荒川良々など、豪華キャストが集結しております!! もう楽しみで楽しみで待ち遠しいです! 漫画のほうも、ここにきていよいよ深くなってきました!心と伯…担当と作家の二人三脚は、最高の結果を得られるのか…前途は多難、でも…ぜひぜひご一読ください! 元気と癒やしをどうぞ!! 第三十七刷 カップ麺の数だけいいシーンは生まれる! 第三十八刷 イージーじゃないライダー! 第三十九刷 賞ほどステキなものはない! 第四十刷 HER! 第四十一刷 花に嵐! ビジター編 トラトラトラの巻!
気づかれない事が求められる仕事があります 『重版出来!』第6集で描くのは… 四代続く地方書店の店主と町の人々との繋がり、 黒沢心が担当する新人作家・中田伯と共に 初連載を勝ち取るまでの奮闘。 そして、書籍を陰で支える校閲者。 誰にも気づかれない心配りが求められる彼らの仕事ぶり、 職人たちの心意気をぜひご覧あれ! 【編集担当からのおすすめ情報】 プロフェッショナルな方々のお仕事を取材するたびに興奮しますが、 校閲者の方々の「日本語に対する向き合い方」には 大いなる矜持を感じて震えました。 「日本語を守る」ということは、どういうことなのか? 読者の皆様にとって大切なもの、 それをきっと思い出させてくれるのではと思います。
読むビタミン!仕事を描く骨太チーム戦記! “美”を懸命に作る人達。 グラビア、画集の印刷を巡る職人の世界!! 日本が誇る超大物漫画家の画集制作。 巨匠漫画家×巨匠デザイナーのこだわり。 そこで大活躍するのは印刷会社の製版担当と出版社の制作局! 裏方ならではの醍醐味、ここにあり!! 【編集担当からのおすすめ情報】 本を作るうえで欠かせない、紙と印刷。 その分野のプロフェッショナル達は何をポリシーとしているのか。 どの仕事にも通じる価値観、職人の心…ぜひお読みください。
仕事は、悪人を作るのだろうか? 日本経済新聞の「仕事マンガ」 第1位 「このマンガがすごい! 2014オトコ編」 第4位 「このマンガを読め!2014」 第2位 「マンガ大賞2014」第6位 …等々、 皆様から熱い支持をいただいている本作!! 新人作家の想像を絶する苦悩、 その才能に対して担当編集者が差し伸べる手。 仕事の苦悩は仕事でしか解消されない。 それぞれが相対する「漫画という仕事」とは…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 なぜ漫画を描くのか。 なぜ漫画しかないのか。 新人作家という「まだ何物ではない彼ら」の姿、 今巻で松田奈緒子先生は余すところなく描き切りました!