作者 : 栗原正尚
正義感の強い青年、神来社 颯(ルビ:からいと そう)は、普段はごく普通の大学生。 裕福な家庭で育ち、このまま順風満帆な人生を歩むはずだった。 しかし、突如謎の集団が家族を襲撃。目の前で父親が射殺され、 さらには自らも胸を撃たれ瀕死の重傷を負う。 奇跡的に一命を取り留めた神来社の目の前に現れたのは、床加野(ルビ:どこかの)警察署警視にして裏の顔を持つ 監視者(ルビ:ウォッチメン)・城建 琴美(しろたて ことみ)。 彼女は神来社に“神スマホ”を渡し、犯罪者を狩るクリミナルハンターに任命する。 最初の標的はカボチャ仮面という賞金首だったが、相手も神スマホの所有者だった。 予測不能な攻撃に神来社は早くも追い詰められる。 絶望の淵で、彼はどんな一手を放つのかーー。
我が子をエサに善良な通行人を罠にはめ高額な慰謝料を要求する児童放置家族。逮捕された息子の責任を被害者に押し付け、仕返しを目論むクレイジーマザー。道を踏み外した親達が最後に行き着くのは──!?
「沈黙は金なりですよ奴らへの対抗策もみつかりましたしね」 夏休みが終わりに差し掛かった頃、紙宮は幕之外から特命を受けていた。それは4月から不登校を続ける少年が両親と共に問題行為を行って金儲けしているのをやめさせ、学校に登校させるという内容だった。話を聞いた中徳寺は、その親子から金を奪おうと次の標的に選ぶのだが──!?
正義を掲げ万引き犯を捕まえたりタバコのポイ捨てを注意する現場を動画にして公開する世直し系の配信者が混み合う電車で痴漢の被害にあっていた女子高生を救い出す。そして捕らえた男を連行するが駅のホームで逃げられてしまった。しかし線路に下りた犯人は電車に轢かれ!?
悪知恵だけは人より働き際限無く八つ当たりを繰り返す迷惑女。 甘い嘘で誘い出し、果ては暴力や脅迫を用いるボッタクリ店舗。 その被害者を苦悩から救い出すのは…。元祖復讐代行漫画「怨み屋本舗」シリーズ初の外伝が開始!!
正義感の強い青年、神来社 颯(からいと そう)は、普段はごく普通の大学生。 しかしその裏では“クリミナルハンター”として、神にも悪魔にもなれる謎のアプリを搭載したスマホを操り、凶悪な犯罪者たちを次々と狩っていく。 果たして彼は何者なのか──? すべてを暴き、裁くための狩りが今、始まる。
「あなたにはお子さんを幸せにする義務がある」 ママ友の間に広がったDVパパの噂。その話題の中心になっている保護者の生木福造は、失業中で職を探していた。彼が息子の寿杏と河原でサッカーをする姿はDVの加害者に全く見えないが、子供の頬や腕には痣があり…!?
「虎穴に入らずんば虎子を得ず これが真実かどうか確かめて下さい」 紙宮を伴わず、良竹は幕之外と会食する事に。二人きりの個室で和やかに食事が始まるが会話は次第に良竹を問い詰める内容となり、幕之外は時折険しい表情を覗かせる。落ち着いた態度で良竹は対応するが、幕之外は再び優しい笑顔を浮かべつつ彼女を懐柔しようと語りかけ──!?